2026年は“ポスト川島明”な36歳芸人がくるか? 宮迫、フワちゃんら“激ヤバ”共演者をさばく手腕

小政りょう ライター
更新日:2026-01-18 08:00
投稿日:2026-01-18 08:00

「気が付いたらそこにいる」溶け込み力

 森本さんが所属するトンツカタンは2012年結成のお笑いトリオ。プロダクション人力舎に所属し、NEXT東京03と事務所からも期待をかけられている実力派コント師です。

 森本さん単独での活動も活発で、単独のレギュラー番組は5本以上、25年5月には著書『ツッコミのお作法 ちょっとだけ話しやすくなる50のやり方』(KADOKAWA)を発売、自身のYouTubeチャンネル『タイマン森本』も好評です。

 2021年には単独でドラマ『生きるとか死ぬとか父親とか』(テレビ東京系)で、2022年には『だが、情熱はある』(日本テレビ系)に役者としてレギュラー出演を果たしています。

 多岐にわたった器用な活躍で、大ハネはないながらも確実に爪痕を残し、「気が付いたらそこにいる」森本さん。

『ラヴィット』(TBS系)でも、出演日に「ゲストメンツが弱い」と出演者に言われながらも昨今複数回出演しているのは、番組制作者側から見て、思わず使いたくなるタレント力のあらわれなのではないかと思います。

激ヤバ芸人と絡む一方、ICU卒業の知的さ

 森本さんが持つ他の若手芸人にない魅力として挙げられるのは、その品の良さ。幼稚園からインターナショナルスクールに通い、東京基督教大学卒業という育ちの良さとインテリを兼ね備えた経歴は、本人が意識せずとも、存在自体が上品さを醸し出しています。

 世間に満遍なく受け入れられるためには、品の良さは大きなポイント。毎日見ていても不快感をおぼえない存在感は大事です。

 いとうあさこさんやDAIGOさんなどの印象からわかるように、育ちのいい人は奔放に見えても、心の余裕や丁寧さがにじみ出て、結局は世間の好感度をさらうのです。森本さんは自然とその類の落ち着いた雰囲気が身についています。

 にもかかわらず、「高校時代は新垣結衣さんと付き合っていたテイの妄想日記を書いていた」ことや、“しまいにゃポコチン”というラジオネームのハガキ職人だった、などの密かなクレイジーさを併せ持つ人間性も魅力です。

 つまり、引き出しが多い。ワードチョイスやツッコミの瞬発力があるのはもちろん、一見普通に見えながらも、さらに内面を深堀したくなるミステリアスさがあります。

 そんな丁寧さ、引き出しの多さからくるものなのか、懐も深く、宮迫さんをはじめアレン様、岸谷蘭丸さん、ホリケンさんとも相性がよく、気に入られているようです。猛獣使いの面があると言えばいいのでしょうか。あのフワちゃんともプライベートで旅行をする仲なのは有名な話です。

「朝の顔」にも期待!

 業界評価、芸人評価も高いのはもちろんのこと、グラデーションカラーの衣装が表す通り、ガヤやひな壇でも様々な番組に自然と溶け込み、MCになればクセの強い人物も操ることができるオールマイティーな実力を持つ森本晋太郎さん。

 まさに、次代の川島明的な立ち位置が期待されます。2026年は彼の年になるのではないか、朝の顔も夢ではありません。今から期待して損はないでしょう。

小政りょう
記事一覧
ライター
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


万太郎7年ぶりの植物学教室返り咲き、挨拶も小道具も“ドイツ一色”に
 明治26年。徳永教授(田中哲司)に正式な助手として迎えられた万太郎(神木隆之介)は、7年ぶりに植物学教室に戻ってきた。...
桧山珠美 2023-08-28 11:40 エンタメ
「ハヤブサ消防団」中村倫也と岡部たかしは“出世魚俳優”で大物感マシマシ
「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)にハマっています。「VIVANT」(TBS系)ほどの派手さはありませんが、そこはそれ、...
タッキー痕跡をジャニーズが排除も…平野紫耀らTOBE勢力が拡大の一途
 ジャニーズ事務所が、元ジャニーズ事務所副社長兼ジャニーズアイランド社長・滝沢秀明氏(41)の“残り香”を排斥する動きを...
こじらぶ 2023-08-26 06:00 エンタメ
加護ちゃんは“あらぬ写真”で窮地に…元モー娘。黄金期メンバーの凸凹人生
 元「モーニング娘。」の加護亜依(35)が21日、「SmartFLASH」に掲載された“韓国カジノ旅行”報道で窮地に立た...
一攫千金のチャンス! 万ちゃん・寿恵ちゃんの“ほのぼの焼き餅”プレー
 お金の相談をするため、叔母のみえ(宮澤エマ)の料亭「巳佐登」に行った寿恵子(浜辺美波)。給金の前渡しということで、その...
桧山珠美 2023-08-24 15:30 エンタメ
長谷川さんキス魔?「バチェラー」5 Ep8まで復習 2023.8.23(水)
 成功を収めた1人の独身男性=バチェラーとの“真実の愛”を得るため、様々な女性たちが競い合う婚活サバイバルシリーズ、「バ...
「田邊教授溺死」とあだ名「ユーシー」の謎、虚実皮膜の脚本が光る
 大学を離れた田邊(要潤)は穏やかな日々を過ごし、聡子(中田青渚)と子供たちを連れて海へ。万太郎(神木隆之介)の元に、大...
桧山珠美 2023-08-21 15:35 エンタメ
「VIVANT」櫻井海音は堺雅人に似てる? 父・ミスチル桜井のDNAは継承
 今、オジサンたちが夢中になっているドラマ。それが日曜劇場「VIVANT」です。あくまでもボルドー太田調べではありますが...
万太郎敗れ、チーム東大に軍配も…田邊は大学追放の“鉄拳制裁”を受ける
 田邊(要潤)は、今後は欧米の学者に頼らず、日本人自らが学名を与え発表すると、西洋の植物学者たちに宣言。植物採集で出会っ...
桧山珠美 2023-08-18 14:00 エンタメ
バチェラー長谷川さんとさかい珈琲がコラボ 2023.8.17(木)
 成功を収めた1人の独身男性=バチェラーとの“真実の愛”を得るため、様々な女性たちが競い合う婚活サバイバルシリーズ「バチ...
長谷川さん激変!「バチェラー」5 Ep6まで振り返り 2023.8.16(水)
 成功を収めた1人の独身男性=バチェラーとの“真実の愛”を得るため、様々な女性たちが競い合う婚活サバイバルシリーズ。真実...
「倉木さん、大好きじゃ」万太郎の別れの挨拶、チョイスが絶妙!
 万太郎(神木隆之介)のもとに、土佐の小学校教師たちから植物についてたずねる手紙と標本が届くようになる。  それか...
桧山珠美 2023-08-14 15:55 エンタメ
西畑大吾のガッカリ熱愛報道…24時間テレビで相手の御尊顔を拝する?
 なんといいますか、いろいろ残念でした。“女装男子”、じゃなかった、なにわ男子・西畑大吾(26)のことです。  見...
『ミッション:インポッシブル』観るなら4DX 2023.8.12(土)
 7/21に公開された『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(以下、『ミッション:インポッシ...
植物研究費に糸目をつけない万太郎、同じ草でも寿恵子の場合は質草まみれ
 高知の山奥で出会った虎徹(寺田心)少年に「こんまいお遍路さんがおるがです」と案内されて、珍しい植物を発見した万太郎(神...
桧山珠美 2023-08-11 15:00 エンタメ
「万太郎と竹雄のイチャイチャ」は過酷な試練を見守った視聴者へのご褒美
 万太郎(神木隆之介)のもとへ、竹雄(志尊淳)、綾(佐久間由衣)がやってきて、峰屋ののれんを下ろしたことを詫びた。そして...
桧山珠美 2023-08-09 15:00 エンタメ