下降気味の運気を爆上げ!南国の愛され花「ハイビスカス」

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-06-17 06:00
投稿日:2020-06-17 06:00

神に捧げる神聖な花

 南国イメージの強いハイビスカスは、江戸時代に仏桑花(ぶっそうげ)の名前で琉球から日本に持ち込まれた亜熱帯・熱帯アジア原産のお花でございます。

 沖縄では「アカハナー」と呼ぶそうで、ハイビスカスと呼ばれるようになった由来は、エジプトの美の女神であるハイビス(hibis)と、ギリシャ語で「似る」を意味しているイスコ(isko)と合わさったことからハイビスカス(hibiscus)と呼ばれるようになったようでございます。

 ハワイの州花「ハイビスカス」は「アロアロ」と呼ばれ「愛され、尊敬される」という意味を持つようでございます。ハワイでは摘み取ったハイビスカスの花を女性が髪に飾る……なんてイメージもございますが、髪に飾る場所や輪数によって意味合いが変わってまいります。

 右…未婚 左…既婚 後ろ…娼婦 テッペン一輪…恋人募集中 テッペン二輪…私はバカ

 とのことですが、わざわざ「私はバカ」と広くお知らせする理由は謎でございます。

 開花期は5月から10月と長く、園芸ビギナーにとっても育てるのはとてもカンタン! 比較的安価でございますし、抵抗なくアナタのお家へお迎えできる鉢花だとワタクシ思いますわよ。

 色や品種も多く戸外へ置くイメージですが、近年ではインドアハイビスカスも手に入りやすくなり、お部屋の中でも毎日立派なお花を楽しめるようになりました。

 市場に買い付けに行くと、今のこの時期、見渡す限りハイビスカスでいっぱい!

 見ているだけでなぜかウキウキ、後先考えずにバンバン仕入れてしまうのは、おそらくハイビスカスの元気シャワーを浴びてしまっているからかもしれません。

 これからお中元の時期になると、普段なら見ることのない珍しい品種のハイビスカスや、一つの鉢に複数色が混在するハイビスカスが期間限定で続々と入荷し始めます。ちょっとお花屋さんを覗いてみてくださいませ。見ているだけでも楽しいですわよ~。

 また、集中力を上げると信じられているハイビスカスは、インドで最も信仰されているヒンズー教で神聖な花とされており、儀式では神様のガネーシャに捧げる重要な役割を担う特別なお花とされているのでございます。

 花言葉もほんとに多い! ハイビスカス全体では「あなたを信じます」や「新しい恋」「繊細な美」。また、赤やピンクと色も豊富なハイビスカスは花の人気が高いのも手伝って、色別でもその花言葉は変わってまいりますが、いずれも花の美しさや超ポジティブな花言葉ばかり。やはりハイビスカスのフォルムや色が快活で明るいからなのかもしれません。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


41.8度だってよ! 暑すぎて働けない…夏のやる気ゼロ→私がモチベUPできた対処法4つ
 夏本番。朝から照りつける日差し、ムワッとした湿気、汗が止まらない毎日…。そんな中で「今日も仕事か…無理かも」と思ってし...
ゴクリ…日本最大級“にゃんたま”様に出会ってしまった。撮影困難な生きる伝説にひれ伏す!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大切な“お盆”は何を供える? 花屋がオススメする4選。ホオズキにはご先祖様を導く願いが
 もうすぐお盆がやって参ります。  お盆の時期は地方によって7月か8月に分かれますが、お盆とは、仏教でいうところの...
中年の会話は「あれ、あれ」のオンパレード。それでも“物忘れ”は悪くないと感じた女同士のとある会話
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
この夏「帰省しない」派は4割。理由は“夫の態度”にある? 妻が悩む2つのケース
 大型連休になると訪れるイベント、“義実家への帰省”。せっかくのお休みなのに、「帰省のことを考えるだけで憂鬱」という声は...
1時間の「孫を見せて~」攻撃がキツ…。電話魔の義母に妻がついた“大胆なウソ”
 令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が...
神か? タクシーが来ず大ピンチ→おばちゃん登場! 25歳の女性が海外で救われた話
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
【芸能クイズ】ある“美人女優”の発言、兄の恋人に「お前が挨拶しろよ」と言ったのは誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
90分間、尿意と戦った女性の悲劇。どこも“使用不可”…我慢できるか!? 日本と違う海外のトイレ事情
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
島のスター!にゃんたま「小虎」に密着。その視線の先には何があるの?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
職場での“ため息”が気になる…かまってちゃん? SOSのサイン? 心理状態と空気を乱さない対処法
 職場で後輩がたびたびため息をついていると、「大丈夫かな?」と気になったり、「職場の空気が悪くなる…」とモヤモヤしたりし...
「どうにかなる!」自己肯定感つよつよ女の口癖8つ。根拠のない自信はどこから?
 自分の存在や状況、感情を認めてあげられる自己肯定感が高い人は、明るく前向きですよね。そんな人が羨ましくて「私もそうなり...
付録のレベル超えてる!「VOCE」9月号の“デパコス高級アイテム”で夏を過ごせるのだが
 最近メイクすらしない日々だったのですが、不意に撮られた写真に愕然…。あ、せめてちゃんとメイクしよう。そういえば美容雑誌...
セクシー女優のドレスで炎上。ウェディングフォト市場に“課金”する花嫁の心境とは。100万円プランも存在
 7月末、Ⅹで大きな波紋を呼んだのは、一般女性の投稿だった。結婚式の後撮りで着用予定だったウェディングドレスを元AV女優...
見た目は熟女、心は小学生。アドレナリン全開踊り子の夏休み初日。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
にゃんたま、悩殺の毛づくろいタイム…!「にんげんもちゃんと、整えてるか?」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...