更新日:2020-02-09 09:45
投稿日:2020-02-09 06:00
「平手センター固定」がもたらした作用
平手一人がデビューから4年センターを張り続けた欅坂46と違い、先輩グループには過酷な競争が強いられ、選抜、特にセンター争いが非常に熾烈だ(結果、個人の魅力を高めることやグループ活性化にはそれが功を奏したといえる)。
その上で常にライバルにならざるを得ないツートップが、本人たちの本来の仲の良さとは別の外圧により、どこかギスギスせざるを得ないのは仕方がないことだ(それが、どちらかが卒業発表などしてこの外圧が取り払われたり、長い年月をかけ本当の仲良しになることはもちろんある)。
では、欅坂46のセンターは平手に固定されているから、平和で幸せかというと、他メンバーにとっては逆にどんなにパフォーマンス、握手やバラエティーを頑張っても結局は平手がセンターになるので競争原理が働かなくなる。モチベーションを保つのが難しいということもあっただろう。
センター平手の表現力を信じる
総選挙や選抜制度がなかったからこそ、メンバーが「私が! 私が!」とならず、固定センター平手を中心に、“全員で楽曲の世界観を表現すること”に徹していた。自分が目立てなくても、平手がモーセの十戒を表し通る割れた海の一部でも、平手が合図をするまで形どり続ける欅の木の一パートであっても、センター平手の表現力を信じ我を抑え自らの役割を全うする。
平手が輝けるのはそうしたメンバー全員の気持ちを一つにした後方支援のおかげであり、また欅坂46が輝いていたのはそうしたメンバーたちの分までセンター平手が身を粉にしても先頭に立ち闘い続けたからだ。
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