家にある物で代用! NOテクニックで飾る花が運を引き寄せる

斑目茂美 開運花師
更新日:2020-09-02 06:00
投稿日:2020-09-02 06:00

手持ちの器で代用!タイプ別にご紹介

 実はアナタのおうちにある食器やグラスで、代用できる物はたくさんございます。

「一向に使う兆しがございません」という器やグラス、お持ちじゃございませんか。もしお持ちなら、引っ張り出して再利用しちゃいましょ。タイプ別にご説明いたします。

小皿や小鉢を使う

 器に水をためて、ガーベラなどの顔のはっきりした花を短く切って一輪ずつ浮かばせる。あれば、お庭の草やお部屋の観葉植物などの葉物がちょっぴりあると雰囲気出ますわよ。

 一つでもOKですが、複数の器を大きなダイニングテーブルで点在させると、なんだかセンス良く見えるのが不思議。水換えも簡単で気負いなくチャレンジできますわよ。

楕円のお皿を使う

 お水をためた楕円のお皿の左右どちらかに少量のお花を偏らせると、お皿のフォルムが強調されて「こんなに素敵につくれるなんて私って天才?」って気分にひたれます。器の大きさは大きくても小さくてもOK。

 ツルもののグリーンや、流れのあるグリーンを楕円のお皿の形に添って横に流すと、さらに「自分の才能の伸びしろがコワイ」という気分にひたれるのでございます。因みにこちらはカレー皿でございます。

コップや湯飲み茶わん、ソバ猪口を使う

 口が大きく開いた器に無造作にお花を活けるのもいいですが、同じ形の器が複数あるのであれば、器をずらして重ねてできた隙間に花を入れましょう。器が花留めになってお花がグラグラしないので、おススメでございます。

 スーパーやお花屋さんで手ごろなお値段で売っている小輪のユリはそのまま一本飾るのも良いですが、一輪ずつ切り分けてこんな感じで飾ると違った印象のユリの顔になるから驚きますわよ。

 また、右の器には白い八重のトルコキキョウとグロリオーサを一輪ずつ活けましたが、広がった口を塞いでいるふわふわしたものは、道端で咲いている「エノコログサ」。いわゆる「猫じゃらし」でございます。これを器一杯に埋めて花留めとし、トルコキキョウとグロリオーサを固定する役割を担っております。

「エノコログサの花留めがNOテクニックじゃねぇだろ!」と思ったアナタ。モサモサした花、たとえばアジサイでも、器の口元を埋めてしまえば花留めになりますわよ。

ワイングラスやコップを使う

 透明のグラスの口元は、できればきれいな色の「何か」を花留めに使いたいところでございます。

 たとえば、それは「レモン」や「マスカット」、「ミニトマト」や「パプリカ」などのお野菜や果物をグラスの口元やグラスの中に入れて埋めてしまうことで、隙間に挿した一本の花をグラつかせることなく、ビタッと位置を決めることができるのでございます。

やや深い皿

 とにかく何も考えたくない。何も考えなくても、それなりにプロっぽく見える花飾りを目指したい、というアナタ。やや深めのお皿にお水をためて、ただ花を短く切って浮かばせるだけ。究極がこの方法でございます。

 またチョット元気のなくなってしまったお花であっても、この方法をとると元気になって、更に花の命を延命することが期待できるのでございます。

 ワタクシの男性のお花友達が、なぜかこの手法を「愛の水中花」と呼んでおりました。往年の松坂慶子さんの歌など、あまりに昭和な話すぎて記憶のかなたでございましたが、「延命処置」という意味でいうのであれば、確かにこの手法「愛」なのかもしれません。

 お玄関の下駄箱の上なんて、最適。ただでさえお玄関に生花は欠かせない開運アイテムではございますが、お玄関に置かれたきれいなお水は更に金運に良いといわれているのでございます。水の中にキラキラ光るビー玉やクリスタルの石などをお皿の底にチョイといれると、お金がガッポガッポかもしれませんよ~(言い方が古いな。笑)

 ちなみにこのお皿、いったい何用のお皿なのか全く予想が付きません。なにゆえ、この形のお皿を買ってしまったのか意味不明。使い方がわからないまま一度も使うことなく、お花を飾ることにいたしました。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


無理して付き合っていませんか?「離れた方がいい友達」5つの特徴
 仕事上の人付き合いなら合わない人がいても我慢せざるを得ないケースが多くありますが、プライベートでは極力無理したくないで...
灼熱の真夏「水やりのタイミング」正解は?間違いだらけの植物生活の答え
 暑いです、とても。シビれるくらい暑いので、我がお花屋さんもお客様の日中の来店はまばら……。さすがに猫店長「さぶ」の効力...
失ったものを数えているほど人生は長くない 2023.7.19(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「10年使える」タオルを10年以上使ったら…2023.7.18(火)
 突然ですが、タオルってどのくらいのペースで買い替えていますか? 実は我が家には、気づいたら10年以上使っているタオルが...
“地獄の育休”で病む寸前…先輩ママたちのしんどいエピソード&解消法
 子供を出産してから、育休を取得する女性は多いですよね。でも、育休には体力面で休める点や子供のそばにいられるなどの大きな...
竜宮城はこんな感じかな 2023.7.17(月)
 海の生き物に夜の街の光が重なって、にぎやかで涼しげな世界。  竜宮城はきっとこんな感じかな。  そういえば...
納涼★にゃんたまシリーズ!雪ん子“たまたま”のクールな視線
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
急に生理! 気分最悪の流血事件を防ぐ対処法&“即席ナプキン”の作り方
「ナプキンをしていないのに生理が来ちゃった……!」女性として数十年生きていれば、こんなこともありますよね。今回は、急に生...
もうさ、スタコラサッサと逃げ出そうよ? 2023.7.16(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
30代女が感じたApple Watchのメリット3つ 2023.7.15(土)
 街を歩いていると、スマートウォッチを付けている人が多いですよね。運動しない人にもメリットがあるのでしょうか?  ...
動物のゆるキャラ漫画/第53回「ぼくらのこだわり」
 ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、その生きものたちをこよな...
“うちの自慢の嫁”に徹しなきゃだめ?「旦那の実家に行かない方法」5つ
 夏休みが近づいてくると浮上するのが、「旦那の実家に行きたくない」問題。旦那の実家への帰省が嫌というのは、あなただけでは...
親友でも彼ができた途端、ハブ攻撃開始! げに恐ろしき女の世界LINE3選
“女の世界”という言葉を聞くだけで、どこかゾッとするような怖さを感じませんか? 女には裏の顔があるもの。それはLINEに...
女性だけじゃないYO!「スマホ&パソコン童貞」60代オヤジの幸福論
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
この世の最凶生物はナチュラルマウントさん!距離をとる以外に対処法ナシ
 みなさんの周りには、いまだにマウントをとってくる人はいますか?  明確に「マウントをとってやろう!」と思って来てく...
なんでもない日、子どもらしさが愛おしい 2023.7.14(金)
 自分にも、あの人にも、知らないどこかの誰かにだってこんな時代があった。  僕らみんなが子どもだった。誰もが通る道...