格差による深刻な問題が発生!
続いては、社内のデジタルスキルに格差が生まれることで、どのような問題に発展しているのでしょうか。
1. スキルが高いと負担が増える
「同じポジションであっても、機械周りで得意なことが多いと『◯◯さんに任せよう』と仕事を多く押し付けられがちです。
その分評価されればまだいいですが、ただ雑用が増えるだけで本来の業務に支障が出ることも。機械が苦手な人たちからいいように使われている気がするのも嫌です」(32歳・販売)
デジタルスキルが高いことは、本来は長所のはず。ですがそれが負担となり、本人にとって足を引っ張る結果に繋がるケースもあるようです。
2. スキル不足を埋めるチャンスがない
「業務に一定のデジタルスキルが求められますが、そのスキルを身につけるための補填が会社サイドから十分にされていません。
アナログ時代から脱却しなくてはいけないのは重々承知ですが、それを個人に委ねるのはサービス残業の強要と同じではないでしょうか」(55歳・獣医)
多忙な業務の間を縫って、新たな知識やスキルを身に着けるのは簡単ではありません。すべての職場で、スキル取得のための様々なフォローができるわけでもなく…。
3. 「スキャン担当」がいる会社も
「アニメ制作をしているのですが、デジタル派と紙派の過渡期なので、橋渡し役は苦労が多いんです。
チェック担当がデジタル派でも、絵を描く担当の人は紙派だったりすると、紙をいちいちスキャンしてデジタルデータにして送り、チェックバックが来たらまた紙に印刷して渡して…という手間が、多忙なタイミングはかなり負担です。スキャン担当をわざわざ置く会社もありますよ」(27歳・制作)
フリーランスが多い現場では、統一のデジタルツールの導入も難航。中間スタッフにしわ寄せがきて、コストが嵩む問題も起きています。
適材適所な人事も大事!
同じ職場内であっても、世代や個人のポテンシャルから、デジタルスキルの格差は生まれやすいもの。
その格差をなるべくスムーズに埋めること、あるいは格差に合わせた人事をおこなうことが、あらゆる職場において今後の課題なのかもしれません。
(ライターKK)
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