これまでの話はコチラから。
跪いてのフェラチオを命令
――クンニリングスで恍惚とした奥さまに、あえて「フェラチオをしてあげなさい」と命じたのですね。
「はい、気づけばそう告げていました。クンニをされている時、妻と僕はずっと見つめあっていました。ずっとレスだった僕ら夫婦のセックスが、Yくんの介入により再び戻ってきたという歓喜の念がこみ上げて……U子のフェラチオする顔を見たい衝動が抑えきれなくなったんです。
――続けて下さい
「驚いていたU子でしたが、『はい、あなたが望むなら……』と上体を起こしました。
Yくんが下着を脱ぐと、ペニスがぶるんとバネ仕掛けのように反り返ってね。その若さ漲(みなぎ)る雄々しい男根に、U子の潤んだ瞳がさらに淫靡に輝いたんです。
僕は、妻のフェラチオする姿がよく見えるように、『Yくんは立ったままで、U子はひざまずきなさい』と告げました。フェラする姿を真横から見ようと、位置を指示したんです。
Yくんは細身で長身の美青年ですが、ペニスは立派なものでした。プロフィールにはペニスのサイズが15センチと書かれていていましたが、もっと大きく見えましたよ。特にカリが広がっていて、肉厚だったことを覚えています。
嫉妬どころか、これから始まる妻のフェラチオが早く見たくてたまりませんでしたよ」
かつて夫が教えたやり方で…
――そして、いよいよ奥さまのフェラチオが始まったのですね。
「はい、Yくんは手早くコンドームを装着しました。U子は陰毛から反り返る肉棒の根元を支え持ち、まずは伸ばした舌先でチロチロと裏スジを舐め上げていました。Yくんが『う……』と唸りました。妻はしばらく左右に顔を傾けながら、竿(さお)の部分に唾液をまぶしていました。
このやり方は、以前、僕が教えた記憶があります。『すぐに咥えず、まずは焦らすようにじっくり幹の部分を舐めまくってほしい』と。
妻はそれを覚えていたのかもしれません。丹念に肉棒を舐めまわしたのち、やがて、濡れた唇がOの字に開き、亀頭からぱっくりと勃起を咥えこんだんです。『んぐ……』と妻が唸りました。
Yくんも『ああっ……』と歯を食いしばっていました。プロと言えども、フェラチオの快感には耐えきれないといった具合に眉間にしわを寄せて、ペニスを舐めしゃぶるU子を見おろしているんです。
『ああ、U子さんのフェラ、気持ちいいですよ。舌の絡ませ具合がたまらない』って言いながら……」
――聞いている私まで、ドキドキします。続けて下さい。
「妻のフェラ姿を見て、僕のペニスはもう一回り膨らみました。
尿道口からはおびただしい透明汁が噴きだして……。U子はなおも『ン……うぐ』とくぐもったあえぎを漏らし、ジュブジュブと唾音(つばおと)を鳴らしながら、情熱的なフェラチオを浴びせていました。
首を打ち振るたび、髪が散りはねて……それだけじゃない、乳首を硬く尖らせた乳房もゆさゆさ揺れて、たまらなくエロティックなんです。
僕は我慢できず、『U子、フェラ顔を僕にも見せて』と命じたんです。頬を紅潮させたまま、U子は従順にこちらに顔を向けてきました。愛らしい顔立ちだけに、勃起を頬張って間延びした歪んだ美貌が、ひどくいやらしくてね……」
「セックスしよう。ただし…」
――Mさんの興奮が十分伝わってきます。
「そして、『僕を見つめたまま、フェラを続けなさい。タマ袋も舐めてあげるんだよ』と告げたんです。
妻は陶酔しきったように、僕と視線を絡めながら、Yくんの勃起を深々と咥えこみ、舐めしゃぶっていました。
肉棒を吐き出したら、顔を傾けてぶらさがる陰嚢も片方ずつ口に含んでいました。おそらくアメ玉のように口内で睾丸を転がしているんでしょうね。
それを思うと、僕自身もフェラチオをされている気持ちになって、さらに下半身が煮えたぎるように激しい疼きに襲われたんです」
――続けて下さい。
「そして、我慢できなくなった僕は、ソファーから立ち上がりました。そして、『U子、ベッドでセックスしよう。ただし、Yくんにもフェラチオしてあげながらだよ』と告げたんです」
続きは次回
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