更新日:2019-11-09 06:00
投稿日:2019-11-09 06:00
園芸家たちの努力と執念のような花
ブバルディアはブバリアとも呼び、もともとは中南米にあった30種類ほどの野生の原種を、中世ヨーロッパで多くの園芸家たちの手によってたくさんの品種改良の末にできたお花でございます。
「宇宙からやってきた花」と聞いて「カプセルトイの丸いケースに入って宇宙から隕石みたいにとんできた……」或いは「UFOから餅まきみたいに種を蒔いた…」と思ったあなた。ワタクシと思考回路が同じでございます。
宇宙からやってきた、といういわれは、つまりは「これだ」というハッキリした原種はなくて、人工的に作り上げた園芸家たちの執念のようなお花である、ということのようでございます。
花言葉は数々あれど「親交」や「交流」「夢」「不屈の精神」など、どれもこれも超ポジティブ。さまざまな原種との交わり、園芸家たちのたび重なる努力の結晶であることが花言葉の由来なのでございます。
今でもますます進化し続けるブバルディアは、かつてお花の先生が教えてくださった頃とはまるで別物。花の大きさや形、お色も複雑になって参りましたが、ワタクシはこの宇宙からやってきたといわれるブバルディアのなんともいえない可愛らしく清楚な感じが大好き。
八重も一重もございますが、特に一重のまるで十字架のような形がたまらなく好き。昔と比べてもグッと日持ちするようになり、このブバルディアが入荷すると、あまりの可愛らしさですぐに売り切れてしまいます。どんな花束にもアレンジにも、冠婚葬祭問わずオールラウンダーであるところも、花言葉同様、他者と他者を結びつける役割を立派に果たしてくれる健気なお花なのでございます。
ライフスタイル 新着一覧
普段あまり会うことのない親戚や遠い親戚から、図々しいLINEが届いて困惑した経験がある方もいるでしょう。今回はそんなL...
「前よりは大人になったつもり」「昔と比べて変われたはず」そう思っていたのに、ある瞬間「あれ、私、全然変わってない…?」と...
あなたは、毎日頑張ってる自分にご褒美を与えるとしたらなにをしますか? 今回は、アラフォー女性をターゲットに、自分へのご...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われて...
神奈川の片田舎にございます、猫店長「さぶ」率いる我がお花屋。この季節になると店のぐるりはアノ「黄色いテロリスト」に包囲...
子どもの健やかな成長を祝う「七五三」。日本ではとてもメジャーな行事ですが、実は準備から当日まで、各家庭には様々な苦労が...
幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
どんな職場にも気の合わない人はいますよね。たいていはスルーしたり、距離をおいたりすればいいと思うのですが、相手が上司だ...
コンビニやスーパーを中心に、急速な勢いで普及しているセルフレジ。様々なメリットがある一方で、セルフレジについてもやもや...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
あなたは、なんの偽りもなく生きていますか? 自分をよく見せたくて、あるいは相手に話を合わせたくて嘘をついてしまうことは...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
ママ友がいないことをネガティブに捉える人もいますが、いたらいたで違う悩みや厄介事が増えるかもしれません。今回は、図々し...
都内から鈍行電車で2時間ほどの港町の故郷に朱里はUターンし、古民家を改装したギャラリーカフェをオープンする。しかし、知...
















