更新日:2026-01-06 11:45
投稿日:2026-01-06 11:45
子どもの頃、年末年始はワクワクする特別なイベントだった。でも大人になった今は、疲弊してしまった人も多いのではないでしょうか。アラフォー女性の気持ちの変化とは?
年末年始の魔法はどこへ?
友人の由紀(39)は、12月に入ると決まって少し憂うつそうな顔をする。
「年末年始ってさ、昔はあんなに楽しみだったのにね。今はもう、“無事に乗り切る期間”でしかない」
子どもの頃の年末年始は、ただの楽しいイベントだった。学校は休み。宿題はあるけれど、それすら特別感があった。お正月には親戚が集まり、お年玉をもらい、テレビは特番だらけ。
夜更かしも許されて、「一年の終わりと始まり」には、なぜか魔法がかかっている気がしていた。
由紀も例外ではなかったという。
紅白を見ながら家族でみかんを食べ、元旦は少し早く起きて初詣。大人たちがバタバタしている横で、子どもはただそこにいるだけでよかった。
休みなのに休まらない!
でも、大人になると、その立場はあっさり逆転する。年末が近づくにつれ、頭に浮かぶのはワクワクではなく現実だ。
帰省の予定、交通機関の混雑、親戚への手土産。 久しぶりに会う人たちとの、気まずくもある時間。
「結婚はまだ?」「仕事は順調?」「子どもは考えてないの?」
悪気がないのは分かっている。ただ、それを何年も繰り返されると、年末年始は“休み”ではなく“試練”になる。
由紀は言う。
「休みのはずなのに、全然気が休まらないんだよね」
実家に帰れば、親は親で心配してくる。親戚は近況報告という名の品評会を始める。笑顔で受け流しながらも、心の中では小さく疲弊していく。
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