紅白が3年ぶりに視聴率35%を突破
2025年の大晦日に放送された「第76回NHK紅白歌合戦」は、第1部が平均世帯視聴率30.8%、第2部が35.2%を記録し、2022年以来、3年ぶりにそれぞれ及第点と言われる30%、35%を突破しました(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
今回はその要因と思われる3つの要素を振り返ってみたいと思います。
1つ目の要因は、テレビ視聴習慣があり、世帯視聴率の鍵を握っている中高年層にウケるベテラン大物歌手の存在です。松田聖子さん(63)、TUBE(平均年齢59.5)、矢沢永吉さん(76)、玉置浩二さん(67)、松任谷由実さん(71)など、普段はなかなかお目にかかれない大御所が次々と登場しました。
2つ目の要因として、民放各局の裏番組の弱さも挙げられます。長年に渡り裏番組の中で最強だったダウンタウンの「笑ってはいけないシリーズ」(日本テレビ系)や、注目度の高い格闘技などは既に姿を消しました。
2025年の大晦日は、裏番組でザワついたり、体育祭をしたり、ダンスバトルが繰り広げられたりしていましたが、紅白の合間のザッピングだとしても少しヒキが弱く、視聴の継続には繋がらなかったようです。
大物出演の裏にある旧ジャニ復活の影響
3つ目の要因に、旧ジャニーズ事務所の流れを汲むSTARTO ENTERTAINMENT(以下、SE社)が3年ぶりに紅白の舞台に帰ってきたことが考えられます。「3年ぶりに1部30%、2部35%を突破」ということは、2025年の紅白が2022年の水準に戻ったことを意味します。
2022年までコンスタントに紅白に出演してきたSE社所属アーティストは、創業者問題で2023年、2024年には不在となりました。2023年には、1部、2部ともに過去最低視聴率となっていましたが、2025年にようやくKing & Prince、SixTONESの2組が戻ってきました。彼らの復帰と共に、その数値が取り戻されているようにも見えます。
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