ケンカの絶えない夫婦になる恐れも…「距離感」の相性とは

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-01-25 06:00
投稿日:2021-01-25 06:00
 人間関係を築く上でとても重要になってくる「距離感」。ここの価値観が合わないと、なかなか苦労することになります。距離感の相性って、どんなものなのでしょうか?
 同僚の柏原さんとお付き合いすることになったリコちゃんは、久々の休日に親友・ノラちゃんとお出かけするのですが、ここでも距離感の相性が浮き彫りに……?

結婚後に判明する距離感の違い…2人のルールを決めて

 ひとくちに「距離感」といっても、いろいろあります。

 例えばマンガで出てきたような“自分と相手の距離感”。これは連絡や会う頻度だったり、2人で過ごす時間の長さのことですね。ここの距離感が合わないと、どちらかが寂しい思いをすることも。結婚までいかずに別れてしまうカップルも多いのではないでしょうか。

 そしてもうひとつは、“自分と周囲の人間関係に対する距離感”です。例えば、友人との付き合いを優先するタイプかどうか。親戚や家族との距離が近いかどうか。さらには、異性の友人とどのくらい距離が近いか、などです。

 これは結婚後に浮き彫りになることも多く、とても厄介です。特に義実家との距離感が難しくて揉めるケースは筆者の周りでもよく聞きます。友人や同僚との付き合いばかりで家庭を省みないパートナーもいれば、どちらかが異性との距離が近すぎて喧嘩の絶えない夫婦も……。

 いずれにしても、距離感が違うと揉めやすいのはたしかです。その場合、話し合って2人のルールを決めることが大切になってきます。それもできないと、どちらかが我慢をし続けることに……。

 そもそも、話し合いさえできない関係では苦労の多い結婚生活になることが予想されますので、結婚前(再婚前)に話し合いができる人かどうかを見極めておく必要があるでしょう。

登場人物

リコ
 離婚から立ち直りたいアラサー。離婚した自分にまっすぐな想いを伝えてくれた同僚の柏原さんに、閉ざした心を開いてみようかなと決意し付き合ってみることに! 今まで付き合った人は放置型が多かったから、こんなにマメに連絡してくれる彼氏って初めて……私、愛されてる!?

ノラ
 リコの高校時代からの友人。職場の求人にリコを推薦し、同じ社内の別部署で働いている。映画や舞台、演劇は大好物。連絡が面倒なため、マメすぎる男って無理。私の時間を奪ってくれるなよ! その時間は推しを愛でるのに充てたいんだよ!

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

関連キーワード

ラブ 新着一覧


現実ってやつは残酷です…久々のデートで“おじさん化”した夫にドン引き!
「この人と一生一緒にいたい!」と思って結婚した夫。しかし、長い年月が経てばそんな夫への想いも見方も変わるもの。今回は、久...
恋バナ調査隊 2023-09-08 06:00 ラブ
年上女性好きは質問3つで見極め!新妻の約4人に1人が姉さん女房の朗報
 アラフォーになってから婚活を始める女性が増えています。そうした女性たちのなかには「どうしても年下の男性がいい」と、譲れ...
内藤みか 2023-09-07 06:00 ラブ
待て待て待て、金銭感覚の壊れ具合もA5級!高い買い物をする夫の対処法
 結婚してから、節約して将来のために貯金をしている人は多いですよね! それなのに、ある日突然、夫が相談もなしに高い買い物...
恋バナ調査隊 2023-09-07 06:00 ラブ
知った気になってない?「ドМな男性」の特徴と付き合い方のお作法
 男性には、女性に対し「守りたい」と思う庇護(ひご)欲が備わっているため、Sっ気のある人が多い傾向にあります。ですが性格...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
好きな人ができない…でも結婚したい人が取るべきアクション
 学生時代や20代の頃は恋愛に対して前向きになれていたのに、年齢が上がるごとに億劫になってしまう傾向ってありますよね。 ...
若林杏樹 2023-09-06 06:00 ラブ
「つまり」「要するに」でまとめたつもり? “せっかち夫”に対抗する方法
 人によって性格は千差万別。のんびりマイペースな人もいれば、せっかちで1秒も待てない人もいます。  今回は、せっかちす...
恋バナ調査隊 2023-09-06 06:00 ラブ
セルフプレジャーはむなしい行為なの? 固定概念を変える方法を伝授
 SNSでセルフプレジャーについて発信を行っているので、女性からDMをもらう時もあります。  そこで気になったのが...
豆木メイ 2023-09-05 06:00 ラブ
生理前後にムラムラするの、私だけ? 女性の性欲が強くなるメカニズムとは
「生理前になるとなんだかムラムラする」「生理後はセックスしたくてたまらなくなる」など、生理前後で性欲が強くなる女性は多い...
恋バナ調査隊 2023-09-05 06:00 ラブ
貴女の度数は? オスを引き寄せる「フェロモンジャッジ」に挑戦!
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-09-05 06:00 ラブ
私が結婚したのは「貝」なのか? 夫との会話レス対処法3つ
 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なん...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
ティッシュペーパーの地元相場をあえて聞く!「既婚男性の見抜き方」5つ
 付き合っている彼氏の様子がなんだかおかしい……。そう感じることはありませんか? 女の勘が働くと、理由がなくても違和感を...
恋バナ調査隊 2023-09-04 06:00 ラブ
耐えられる境界線は?「毒舌な彼氏」に悩む女性たちと“吐く”人の心理
 好きな彼氏から言われる一言には、大きく気持ちが揺さぶられるでしょう。ただその一言は、必ずしも嬉しい言葉とは限りませんよ...
恋バナ調査隊 2023-09-03 06:00 ラブ
妻よ、許してくれてありがとう!3年越しのレス解禁を望む不倫夫の大甘思考
「冷酷と激情のあいだvol.158〜女性編〜」では、コロナ禍に入る直前に夫・ユウスケさん(43歳・仮名)の浮気が発覚し、...
並木まき 2023-09-02 06:00 ラブ
私が不倫を許したと思った? 制裁離婚の好機を3年待った45歳女性の執念
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-02 06:00 ラブ
恋多きハンター「肉食女子」は結婚後どうなる? 4つのパターンを考察
 狙った獲物(男)は逃さない、恋愛テクニシャンの肉食女子。独身時代にあらゆる男をかっさらっていた肉食女子って、パートナー...
40代女性の「デートの割り勘」問題は何が正解?男性の意外な本音もアリ
 20代、30代の時は男性とのデート食事で奢られるのが当たり前だった女性も、40代になると「あれ? これって割り勘にすべ...
恋バナ調査隊 2023-09-02 06:00 ラブ