鈴木砂羽さん「私は“過去世”で猫の時代があったかも…」

コクハク編集部
更新日:2022-02-27 06:00
投稿日:2022-02-27 06:00

愛猫のメルシィとハチは姉弟です

 今、一緒に暮らしているのは8歳のメルシィ(♀)と7歳のハチ(♂)。2匹は足長マンチカンとキジトラのハーフで、姉弟です。モデルの栗原類さんのところに生まれた子猫を譲り受けました。

 栗原家に伺ったとき、真っ先に玄関に飛び出てきた数匹の子猫のうちの1匹がメルシィでした。瞬間、目が合い、それから彼女だけが人見知りせず、なぜか私の膝にずっと座っていました。「この子だ」と思って即決!

栗原家から子猫が生まれたとの連絡が…

 その後、猫シェルターなどを回ってメルシィの友達候補を探したのですが、この子! という出会いがなく、しばらくするとまた栗原家から子猫が生まれたとの連絡をもらったので見にいきました。すると足長の靴下猫がいて、メルシィも靴下猫なので、何となくおんなじような子がいい気がしてハチを選びました。

 2匹とも、私が部屋を移動すると必ず付いてきます。人がいる場所でくつろぐのが好きなようですね。猫同士で姉弟喧嘩をするときも、私のすぐ近くで始めます。ハチの方が体が大きいので優位なように見えますが、負けん気はメルシィの方が上です。私に関係なくプロレスをやって、飛び散った毛を毎度掃除するのは私です。

 寝るときも一緒で、メルシィは、最初は私のベッドの横にある自分のベッドに寝ますが、明け方になると必ず私の脇の下に潜ってきます。

 ハチはずーっと足元にいますよ。たまに私の脚に手をかけて寝ているので、上はメルシィ、下はハチにロックオンされ寝返りも打てず、起きると筋肉痛になっています。

いつもベタベタ、基本ゴロゴロ♡

 猫のいる暮らしは、私にとても合っていますね。家ではいつもベタベタ。よく話しかけています。私は自分も彼らの仲間だと思っているので、家では猫のように暮らしてる。つまり基本ゴロゴロ(笑い)。“過去世”があるとしたら私は絶対、猫の時代があったかも知れません。

 自由で屈託のない彼らといると、自分も飾ることなく一緒にいられます。そして彼らとの愛情の交換に、毎日オキシトシン(愛情ホルモン)があふれ、とても優しい気持ちになります。毎日彼らに「ありがとう」と、感謝の日々。猫は生涯の友達です。

(構成=鈴木美紀)

▽鈴木砂羽(すずき・さわ)
 1994年、映画「愛の新世界」で主演デビュー。ブルーリボン新人賞、キネマ旬報新人賞などを受賞。以後、ドラマ、映画、舞台をはじめ、バラエティー、マンガの執筆など幅広いジャンルで活躍。コミックエッセー「ボンちゃんがいく☆」発売中。

(日刊ゲンダイ臨時特別号「日刊ニャンダイ」記事を再編集)

※「日刊ニャンダイ」はAmazonでも好評発売中!コチラからご購入いただけます!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


か、かわいい~! GU×ちいかわコラボに歓喜♡ うさぎのサングラスには「どうなってんの?」とツッコミ多数
 5月23日より「GU(ジーユー)」と「ちいかわ」のコラボグッズが発売されます。5月9日には商品のラインナップなどがGU...
「子どもがいない人生」は不幸なのか? SNSの“子持ちvs子なし”論争にアラフィフ独女の心がザワつく理由
 51歳の独身・独居ライターである私は、いわゆる“子どもを持たない人生”を歩んできました。結婚もしないまま気づけばアラフ...
仕事と勉強の両立を“無理ゲー”にしない3つのコツ。絶対NGは睡眠を削ること、もう1つは?
「資格を取得したいけど、仕事と勉強の両立が難しい…」このような悩みを抱えている社会人の女性は多いのではないでしょうか。今...
嘘でしょ! トンデモ新入社員の珍行動8選。羽田と成田を間違えて大惨事に
 仕事に対する姿勢は、年代によって大きく違います。そのため新入社員の価値観に驚くことも少なくなく…。  今回は思わずア...
くらえ、へそ天“にゃんたま”肉球見せ! 萌え技にノックダウン♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とくべつな瞬間
 この瞬間、温もりのある日差しは彼女だけのもの。  そして、その背中は、僕だけのもの。
【動物&飼い主ほっこり漫画】第96回「野菜くず求むメェ-」
【連載第96回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【女偏の漢字探し】「敵」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
永野芽郁らは完全否定。もし浮気相手が不倫を認めなかったら? 弁護士が教える「一番必要な証拠」とは
 4月24日発売号の「週刊文春」で報じられた女優の永野芽郁(25)と俳優の田中圭(40)の不倫疑惑。2人が自宅で逢瀬を重...
ジョブズもニーチェも散歩好き 64歳プロ童貞が「毎日同じルート」を歩くワケ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
スマホ時代の大正解! GLOW付録“ミッフィー”のポシェットがマジで40代にちょうどいい
 GLOW 2025年6月号増刊の付録はかわいくて機能的すぎる「miffy[ミッフィー]カード&コインケース付きマルチポ...
人格否定されてる?「ダメ出しがつらい」と感じる心理。落ち込む前にこう対処して!
「仕事でダメ出しされちゃって、もう疲れた…」と悩んでいませんか? 上司や先輩からダメ出しされるたびに「つらい」と落ち込ん...
2025-05-09 06:00 ライフスタイル
【11万いいね】ちいかわ作者の“ストレス発散法”に反響。お風呂でのアレに「真似しよう」「やってみます!」
 『ちいかわ』の作者として知られているイラストレーター・ナガノ先生。  5月6日に公式Xアカウント(@ngntrt...
にゃんウェイでスーパーモデル発見! ふかふか“たまたま”の存在感にキュン♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
あなたはどっち? GW“地獄と天国”体験談。夫の不倫バレ VS 整形で大変身
 長い人では「11連休!」なんて人もいた今年のGW。あなたはどんな思い出ができたでしょうか? 周囲の人たちに、GWの地獄...
おばさん、「ストロング系」缶チューハイを初体験。悪い予感は的中…若者世代に人気でも中年は敵わない
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...