更新日:2025-12-21 11:45
投稿日:2025-12-21 11:45
もうひとつの「ガッカリ」ドラマ
それは、WEST.の小瀧さんが出演する「小さい頃は、神様がいて」です。物語の冒頭、仲間由紀恵さん(46)演じる主婦・小倉あんは、夫の渉に離婚を突きつけました。この最初のヒキを作るために、あんの人格や家族関係などその他の設定すべてに矛盾が生じてしまっているように感じました。
2人の子供が幼い頃、育児で限界を迎えたあんは、第二子・ゆずが20歳になったら離婚することを渉に約束させました。ゆずの20歳の誕生日を迎え、あんはそれを実行します。
しかし、それにしてはあまりに家族が良い人すぎるし、そこに愛がありすぎるのです。渉は家事・育児に協力的ではなかったものの、社畜として懸命に家族を支えていたし、あんを愛していました。
小瀧さん演じる長男・順もキラキライケメンで、独立して消防士になっています。あまりにクリクリのお目目から、天使のようなイイ奴発言連発で、好感度しかありません。ゆずも、自分の誕生日と共に母親が出ていくという辛い目にあっていますが、健気にあんを応援しています。
こんな良い家族を、自己アイデンティティのために捨てて出ていくあんがよく分かりません。約束を糧に我慢してきたのは分かりますが、良き妻・良き母として振る舞ってきたあんの人柄を考えると、自我を通し過ぎている気がします。
特に小瀧さん演じる順が際立って素敵すぎて、あんが残酷にすら見えてしまう。“小瀧望の無駄使い”と感じられる要因となりました。
エンタメ 新着一覧
昭和17年3月。直言(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。戦時下で食べ物が貴重になる中...
結婚した寅子(伊藤沙莉)は弁護の依頼も来るようになり順調な日々を送る。
ある日、手伝いとして働くよね(土居志央...
圧倒的な強さと精神力、鍛え抜かれた筋肉美、昭和の名横綱“ウルフ”千代の富士、整った顔立ちと沸き立つ色気がたまらない“各...
寅子(伊藤沙莉)は、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせて欲しいと直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)...
晴れて弁護士になったが、女性であることを理由になかなか依頼をしてもらえない寅子(伊藤沙莉)。「女の幸せより大事なものか...
2018年にコンビとして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンとなり、2019年にピン芸人として『R-1ぐ...
寅子(伊藤沙莉)の1年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてきたの...
先月までNHK-BSで放送していた「舟を編む~私、辞書つくります~」はなかなか素敵なドラマでした。
三浦しをん...
昨年6月、人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられ、無期限の謹慎処分を受けていた広末涼子。その後、夫だったキャン...
とうとう合格した寅子(伊藤沙莉)、先輩の久保田(小林涼子)、中山(安藤輪子)。そして寅子と合格者が3人も出たことで、廃...
俳優の生田斗真(39)が大炎上している。生田はインスタグラムのストーリーズで、ファンから質問に回答する企画で「今日で妊...
涼子(桜井ユキ)と香淑(ハ・ヨンス)の思いを背負って、寅子(伊藤沙莉)たちは再び高等試験に挑むが、今度は梅子(平岩紙)...
NHK連続テレビ小説『虎に翼』が好評だ。主人公は日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした猪爪寅子。彼女が投げかける疑...
昭和13年春、明律大学を卒業した寅子(伊藤沙莉)たち。寅子は雲野(塚地武雅)の法律事務所で働きながら高等試験合格を再び...
ゴールデンウィークといっても、どこかにお出掛けの予定になんの予定もなく、ただ漫然とテレビを見ていたら、神様から思わぬご...
昭和11年12月。1年半に及んだ直言(岡部たかし)の「共亜事件」がいよいよ結審の日を迎えた。
寅子(伊藤沙莉)...
















