初めてのホテルデートへ
――その後はどのような付き合いだったんですか?
「相変わらず、毎晩23時にLINEで30分ほどメールをする関係でした。
その日の出来事などの雑談ですが、気分がノッてくると、『好きだ』『R子ちゃんのフェラチオ最高だった』『早く抱きたいよ』などと言われるようになって……トキめきましたね。
そして、次のデートではホテルに行くことになったんです。メールでは『R子ちゃんを、ひいひいヨガらせてやる』とか『失神させちゃうかも』なんて豪語していましたから、セックスもいろんな女性と経験して、かなりテクニシャンなんだろうな……と期待と不安が入り混じった状態。そしてついに彼に抱かれる日がきたんです」
――続けて下さい
「エッチする当日、マスクで顔を隠した私たちは、19時に新宿のドンキホーテ前で待ち合わせをして、ラブホテル街に向かったんです。
本当は夜景の見えるシティホテルを期待していたのですが、彼は『俺の名前で部屋はリザーブできない。偽名でも、もしバレたら困る。R子ちゃんの名前で部屋を取れないか?』と言いだして……結局ラブホへ。
ガッカリしつつもOさんに抱かれる喜びに、心は浮き立っていました。金曜の夜のためか満室ばかりだったんですが、運よく、何軒目かで空室のあるホテルが見つかりました。
しかし、ラブホのパネルに表示された空室の料金は1万8千円。直後、彼は信じがたい言葉を発したんです。『高いなあ、俺、金ないよ。割り勘にしてくれる?』と」
――ええっ、割り勘? しかもお金が無いって……
「私も耳を疑いました。ホテルに行くのに『金、無いよ』と、堂々と言う無神経さに呆れましたね。男女平等と言っても、初めてのエッチは男性に払ってもらいたいじゃないですか。
で、彼が『どうする? 今日のエッチはやめようか』と言い出したから、悔しい思いをしながらも『いえ、ここでいい。割り勘にしましょう』と言いました。私の体はすでにエッチモードに入っていましたから、一瞬、興ざめしたものの、やはり彼に抱かれたかったんです」
自分から率先して情熱的なフェラチオを
――続けてください
「部屋に入ると、さすが高額だけあってゴージャスなヨーロピアン調のインテリアでした。抱き合ってキスをして、順番にシャワーを浴びて……。ベッドでバスローブを脱がされた私は、自分から率先してフェラチオをしました。
彼を仰向けにすると、私はDカップの乳房が良く見えるように角度を考えながらペニスを頬張り、しゃぶりあげ、時おり乳房でも勃起を撫でるように刺激しました。ヒップをくねらせて、前回のフェラよりも濃厚に舌を絡めたんです。
ペニスはギンギンに硬さを増してきて嬉しかった。そのうち『R子ちゃん、僕の顔にまたがって』とシックスナインへ。
ほの暗い室内で、彼の手が私の肉ビラを左右に広げ、ワレメをネロリと舐めあげたんです。『ああ……』と、思わず声が漏れてしまいました。気持ちよさはもちろん、テレビで見るイケメン俳優の彼が、私の恥ずかしい場所を舐めてくれている――もう、興奮しましたね。
子宮がキュッと引き絞られるように疼き、熱い蜜があふれるのが分かったんです。彼は『すごい濡れてる……R子ちゃんのアソコ、いやらしくて可愛いよ』と囁きながら、いくどもいくどもワレメに舌を這わせ、愛液を啜ってくるんです」
――R子さんの興奮が伝わってきます。
「彼の巧みなクンニリングスに呼応するように、私も懸命にペニスを吸い立てました。いわゆるバキュームフェラです。のど奥まで咥えた肉棒に頬を密着させて、激しくしゃぶりまくったんです。
これまで彼が抱いたどの女性よりも、彼を気持ちよくさせたい、最高のセックスを味わわせたいと、見えないライバルたちを思い描いては、情熱的なフェラチオを浴びせました。
しばらくすると、『R子ちゃん、仰向けになって』と彼が言いました。
いよいよ挿入です。私は彼のモノを吐き出し、仰向けになりました。私の両脚の間に陣取った彼は、ペニスを握り、亀頭をニチャニチャとワレメにあてがいました。『ああ、いよいよ彼とひとつになれる――』と恍惚に包まれた時、信じられないことが起こったんです。
続きは次回。
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