「ばけばけ」庄田は濱正吾で良かった。光のような明るさでサワを救うか?

桧山珠美 TVコラムニスト
更新日:2026-01-27 20:00
投稿日:2026-01-27 20:00

錦織の秘密に耳を疑った

 県知事の江藤(佐野史郎)に呼び出された錦織。庄田が錦織の後任の英語教師を断ったてきた、と伝えられました。「知っちょるんだろ、彼は」と江藤。

 一瞬、錦織がうろたえたように見えたのは、そこには江藤の秘書・古田(松木賢三)が同席していたからでしょう。その様子から、正田が「知っちょる」ことは、江藤と錦織以外、誰も知らない秘密、というふうにも見えました。

「はい。庄田は知っております。私が、帝大を出ていないことはもちろん、教員免許を持っていないことも」という錦織の言葉に、一瞬、耳を疑いました。大磐石・錦織にそんな“秘密”があったのか、と。

 それで、以前、江藤に自分の後釜に庄田を、と言われた時、錦織の返答に“間”があったことや、「庄田さん、上にいらっしゃいますよ」と山橋に言われても、挨拶をするのをためらったのはそういうわけだったのか、と腑に落ちました。

 しつこいようですが、錦織の“秘密”を知る男、庄田。清水尋也が演じていたら、錦織は一生、脅されてしまうのでは…。などとドキドキするところですが、濱ならそんなこともないでしょう。なぜ、松江中学の英語教員を断ったのかは気になるところですが。

 おトキに対する複雑な思いを庄田には打ち明けることが出来たおサワ。そんな彼女を、「わかる」と。なぜなら、自分もそんな親友がいる、と。

今週はヒロインの座を奪われたおトキ

 庄田と錦織、おサワとおトキ。親友への複雑な思いを抱えているもの同士が心惹かれ合うのもわかるような…。ふたりの“恋”!? の行方と、親友とのわだかまりが氷解するのか、気になるところです。

 今週は、おサワにヒロインの座を奪われた感のおトキですが、ビア4本を抱えてのスキップはキュートでした。

桧山珠美
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TVコラムニスト
大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」、日刊ゲンダイ「あれもこれも言わせて」などで連載中。

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