更新日:2026-01-16 08:00
投稿日:2026-01-16 08:00
「お見舞い」といえば「花」
同行したAさんたちにはなんの罪もありません。ですが、その場に一緒にいた者としてはなんとも複雑なお話でございます。
まだ二十歳そこそこの、これからという青年が今どんな思いで病院にいるのか…。
事故後、初めてお見舞いに行くAさんたちは知恵を絞りました。
「お見舞い」といえば「花」。
ならば全身花で飾って「花束」になったAさんを見たら、ベットの上で動けなくなった友人は、そのあまりに馬鹿馬鹿しい姿を見て笑ってくれるんじゃないか? そうしたら一瞬でもつらい現実を忘れられるんじゃないか?
「その一瞬のために協力してくれるお花屋さんを探しているんです」
受話器の向こうでAさんはそう語りました。
こんな話を聞いて、断る花屋がどこにいる! とワタクシは鼻息荒くお受けする、といった展開になったのでございます。
全身花束男の誕生
「これから30分後に到着します」というあまりに急なご注文(せめて昨日のうちに電話くれや)、かつ、激しく面倒くさい注文をしておきながらAさんったら、お金も大して持ってないとのことで…。
考える余裕もなきゃ、予算もない!
ツッコミどころ満載ですが、まずはラッピングペーパーで作ったペーパーフラワーをAさんの頭のてっぺんに装着。
体に小さな花束をいくつか紐でくくりつけ、最後にラッピングペーパーで身体をグルグル巻きにしてからお腹をリボンで結べば、なんということでしょう! 全身花束男の誕生です。
腕ごとペーパーとリボンで拘束されたAさん。困り顔でワタクシに、問うてきます。
「お花屋さん、俺どうやって車に乗ったらいい?」
どうか、病院の友人が一瞬でも良いからどうか笑ってくれますようにと、祈りつつ「シート倒してそのまま寝て行け!」と、送り出しました。
ライフスタイル 新着一覧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
独身女性からしたら、既婚女性に「幸せそうでいいな」と羨ましさがあるかもしれません。ですが「家に帰りたくない」と涙を流し...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
男児であろうと女児であろうと子育ては大変ですよね。性差よりも個人差…とは言うものの、我が子と異なる性別の子どもの話を聞...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年5月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
父の日になにを贈ろうか悩んでいる人もいるでしょう。そんな方のために、今回は父目線の経験談をご紹介! 父の日の贈り物で1...
行けば毎回、楽しく明るく、時には厳しく接客をしてくれるホステスのお姉さんたち。でもそのお姉さんたちも永遠に居てはくれま...
踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「仕事で取り返しのできないミスをしてしまった…」「職場でやらかしちゃって、もう出社したくない」と落ち込んでいる人はいませ...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
とうとう最終回、この10カ月、ポンコツ商店会話を長らく読んでいただきありがとうこざいました。
この商店会もポン...
アラフィフ独女ライターとして日々を過ごす中で、「50代からの恋愛」って、いったいどういうものなんだろうと考えることがあ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年4月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
妊娠を望んでいてもなかなかできなかったり、タイミング的に妊娠を望んでいなかったり。あるいは、初めての妊娠で不安でいっぱ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
















