バッグや靴など革製品の基本のお手入れ方法5STEP
バッグや靴などの革製品を「長持ちさせたい」と思いながらも、お手入れ方法を知らない人は多いのではないでしょうか。そんな人は、これからご紹介する5STEPを参考にしてお手入れをはじめてくださいね。
1. ブラッシングで汚れを落とす
バッグや靴は思っている以上に汚れているものです。そのため、まずはその汚れを落としていきましょう。
革のお手入れには、革専用の馬毛ブラシを使うのがおすすめ。ブラッシングによって革の表面の細かいホコリなどが落ちるだけでなく、キメが整いますよ。
2. オイルやクリームを塗る
ブラッシングで汚れを落としたら、次は柔らかい布やメンテナンス用クロスにオイルやクリームを付けて、革のメンテナンスをしていきます。量は、小指の爪半分くらいの量でOK。目立たない部分から丁寧に塗っていきましょう。
このお手入れは革製品の使用頻度によっても異なりますが、月イチから3カ月に一度行うのが理想的です。
3. 乾かす
クリームやオイルを塗ったら、その後30分から1時間程度陰干しで乾かします。急いでいる時に早く乾かそうとドライヤーなどを用いる人もいますが、これは革のひび割れの原因となるため、注意が必要です。
また、乾かす前に再度ブラッシングをすれば、馴染みもアップします。
4. 乾拭きする
革が乾いたら、クロスで余分なクリームやオイルを落とすために乾拭きしましょう。このひと手間で、乾かしている間についてしまった汚れも落とせますよ。
5. 防水スプレーで水漏れ予防をする
最後は、防水スプレーでケアしましょう。防水スプレーをすると、汗や雨、雪などの水濡れを防げますよ。
防水スプレーは30cmほど離して、目立たない場所からまんべんなく噴射しましょう。2回のスプレーで、防水性はより高まります。
バッグや靴など革製品のお手入れの3つの注意点
革製品を長持ちさせるためにはお手入れが必要ですが、間違ったやり方をしてしまうと逆効果に! そこで、革製品をお手入れする際の注意点をご紹介します。
1. 革の種類によって道具を使い分ける
バッグや靴などの革製品には、牛革、馬革など、さまざまな革が使われます。
お手入れの際には、その革の種類に合わせて道具の使い分けが大切。クリームやオイルなどを購入する時は、持っている革製品に合っているか確認しましょう。
2. 道具もお手入れが必要
革製品をお手入れする際に使うブラシや布、クロスなどの道具も、定期的なお手入れが必要です。
汚いブラシや布でお手入れすると、逆に革を汚してしまうので、注意するようにしましょう。
3. オイルやクリームの使用量
革のバッグや靴を長持ちさせようと、クリームやオイルをつけ過ぎてしまう人がいます。でも、実はクリームやオイルのつけ過ぎは、逆に革の質感を悪くさせたり、シミやカビの原因となってしまいます。オイルやクリームは適量で、全体にまんべんなく伸ばしましょう。
バッグや靴などの革製品を長持ちさせるのはお手入れ次第!
お気に入りの革のバッグや靴は、誰だって長く使っていきたいと思うものです。そのためには、日々のお手入れが欠かせません。今までお手入れをしてこなかった人も、これを機会に定期的にはじめてみませんか。
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