男女の嫉妬は違う! 4つの特徴&男性の嫉妬心との向き合い方

リタ・トーコ ライター
更新日:2020-03-31 06:00
投稿日:2020-03-31 06:00
「好きだから嫉妬する」、これは当たり前の感情です。でも、嫉妬をすると不安や罪悪感などネガティブな感情になってしまう……と悩んでしまう方も多いよう。そんなつらい「嫉妬」はなぜ起こるのか、男女の違いや嫉妬深い男性との向き合い方をご紹介します。

男女の嫉妬は違う! 男性の嫉妬と女性の嫉妬の4つの特徴

 誰しもが持つ感情である「嫉妬」ですが、男女の嫉妬は特性が少し違うよう。そこで、男女の嫉妬の特徴を見てみましょう。

【態度】男性は「隠す」、女性は「見せる」

 基本的にプライドの高い男性は、嫉妬心を恥じる気持ちが大きく、「隠す」傾向にあります。しかし、「黙る」「怒る」など態度に表れることが多いため、女性側も嫉妬に気付きやすいでしょう。

 対して女性は、嫉妬心を言葉や態度で「見せる」傾向にあります。悲しんだり怒ったりしながら男性や相手の女性に対して、ひどい暴言を吐いてしまったりもします。

【感情】男性は「怒り」、女性は「悲しみ」

 嫉妬をした時、男性が最初に感じるのは「怒り」という強い感情です。暴力的になったり、束縛という形でストーカー化することもあるため、人によっては注意が必要でしょう。

 逆に女性は、怒りはもちろんあっても「悲しみ」の感情が先に立ちます。どうにもならない感情に苦しみ、その後の恋愛に影響するようなトラウマになってしまうこともあります。

【対象】男性は「対:彼女」、女性は「対:相手女性」

 男性は彼女が浮気をした時、嫉妬の対象は「彼女」に向きます。プライドが高いため、「自分を裏切った彼女のことを許せない!」という感情になるのです。

 対して女性は、彼氏が浮気をした時の嫉妬の対象は「相手女性」です。「私と彼女、どっちが良いの?」なんて、相手女性と張り合ったり、蹴落としたいという気持ちに駆られます。

【質】男性は「身体的」、女性は「精神的」

 よく言われることですが、男性は「身体的」、女性は「精神的」に嫉妬をします。たとえば相手が浮気をしたとして、男性が注目するのは「一線を超えたかどうか」、対して女性は「心が動いたのか」を重要視するそう。

 これは、生物学的に見て不思議なことではありません。子孫を残したい男性は女性が他の男性との子どもを妊娠をする行為を嫌う、自分や子どもを養ってもらいたい女性は男性がほかの女性に心を移すことを嫌うため、嫉妬を起こすのです。

 とはいえ、ここは現代ですから、そう簡単にはいきません。「体の浮気はいいけど、心はダメ」なんて言う女性は、ほとんどいませんよね。

嫉妬深い男性との上手な付き合い方! 4つのポイント

 男性の嫉妬の対象は彼女に向くことが多いため、突然不機嫌になったり、時には激しく束縛してきたりすることもあります。そんな嫉妬深い男性との、上手な付き合い方を見てみましょう。自分の嫉妬心と向き合うポイントにもなるはずですよ。

1. 愛情表現を欠かさない

 嫉妬心が強い女性であれば分かると思いますが、嫉妬ってほんの些細な不安からムクムクと育っていくもの。ほかの女性と比べて自分を卑下したり、「嫌われたらどうしよう」と、どうしようもなく不安になってしまったりもします。これは、自分に自信がないことの表れ。これは男性も同じです。

「自信のある自分」へと自己改善することができれば良いのですが、なかなかそうもいきません。だからこそ、彼女であるあなたが手を貸してあげましょう。

 ポイントは、男性への愛情表現を欠かさずに行うことです。「好き」という言葉はもちろん、スキンシップをしたり、お世話をしてあげたりと愛情をたっぷり与えることが嫉妬心を和らげることに繋がります。

2. 隠し事を作らない

 女性の交友関係を把握することができないことへの不安から、嫉妬心が大きくなってしまうケースもあります。この場合には少々面倒ですが、隠し事を作らないのも大切なことかもしれません。

 普段から、自分のプライベートについて詳しく話しておくこと、また、男性が聞いてこなくても、今週の予定などを伝えるのも相手の安心材料になるはずです。警戒心を無くしてあげると、男性の気持ちはだんだんと楽になるでしょう。

3. 自分も嫉妬することを伝える

 相手が自分のことをどのくらい好きなのかなんて、一生分からないものです。だからこそ、嫉妬心が強い人は「自分ばっかりが好きなのではないか?」と、ネガティブな思考に陥りがち。

 厄介なことに男性はプライドが高いため、嫉妬心を「かっこ悪いこと」だと隠します。そのため、急に不機嫌になったり、最悪の場合には陰湿なストーカー行為に走るのでしょう。

 だからこそ、そんな男性に対しては「嫉妬心は誰にでもあるもの」と、教えてあげましょう。「私も嫉妬をするよ」と伝えてあげるのも1つの手。「好きだから当たり前だもん!」と付け加えてあげると、相手も安心して心を開いてくれるはずです。

4. 信用してもらえないことが悲しいと伝える

 嫉妬心は別の側面から見ると、「相手の気持ちを信用できないから起こる感情」でもあります。しかし、嫉妬をしている渦中にいる人は、このことになかなか気づけません。

 男性のあまりの嫉妬に疲れてしまうのであれば、最終手段として「自分を信用してもらえないことが悲しい」と、まっすぐに伝えてみましょう。愛情からの嫉妬であれば「あなたを悲しませるようなことはしない!」と、考え方を変えてくれるはず。もしも何も変わらず、「もう付き合いきれない」と感じたら、新しい恋を探すまでです。

嫉妬心は愛情の一部! 上手にコントロールしよう

 相手のことを好きだからこそ「嫉妬」という感情は起こりますが、少なからず「自分のものだから離したくない」という独占欲が湧いているのも事実でしょう。

 でも、人は誰かの所有物にはなれません。嫉妬心をあらわにすると関係がうまくいかなくなるケースが多いのは、「誰かの所有物」だと強制されることにあるのでしょう。でも、相手を縛り付けて「所有物」にするよりも、自由の中でお互いを裏切らない気持ちを持つことの方が、本当の意味での「所有物」になると思うのです。

 嫉妬心は愛情の一部! 自分の嫉妬心だけではなく、相手の嫉妬心までもを上手にコントロールして、居心地の良い関係を築けたら良いですね。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

ラブ 新着一覧


「離婚覚悟の浮気だったよ」ズボラ妻のレス改善に絶望する夫
「冷酷と激情のあいだvol.106〜女性編〜」では、夫・マサシさん(仮名)の浮気が発覚して以降、浮気相手の女性へのジェラ...
並木まき 2022-09-03 06:00 ラブ
ダブル不倫とノーマル不倫の違い 似て非なる危険ポイント5つ
 ダブル不倫は、両者とも既婚者であるにも関わらず、肉体関係を持ってしまうこと。「一般的な不倫だって、どちらかが既婚者。ダ...
恋バナ調査隊 2022-09-03 06:00 ラブ
彼氏に素直になれない私はこじらせ系? 原因とデメリットは
 人間関係を複雑にし、そして問題を大きくしがちなこじらせ女子。彼氏に素直になれない女性もまた、こじらせ女子と言えるかもし...
恋バナ調査隊 2022-09-02 06:00 ラブ
イケメンのライブ配信にハマった!仲良くなるコツと“狙い目”
 コロナ禍以降、ライブ配信が注目されるようになりました。イケメンコンテストやオーディションもライブ配信で行われることが増...
内藤みか 2022-09-01 06:00 ラブ
“そろそろ結婚ヤバい?”彼氏いない歴更新中!非モテ女の特徴
 若い頃は彼氏が途切れなかったというあなたも「もうずっと彼氏いない……」なんて状況にうすうす勘付いていたりして。  ず...
恋バナ調査隊 2022-09-01 06:00 ラブ
やっておけばよかった!結婚式をパスした先輩のリアル後悔録
 結婚式に対して憧れを持つ女性もいますが、「別にやらなくてもいい」と思う女性もいますよね。でももしかしたら、あなた自身が...
恋バナ調査隊 2022-09-01 06:00 ラブ
本当に恋愛に向いていない? 8つのメソッドで苦手意識を克服
 恋愛方法は、誰かに教わったりすることがありません。人によって恋愛の方法も異なれば、価値観も違います。だからこそ、「恋愛...
恋バナ調査隊 2022-08-31 06:00 ラブ
彼氏を伸ばす方法 あげまんになろうとして誉めまくってない?
 パートナーの運気をあげたり、ポジティブにさせる「あげまん女子」になりたいと思ったことはありませんか?  今よりも成功...
若林杏樹 2022-08-31 09:14 ラブ
「一人でフェリー乗った!」ドライなカップルの面白LINE3選
 愛情表現の仕方は、カップルの数だけあります。毎日連絡して束縛したくなってしまうカップルもいれば、愛情はあるのにとことん...
恋バナ調査隊 2022-08-30 06:00 ラブ
男ウケする知的な女性の特徴5つ! 経年劣化しない武器を磨く
 男性が惹かれる女性にはさまざまなタイプがいますが、知的な女性は幅広い男性層に人気があります。なぜなら女性としてだけでな...
恋バナ調査隊 2022-08-30 06:00 ラブ
40代は付き合う前の初デートが肝心!寺社仏閣、実は男ウケ◎
 気になる彼がいる40代女性の皆さん!「付き合う前に彼をデートに誘うならどこがいいかな?」とお悩みではありませんか? ...
恋バナ調査隊 2022-08-29 06:00 ラブ
同性には不評でも、、「男にモテる不思議ちゃん」5つの特徴
 女性は不思議ちゃんに対して、あまりよい印象を持っていない人が多いでしょう。「何を考えているのか分からない」なんて、批判...
恋バナ調査隊 2022-08-29 06:00 ラブ
まだ間に合う? 婚約破棄に陥る理由5つと円満解決への処方箋
 婚約中の女性は、幸せいっぱいなイメージがありますよね。これから大好きな彼との結婚が控えている訳ですから、幸せを感じない...
恋バナ調査隊 2022-08-28 06:00 ラブ
愛情ゼロ夫から突然セックスを求められ違和感を抱く43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-08-27 06:00 ラブ
コスパ最高!婚姻制度に感謝し妻を熱心に抱き始めたミドル男
「冷酷と激情のあいだvol.105〜女性編〜」では、40歳を過ぎてから急に妻との夜の営みを求め出した夫・コウタさん(仮名...
並木まき 2022-08-27 06:00 ラブ
「寂しいでちゅ♡」付き合ったら彼が豹変!ヤバすぎLINE3選
 好きな男性と付き合えた瞬間は幸せ絶頂ですよね。「きっとこんな人だろうな」と良いイメージを膨らませ、未来にワクワクしてい...
恋バナ調査隊 2022-08-27 06:00 ラブ