ストレスフリー!手抜き料理がカップル円満の秘訣になる理由

七海 ライター
更新日:2020-01-29 06:00
投稿日:2020-01-29 06:00
「わたし、お料理が得意なんです!」なんてアピールが結婚に有利だった時代はとうに過ぎ去り、むしろ重い、なんて避けられるようになった現代。
 とはいえ、料理が上手いか下手かにかかわらず、同棲や結婚ともなると「日々のごはんどうする?問題」は避けては通れないですよね。
 一緒に暮らすことになったら料理ももう少し頑張らないと……と気合いを入れる人もいるかと思いますが、実はそうしない方がいいこともあるんです。

毎日の料理が喧嘩の理由になってない?

「きょう飲み会なんて知らなかった。せっかくごはん作ったのに。そもそも、私ばっかり作ってるのはなんだか不公平。私も働いてるのに!」

 本当によくあるこの手の喧嘩。毎日の積み重ねなので、どんなカップルも大小差はあれど喧嘩したりストレスを抱えていたことはあるはず。

「せっかく私が○○してあげたのに××だった」

 そう、この期待して打ち砕かれるという構図が厄介なんです。料理がとにかく趣味で、ルーティンなのであれば別かもしれませんが、たいていの人にとっては面倒なこと。

 だったら、「せっかく」と恩を着せたくなるような料理をしなければいい。手抜き料理で十分なんです。

毎日料理を一緒に食べる必要は本当にあるの?

「結婚したからには、夫婦は毎日一緒にごはんを食べないといけない」

 そんな頑ななルールは現代のカップルにはそぐわないですし、自分たちを縛りつけるだけ。

「仲良くするために週に○回は家で一緒に食べよう」

 一見素敵なルールですが、臨機応変とは言えないですよね。いっそ、こんなルールはどうでしょう。

「ごはんは各自。時間が合えば一緒に食べることもあり」

 実際、このルールが筆者の実家のルールです。ごはんはたくさん炊いておいて、食事の好みが違うそれぞれが別のおかずを用意し、時に共有しながら食べています。

 かなり珍しい家庭ですが、個人の自由が尊重されており、意外と現代のあり方にフィットしていると思います。

 気を遣うからストレスに思う人が出てくるんです。

手抜き料理こそ得意であれ!

 チャーハン、丼もの、パスタ……10分〜15分で作れるテキトーな手抜き料理のバリエーションを増やすと、突然「一緒に食べよう」イベントが起こっても対応できます。

「彼にびっくりしてもらうために、本格スペイン料理を作るぞ!」と言って意気込んだのに今日は残業で……なんてことが起こるとお互いに不幸です。

 手抜き料理であれば、「作ってあげている」という感覚も薄まります。料理の義務感から解放されたいなら、手抜きごはんこそ採用すべし。

終わりに

 同棲にしろ結婚にしろ、誰かと一緒に暮らすことには生活を分かち合う楽しみもあれば、日々のしんどさもあります。

 毎日のことだからこそ、できるだけルールのハードルを下げることこそ円満カップルの秘訣になります。

 毎日気合を入れて料理をするなんて、仕事をしていなかったとしても負担になってしまいますよね。

「奥さん料理が上手くてさ〜」とのろけるよりも、「奥さんいつも機嫌がいい人でさ〜」という自慢の方が、実は現代の価値観にはあっているのかもしれません。

七海
記事一覧
ライター
95年、雪国生まれ。元バニーガール広報兼ライター。大学3年の時にブログを始める。婚活と読書がルーティン。卒論は綿矢りさ。好きなタイプは高学歴童貞。13のマッチングアプリを駆使し、1年半で会った男性は100人を超える。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


夫の神対応に涙…更年期こそお互いの理解と歩み寄りが必須
 40代から50代になると現れる更年期障害。症状の強さや時期は人によって差がありますが、中には日常生活に支障をきたすほど...
恋バナ調査隊 2023-10-01 06:00 ラブ
恋人の“避妊しないで”に演技で応じる男 好きだけれど結婚はしたくない訳
「冷酷と激情のあいだvol.162〜女性編〜」では、3年間にわたって交際している恋人・リョウタさん(36歳・仮名)にプロ...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
結婚は躊躇し、避妊具ナシには応じてくれる彼…37歳女が目論む受胎計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-30 06:00 ラブ
夫が「ひきこもり」になったらどうする? 慌てず冷静な対応がマストです
 ある日突然、夫がひきこもりになったらあなたはどうしますか? 仕事にもいかず、ずっと家にいる夫にどう接したらよいのか戸惑...
彼氏にママ活疑惑…クロかどうかチェックする方法3つ、未遂はチョー厄介
「ママ活」といった言葉が広まるにつれて、とある問題が出てきています。それは「彼氏がママ活しているかも!?」なんて疑惑です...
内藤みか 2023-09-28 06:00 ラブ
マジかよ…夫の隠れ借金が発覚!大切な財産とメンタルを守る8つの対処法
 ある日突然、夫の借金が発覚したら、あなたはどうしますか。「これって、私も返済しなくちゃいけないの?」「これから先、我が...
恋バナ調査隊 2023-09-28 06:00 ラブ
結婚したくない若者が増加中!? 蛙化現象もあるらしい、理由を聞いてみた
 今、若い世代で「結婚したくない」という女性が増えているのだそう。いったい結婚のどこにデメリットを感じているのでしょうか...
恋バナ調査隊 2023-09-28 06:00 ラブ
初デートでキョドりたくない!話題が続かない人のモテ会話術
 初デートって緊張しますよね。年齢が上がるにつれて、失敗したくない思いから何を話していいのかわからなくて、口が重くなる時...
若林杏樹 2023-09-27 06:00 ラブ
籍入れたとたんに豹変…よく見極めたい「結婚後に変わる男」特徴7つ
 交際中は優しくて愛溢れる彼氏だったにも関わらず、結婚したとたんに態度が変わる男性がいます。結婚後「こんな人だと思わなか...
恋バナ調査隊 2023-09-27 06:00 ラブ
彼氏のドタキャンから始まるイイ女道 いらっとしたら飲み込むのが得策
 楽しみにしていたデートをドタキャンされたら、誰だって悲しいものです。でも文句を言ったら、それが別れの原因になってしまう...
恋バナ調査隊 2023-09-26 06:00 ラブ
39歳、赤ちゃんを見ると母乳が出るような気に…出産のリミットを考える
 最近、お母さんの腕に抱かれている小さな赤ちゃんを見るとなんだかおっぱいがうずきます。  見てるだけで母乳が出るん...
豆木メイ 2023-09-26 06:00 ラブ
外見が大事ですか? 見た目のことを言う男性の心理&3つの対処法
 どうせ恋愛をするなら、自分の中身をまるごと愛してほしいもの。でも、彼氏がやたらと見た目のことを言う男だと、がっかりしま...
恋バナ調査隊 2023-09-25 06:00 ラブ
「不倫の慰謝料」気になる使い道、サレ妻たちは何を思い、どう使った?
 夫に不倫された場合、相手の女性に慰謝料を請求できます。その相場は数十万円から数百万円ほど。時には1000万円以上になる...
恋バナ調査隊 2023-09-24 06:00 ラブ
当てはまりすぎて自分が怖い!? 恋愛ご無沙汰女性5つの特徴と脱出方法
 気が付いたら「数年、彼氏がいない……」なんて人はいませんか。あまりにもご無沙汰だと、恋愛の仕方すら忘れてしまいますよね...
恋バナ調査隊 2023-09-23 06:00 ラブ
「結婚6年でメシマズは致命傷」妻に抱かない宣言を突き付けた夫の決断
「冷酷と激情のあいだvol.161〜女性編〜」では、結婚6年目にして完全にセックスレスになり、夫婦で話し合うたびに状況が...
並木まき 2023-09-23 06:00 ラブ
夫の「2度と抱かない」宣言にタガが外れた43歳レス妻、潮目が変わった
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-23 06:00 ラブ