元カノと復縁する気は…?
AさんにLINEを送ってみると即既読になり、返信もあったのだそう。
「返事が早かったから、“あ、元気にしているんだな”って安心しました。僕の歴史では、Aは長く付き合った部類の子なので、連絡を再開してからは、“やっぱり話しやすいなぁ”って思って、それからはなんとなく毎晩のLINEが日課に。不思議とAにはなんでも話せちゃうので、コロナで不安になっている心理などもLINEで愚痴っていました。
ぶっちゃけ未練で連絡したわけじゃないです。暇だし、Aなら返信してくれそうだなって感じで、なんとなく連絡してみただけ。そうしたら案の定、毎日マメにLINEを返してくれるし、言い方がひどいかもしれないけれど、僕にとっては無料で使えるカウンセラーみたいな位置付けです」
最初は「カウンセラーがわりにしよう」なんて打算があって連絡したわけではないというTさん。気楽な気持ちでAさんに連絡をしただけ、と強調します。
「でも、やり取りしていて思ったのは、やっぱり僕はAのことはもう過去の女。気持ちが再燃するってことはないなって思いました。なので、コロナが落ち着いてもAと会おうとは思わないだろうと感じています。LINEで話を聞いてもらうくらいの距離感がちょうどいい。それ以上はぶっちゃけ近づきたくない。
Aが僕にぞっこんだったのは気づいていたけれど、別れてから1年以上経っているし、Aの気持ちもそろそろ整理されているんじゃないですか? 変に距離を縮めて『よりを戻そう』って言われても困るし、コロナが落ち着いてきたので、そろそろAとのLINEも終わりにしようと思っています」
恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。これこそが男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
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