別れないためには? 恋愛初期にチェックすべき7つの価値観!

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-07-07 06:00
投稿日:2020-07-07 06:00
「今の恋人はすべてが完璧!」そんな風に思える方は、ほんの一握り。きっと多くは、「かまってくれないけど、仕事面では尊敬している」とか、「だらしないけど、顔が好きだから許せる」など、長所と短所のバランスを見ながら生涯一緒にいたい相手を選んでいくのではないでしょうか?
 でも、見過ごしてはいけない「価値観」というのはあると思うんです。そんな価値観をテーマに、今回はお伝えします。

別れないためには? 恋愛初期にチェックすべき7つの価値観

 男女の価値観は違って当たり前。さらには、1人1人個性があって当たり前。……そうとはわかっていても、やはり価値観は合うに越したことがありません。少しの違和感は、後に別れのきっかけになる可能性もあるのです。

 そこで、恋愛初期に絶対にチェックすべき価値観をご紹介します。

1. 食の好み・考え方

 食の好みが合うかどうかは、とても大切なポイントです。交際期間中であれば、「相手が食べたいものに合わせれば良い」という気持ちの余裕があると思いますが、その後結婚して、老夫婦になるまで一緒にいるとしたら、この食の価値観の違いは大きな壁となるでしょう。

 好きな食べ物はもちろん、外食に行く頻度や、時に手を抜いた時のカップラーメンを一緒に楽しめるかなど、食の好みだけではなく、食への考え方を把握しておくと安心です。

2. 金銭感覚

 離婚理由TOP10には「浪費」というワードがランクインしていますが、金銭感覚こそ、個人差が大きく表れるものでしょう。金銭感覚と満足度は切っても切り離せないもので、たとえば、高級レストランに行っても満足できない人もいれば、コンビニのスイーツで満足できる人もいます。と、極端ですが。

 お金をどんな風に使うかはもちろん、お金がその人にとってどんな満足を与えるものか、その感覚が近い人を選ぶと良いでしょう。

3. 連絡をする頻度・熱量

 交際前でもチェックしやすいのが、連絡についての考え方です。一般的な価値観として、「男性は面倒くさがり、女性はマメ」というイメージがあるかと思いますが、これは人それぞれ。

 どちらにせよ、一方が「連絡をたくさんしたい」のに、もう一方が「連絡は少なくて良い」と考えていると、そこにストレスが生まれやすくなります。

 ただし、連絡をする頻度や熱量については、年齢や生活によって変わりやすい価値観でもあるため、寄り添えるかどうかを判断してみると良いでしょう。

4. 言葉の使い方

 実は、言葉の使い方も重要です。「似た言葉使いをするカップルは恋愛が長続きする」という研究結果もあるようですが、相手の相槌や返事の仕方に好感が持てるか、注目してみると良いでしょう。また、普段は丁寧な言葉使いなのに、怒った時など感情にまかせて乱暴な物言いをする方も中にはいるので、併せてチェックを。

 ちなみにこれは、LINEなどでの返信でも判断できます。文章には人柄が出るため、たとえば真剣に送ったLINEに対してどんな返信が来るのか、ユーモアに付き合ってくれるか、などを見てみると良いでしょう。

5. 喧嘩と仲直りの仕方

 どんな仲良しカップルでも、喧嘩が発生することがあります。そんな時、どんな風に仲直りをするかについても、チェックしておく必要があるでしょう。相手が「ちゃんと謝って仲直りがしたい」というタイプなのか、「時間が経って気持ちが落ち着くのを待つ」タイプなのか、これも価値観の1つです。

 ただし、これも連絡の頻度同様、事前に「自分はしっかり仲直りしたい」など伝えておくことで、回避される問題かもしれませんね。

6. 性に関する考え方

 性に関する考え方の不一致で妊活時に悩む夫婦は多いようですが、この価値観も外せないポイントでしょう。体の相性や性癖はもちろん、どのくらいの頻度でしたいのかなど、時間をかけて探ってみることをおすすめします。

 どんなにほかの相性が良くても、一方が性欲旺盛で、もう一方が淡白など価値観の相違があると、今後の関係性に影響する可能性は十分に考えられます。

7. 結婚・子育てに関する考え方

 結婚や子育てに関する考え方の価値観が、実は一番難しいものかもしれません。特に、子育てに関する考え方は、実際に子どもができてからでないと分からないものです。

 他人の子どもへの接し方を見て、「子ども好きな人でよかった!」と思っていても、実際に子育てが始まると我が子への関心が薄い方もいます。

 お互いが描く未来予想図がどのようなものであるのか、できるだけ具体的にイメージをすり合わせておくとトラブル回避へとつながるかもしれません。

価値観が合うということはお互いが本来の自分でいられること

 知り合いに、「夫の食べ方が嫌になった」と離婚した夫婦がいます。食べ方についてはもともと許容していたはずなのに、ある日突然、許せなくなってしまったそう。離婚の理由はきっとそれだけではないはずですが、最終的に背中を押したのは「価値観の違い」だったのでしょう。

「価値観は違うからこそ面白い」と考える方もいますが、価値観の違いを受け入れるということは、少なからず我慢したり、許し続ける必要があるということ。裏を返せば、価値観が合うということは、お互いが本来の自分でいられることでもあります。ストレスがないため、無駄な争いも起こりにくいでしょう。

 価値観がすべて合う人なんてそうそういませんが、どうしても譲れないと思う自分の価値観を大切にして、パートナーを見極めてくださいね。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


「逃げ癖がある男」との恋愛はほぼ100%満足ムリ! 理由&特徴を解説
「早く結婚したい!」と考えているなら、恋愛するパートナーを選ぶとき“逃げ癖がある男”は避けたほうが良いかもしれません。満...
恋バナ調査隊 2023-06-07 06:00 ラブ
愛も幸せも欲しい!恋人を選ぶときに重視すべきポイントは?
 年齢が上がるにつれて、将来を見据えた恋愛はとんでもなく重要です。  ただドキドキするだけの恋愛じゃなくて、恋人に...
若林杏樹 2023-06-07 06:00 ラブ
「イタす時にお香を焚き出して…」彼氏に染み付いた元カノの影響と呪縛
 彼氏と幸せな時間を過ごしている時、ふと「今の誰の影響?」と感じる言動をされた経験はありませんか? 明らかに元カノから受...
恋バナ調査隊 2023-06-06 06:00 ラブ
夜の営み事情をママ友と話したら…レス夫婦は私だけだった
 夫婦の夜の営みの話ってママ友としますか? 「そんなの絶対にしない!」 という人もいれば「フランクにするよ~」なん...
豆木メイ 2023-06-06 06:00 ラブ
携帯ショップでも炸裂!裸になるの私じゃないw 天然夫たちの爆笑エピ6選
 天然な夫を持つ妻は、毎日夫の珍行動に困りながらも癒されているといいます。抜けすぎていて不安ばかりでも、やっぱり日々笑顔...
恋バナ調査隊 2023-06-05 06:00 ラブ
私たち両想いだよね? こじらせ男子あるある&彼の恋愛欲を刺激するテク
「彼も私のことが好きなはずなのに、まったく進展しない」。そんな状況にいるとじれったくてイラッとしてしまいますよね。  ...
恋バナ調査隊 2023-06-03 06:00 ラブ
「週1の義務的な夜の生活がつらい」心の底から“コロナ婚”を悔やむ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-06-03 10:01 ラブ
「コロナ禍マジックで再婚相手を見誤った」それでも離婚しない男の打算
「冷酷と激情のあいだvol.145〜男性編〜」では、コロナ禍に結婚をした夫・タロウさん(仮名・41歳)との結婚を早まった...
並木まき 2023-06-03 10:02 ラブ
モテ系女子ほど要注意?恋愛で「闇落ち」しやすいタイプって
 恋愛から遠ざかっている女性の中には、闇落ちしている人もいるのでは……?  大好きだった彼氏がいたはずなのに、何らかの...
恋バナ調査隊 2023-06-02 06:00 ラブ
中高年の恋愛リアリティー番組「あいの里」が斬新すぎる!
 Netflixで配信されている恋愛リアリティーショー『あいの里』が話題です。8人ほどの男女がシェアハウスで恋を育むだけ...
内藤みか 2023-06-01 06:00 ラブ
162円、駅前200円だけで会話成立! 交際10年超カップルの独特LINE3選
 付き合いたてホヤホヤのカップルは、LINEでラブラブな会話を楽しんでいますよね。その一方で、10年以上付き合っている熟...
恋バナ調査隊 2023-06-01 06:00 ラブ
家庭的アピは逆効果!彼に結婚したいと思わせる必勝アプローチ
 結婚は多くの女性にとって、大切な人生の節目です。  しかし、いままでの付き合いの中で結婚の話が出ずに、彼氏と別れ...
若林杏樹 2023-05-31 06:00 ラブ
不幸になるのは一目瞭然!今すぐ別れるべき彼氏のヤバい特徴
 どんなに好きな彼氏だとしても、別れた方が幸せになれることってあるものです。 「彼の才能に惚れたの!」「たまに優しいし!...
恋バナ調査隊 2023-05-31 06:00 ラブ
既婚者ってぶっちゃけモテる? その答えと理由を分解してみた
 結婚したらもう男性から異性として見られないのか……。  そんなことはありません!  タイトルの既婚者ってぶ...
豆木メイ 2023-05-30 06:00 ラブ
セックスに上手い下手はない? ゲイの友人とのご飯で教えてもらった
 先日ゲイの友人とご飯に行ったところ、 「ストレートはいいよね。セックスの悩みがあっても、本とかがたくさん出てるし...
ミクニシオリ 2023-05-30 06:00 ラブ
夫の意外な一面を目撃!見抜けなかった自分が悲しいです…
 付き合っていた頃は、夫の意外な一面に気づけなかった……。今回は夫の意外な一面を目の当たりにし「こんなはずではなかった」...
恋バナ調査隊 2023-05-29 06:00 ラブ