夫の私物を勝手に処分…自分の欲求のため手段を選ばない鬼嫁

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-08-01 06:00
投稿日:2020-08-01 06:00
 鬼嫁と呼ばれる女性の中には、夫を思い通りにコントロールできないと、不機嫌になるタイプも珍しくありません。さらには自分の意のままに夫を動かすためなら、手段を選ばない鬼嫁も……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな鬼嫁たちの暴挙をご紹介します。

1:女ウケしそうな私物は勝手に処分

「妻は、俺がいつか浮気するんじゃないかと言って、やたら俺の身の回りを管理したがります。

 最初のうちは愛されている証かな、なんて悠長に構えていたのですが、どうやらそういう話ではないらしい。俺自身には無関心だし夜の営みだって何年もないから、要するに嫁のプライドの問題っぽいです。

 それで最近は、俺が買った服や小物が妻から見て女ウケするものだと、キレられた挙句に捨てられます。『こんなチャラい服を着て、女にモテたいなんて許せない』などと怒られるのですが、俺はそんなつもりはないんですよ。

 でも妻から見てモテるための買い物だと認定されれば、どんなに気に入って買ったものでも容赦なく捨てられちゃうんです……」(35歳男性/サービス)

2:子どもをダシに我を通す

「嫁は出産後に鬼嫁と化し、もはや手の打ちようがないほどひどいです。子どもはすでに5歳なので、今は産後のメンタル不調ってわけでもないと思います。

 特に嫁がいやがるのが、俺が飲みに行くことで、友達との飲みの席は子どもができて以来、すべて断っています。でも仕事の飲み会は出なくちゃいけないのもあるから、そこは嫁を説得して参加させてもらっているんですが……。

 飲み会が始まって1時間くらいすると、大抵、嫁から鬼電がかかってきて、子どもが熱を出したとか体調が悪そうだとか言われるので、結局飲み会の途中で帰らなきゃならならないんです。

 でも実際に帰ってみると、子どもはピンピンしていて元気。嫁からは『さっきまでは、かなり体調が悪そうだった』と言われるんですが、俺は嫁が俺を帰宅させるために嘘を言っていたと思っています。

 毎回こんな感じなので、職場の人からはうちの子どもに深刻な持病があると誤解されています……」(37歳男性/不動産)

3:DV夫に仕立て上げ大騒ぎ

「妻は交際当時には穏やかな女性だったのに、結婚してから本性を出しましたね。感情の起伏が激しく、自分が思った通りにするためなら、手段を選ばない女です。

 僕が一番困っているのが、夫婦喧嘩をすると、近所中に聞こえる声で騒いだ挙句に『夫に殺されそう!』と叫びながらアパートの廊下を走り回ること。

 幸いにもまだ大ごとにはなっていませんが、アパートの住人からは、僕がDV夫だと思われているかもしれないです。

 若い世帯ばかり住んでいるアパートで、近所付き合いがほぼないのですが、住人と顔を合わせるとギョッとした顔をされることもあり……。

 大騒ぎする妻をなだめるために、夫婦喧嘩では、いつも僕が折れますが、こんな生活には本気で疲れてきました」(33歳男性/建設)

まとめ ~ わがままな鬼嫁に苦しむ夫たち

 鬼嫁には、自らの理不尽な理想や要求を、夫に対して平然と突き付ける人が多いです。だからこそ「鬼嫁」と呼ばれるわけですが、そんな妻と生活を共にする夫にとっては、日常生活が脅かされる事態にもなりがちです。

 そんな妻の心情の根底に、夫への愛や嫉妬心など、夫婦だからこその感情がある場合には、夫への思いやりが感じられるので、まだ改善の余地があります。

 しかし、妻のプライドやわがままな気質だけを背景に、夫をコントロールしたがっているケースは厄介。自分の言動によって、夫がどんな気持ちになるかなんてお構いなしに、ただ要求を満たそうとするわけですから、話し合いも通用しないパターンが多いのです。

 こういった鬼嫁になる女性には「夫なら、妻の意向を受け入れて当たり前」「夫婦なら、思ったことを全部言うべき」などの価値観をもつ女性も少なくなく、自分が暴挙に出ているとは、これっぽっちも思っていない女性も珍しくありません。

【並木まきオンラインサロン】スマホ時間で毎日を楽しく!

 コクハク内の並木まき公式オンラインサロン「#まきコク」では、現在新規メンバーを募集中。

 自宅でライタースキルの資格が取得でき、大好評の「オンラインライター講座」、悩める妻をサポートする「集まれ!毒義母の森~ヨメノミカタプロジェクト~」など多彩なコンテンツ。

 いつものスマホ時間を使って自分磨きしてみませんか?

↓詳細はこちら↓
https://salon.kokuhaku.love/namikimaki

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


男性が思わずOKする♡ LINEでのデートの誘い方5つのポイント
 男女の恋愛を進展させるのに欠かせないLINE。出会ったあと、LINEでどのようなやりとりをするかが、その後の2人の関係...
恋バナ調査隊 2021-08-29 06:00 ラブ
自分では何ひとつ考えず…夫の“質問攻め”に嫌悪感を抱く妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-08-28 06:13 ラブ
とにかく妻を怒らせたくない…不機嫌な妻に恐怖心を抱く夫
「冷酷と激情のあいだvol.53〜女性編〜」では、なんでも自分に質問してくる夫に嫌悪感を抱き始めた妻・Yさんの苦悩をご紹...
並木まき 2021-08-29 06:06 ラブ
彼氏の冷たい態度はわざとかも…? 隠れた男性心理&対処方法
  この間まで優しかったはずの彼氏が、急に冷たい態度になったら誰だって戸惑うものです。「嫌われたのかも……」と、不安にな...
恋バナ調査隊 2021-08-27 06:00 ラブ
女性から告白する最高のタイミング&成功に導く3つのコツ♡
 気になる男性ができた場合、女性から積極的に告白していいのか悩むところですよね。今回は、女性から告白する最高のタイミング...
恋バナ調査隊 2021-08-27 06:00 ラブ
好きだけど彼氏に会うのが気まずい…原因&5つの対処方法
 好きな人と付き合えたら、それですべてがうまくいくとは限りません。時には、「彼氏に会いたいけど、なんだか気まずい……」と...
恋バナ調査隊 2021-08-26 06:00 ラブ
自分らしくいられる♡ 本当に相性がいい人の3つの見分け方
 恋愛や結婚で幸せを掴むために、「本当に相性がいい人を見つけたい!」と思う人は多いですよね。でも、実際のところ、どうやっ...
恋バナ調査隊 2021-08-25 06:24 ラブ
嫌われないか不安…付き合っている人に好みを合わせるべき?
 好きな人の前では魅力的でありたいですよね。そのために、相手の好みに合わせるべきか否か、とても気になります。少し油断して...
若林杏樹 2021-08-25 06:00 ラブ
昔の面影なし、格差に愕然…40代の同窓会恋愛あるある5選
 40代になって、かつての同級生たちから届いた同窓会のお知らせ。「初恋の相手は変わっていないかな♡」なんてドキドキしなが...
恋バナ調査隊 2021-08-24 06:00 ラブ
価値観が合う人がいない…! 本当に理想の結婚相手の探し方
 結婚相手を探しているのに、「価値観が合う人がなかなかいない」と悩んでいる人は多いですよね。実際に、結婚相談所などでも多...
恋バナ調査隊 2021-08-24 06:00 ラブ
彼女がいるのに思わせぶりをする男性心理5つ&見抜くポイント
 男性からアプローチされるのは嬉しいものですが、相手が彼女持ちとなれば話は変わります。たとえ、自分が気になる男性だったと...
恋バナ調査隊 2021-08-23 06:00 ラブ
彼女がいる人に恋をしてしまった…略奪愛の失敗例&対策法
 恋は、いつどんなことがきっかけで始まるか予測できないもの。中には、好きになった人に彼女がいた……なんて経験がある女性も...
恋バナ調査隊 2021-08-22 06:00 ラブ
イケメン男性なのに彼女がいない5つの理由&落とすテクニック
 イケメン男性と出会った時、「カッコいい!」と思いつつも、「どうせ彼女がいるだろう」と諦めてしまう女性は多いでしょう。で...
恋バナ調査隊 2021-08-22 06:00 ラブ
これって運命かも♡付き合う予感を感じる瞬間&脈ありサイン
 告白をされたわけではないのに、「もしかしてこの人と付き合うかも?」と付き合う予感を感じたことはありませんか? 今回は、...
恋バナ調査隊 2021-08-21 06:00 ラブ
夫が“家事放棄宣言”でも…知らん顔の義母に不満を募らせる妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-08-21 05:45 ラブ
夫婦で解決すべきことにまで…過干渉な義母に辟易とする夫
「冷酷と激情のあいだvol.52〜女性編〜」では、夫婦問題に無関心すぎる義母への不満を募らせる妻・Eさんの叫びをご紹介し...
並木まき 2021-08-21 05:43 ラブ