柴咲コウさん、川口春奈さん、鈴木保奈美さんの豪華対談が実現! お三方は、現在ABEMA、Netflixにて配信中のサスペンスドラマ『スキャンダルイブ』で共演しています。
芸能事務所と週刊誌による、スキャンダルを巡る攻防戦に始まり、芸能界の深い闇に切り込んでいく本作からは、情報に振り回されている今の時代そのものが見えてきます。いわゆる“地上波では放送不可能”な話題作に挑んだみなさんに、お話を聞きました。
危険もはらんだ作品へのオファー
――相当に切り込んだ作品で、全6話、最後まで目が離せません。本作のオファーを受けたとき、最初に対峙されたときの率直な印象は。
柴咲:この作品はフィクションですが、自分自身が身を置いている業界で噂話に留まらない告発や出来事も聞いたことがあります。でもそうした出来事にも、それぞれに真実や主張があるはずだと。
私自身、受け取る側のひとりとしても考えさせられましたし、戒めや教訓としても興味を持ちました。ネガティブな部分をただ描いて終わりではなく、そうした教訓めいたところを提示できるというのは、出演させていただく意味がある作品だと思いました。
川口:これほど芸能界のスキャンダルやゴシップといった裏側を、エンタメとして描いている作品を、私は見た記憶がありませんでした。その設定やストーリーに「面白いな、攻めてるな」と興味が湧きましたし、自分自身が見てみたい物語だと感じました。
鈴木:私は最初に台本を読ませていただいたとき、切り取られ方によっては危険な側面がある作品になるのではないかと思いました。人の興味を刺激する内容なので、もしその一部分だけを取り上げられたら…と。
作品が描きたかった本質は、芸能界の闇というものだけではなく、真実は当人たちにしかわからないということです。情報として表面に出て来ているものには色々な力が加わっているかもしれない。
私たちは操作された、作られた情報を見て判断している可能性がある、ということを忘れてはいけないという点です。ですので、その部分を描き出そうとしている作品ということであれば、ぜひ参加したいと思いました。
「見出し」ばかりが踊る時代
――スキャンダル露呈を止めようとする芸能事務所の社長・井岡(柴咲)、週刊誌の記者・奏(川口)、独立前の井岡が働いていた大手芸能事務所の社長・蓉子(鈴木)を演じていますが、普段は表に立ち人の視線を浴びる側です。
本作は、世間や一般の人々の目についても考えさせる作品ですが、世間の声や目をどう感じていますか?
柴咲:「よく見ているな」「見透かされているな」と思えるコメントに出会うこともあり、客観的に見てもらうことは大切だと感じています。そういう意味で、自分に対する世間からの情報を一切遮断するというのは、もったいないかなと思います。
一方で、見出しばかりが躍る時代になってきていて、「1行目と3行目をつなぎ合わせた結果、まったく違う意味になっている!」といったように拡大解釈されてしまうことも起きているなとは思います。
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