美容と健康にご利益!バラに感謝を託して贈る「ローズの日」

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-05-20 06:26
投稿日:2020-05-20 06:00

クレオパトラも愛したバラの香り

 古くから人々に愛され、愛の象徴とされてきたバラは、まさに「花の女王」。

 今では2万種をゆうに超える、熱烈ファンの多いお花の代表格でございます。

 園芸品種としてはもちろん、切り花としても大人気!

 バラのトップシーズンである5月から6月にかけて、園芸店やお花屋さんでもたくさんの魅惑的なバラが多く出回っております。

 バラといえば、真っ先に思い出すのはその「香り」。

 そのなかでも、もっとも香りの高い「ダマスクローズ」は世界中で栽培され、とりわけブルガリアで取れるダマスクローズから抽出されるローズオイルはとても貴重で、2600本から1グラムしか取れないとされており、その価値はプラチナより高し!と言われているようでございます。

 一年でたった三週間しか咲かない、この貴重なダマスクローズの本場ブルガリアでは、毎年6月にバラの収穫を祝う感謝祭「バラ祭り」が開催されるのですが、この収穫祭では大切な人同士でバラやローズオイルを贈りあうことで、お互いが日頃の感謝の気持ちをお伝えするという、ステキングな風習がございます。

 この文化を日本にも広めたい!ということで、「ロ(6)ーズ(2)」という語呂合わせから、6月2日は「ローズの日」という記念日がうまれたのでございます。

驚くべきバラの“ご利益”

 ローズペタルから抽出されるローズオイルやローズウォーターには、女性にとってはありがたいご利益がいっぱい!

 香りを楽しむだけではなく、食べたり、飲んだり、肌につけることでさまざまなメリットが期待されるのでございます。

 例えば、

神経

 香りを嗅ぐことで自律神経、女性ホルモンのバランスが整い、安眠・鎮静などのリラックス効果を生むと言われている。

 香りで脳を刺激することで、肌のターンオーバーをサポートしてくれる。

 ポリフェノールやビタミンC、ビタミンEなど美容に欠かすことのできない成分も多く含んでいるため、食べたり、飲んだりするだけでなく、肌に直接つけることで乾燥を防ぎ、シワやシミなどのエイジングサインの予防にも期待できる。

 また、抗アレルギー作用や抗菌作用があるとされているため、頭皮につけることでフケを防ぐばかりか、髪を保湿、香水の代わりにもなる。

身体

 ローズエキスを取り込むことで、口臭や体臭、胃腸の調子を整えると言われている。

 見てよし、食べてよし、香りを楽しむもよし。

 バラとは、「女性が美しく存在するために生まれてきた花」といっても過言ではございませんわね。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


私の心が狭いのか? 甥っ子が放った「お金持ちだから好き」発言にモヤモヤした話
 あっという間に、9月ですね。早い! 夏休みの帰省で姪っ子や甥っ子に会った方も多いのでは。  筆者にも、5歳の甥っ子が...
テーブル下でこっそり放熱中…ステンレスで涼をとる賢い“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どものいない祭り
 都会の喧騒の中で見つけた祭り。  そこにははしゃぐ子どもの姿はなかった。  たまにはいいかな、自分のためだ...
ほっこり癒し漫画/第81回「センセッ ジカンデスヨッ」
【連載第81回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「鉄漿」って読める? ヒント:最古のメイク
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
子ども同士のLINEにもドラマが!将来の夢はスパイに忍者…ピュアな感じがたまらん
 最近では、小学生でもスマホを持っている子が増えていますよね。連絡ツールとして友達とLINEを使いこなし、時代は変わった...
女はお嫁さん要員? 年収800万でも「行き遅れ」と見下される田舎の地獄
 西新宿の高層ビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、悠々自...
毒親の介護をしたくない 実家から逃げた女が「決別」のため払った金額は
 西新宿のビル内にある大手食品会社のデザイン室に勤務し、初台に暮らす咲子。実家とはほぼ縁を切ってはいるものの、おひとりさ...
田舎を捨てた「独身女」は不幸ですか 絶縁した家族が来て…今さら何の用?
 いまだ残暑が残る9月の初め。月曜日のAM7:30。  すでに汗ばむ陽気に包まれながら、西村咲子は新宿西口の高層ビ...
職場で飛び交う「大人のちくちく言葉」4選。無意識に同僚・後輩のモチベを下げてない?
 人の気持ちを不快にさせる、ちくちく言葉。子どものちくちく言葉は「アホ」「バカ」「マヌケ」などストレートですが、大人にな...
“たまたま”に見覚えあり!尾道市立美術館の「ケンちゃん」ではないかぃ?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大優勝!秋から元気な“開運最強”花5選。一輪挿しでも存在感たっぷりで映える1本を紹介
 台風10号の遠隔豪雨は、神奈川にあります猫店長「さぶ」率いる我がお花屋にも様々な影響を及ぼしました。大雨を睨みなが...
みんなどうしてる? 大地震の経験者が語る我が家のリアルな地震対策7選
 南海トラフ地震の危機感が高まる中、「我が家も地震対策を見直さないと」と思っている人は増えているようです。ただ、実際に被...
バツイチ女一匹「昭和の意地」を捨てたおじさまから商店会会長を任されましたよ…!
 前回、ポンコツ商店会再起動という渦に巻き込まれた私。とりあえず、様々な問題解決のため、床屋さんと元酒屋さんとの密なミー...
猫飼う40独女が準備する「防災グッズ」元カレのアレと被災した親の経験談が沁みる…
 9月1日は「防災の日」でした。地震や台風などに対する不安が高まっている今、災害に備えていますか? 私は、しなきゃしなき...
40代“子育て女”キャリア再形成に苦戦中。専業主婦→パートを経たその先のハードルが高すぎる
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  最近、フ...