5回目の高校入試不合格を報告
女子プロレスラーでタレントのジャガー横田さん(60)と医師の木下博勝さん(54)の長男・大維志くん(15)が8日、インスタグラムを更新。5回目の高校入試不合格を報告した件はテレビのワイドショーなどでも取り上げられ、世間の注目を集めている。
2月から高校受験中の大維志くんは、学校名は伏せていたものの、これまで受験状況をオープンにしており、9日には父親の木下氏が自身のインスタグラムを更新。〈不合格には納得出来ない様子でした、ブレないで、弱気にならないで、前を向いて行く事を約束しました。今朝も、笑顔で見送り、笑顔で試験会場に向かいました。息子を信じて応援し続けます〉と6度目の受験に向かったことを明かしている。
さかのぼること約3年前。2019年の中学受験時に「スッキリ」(日本テレビ系)の密着企画で取り上げられ、ジャガー横田さんは著書「父と息子VS.母のお受験バトル」(祥伝社)も出版した。第一希望は不合格ながら、医学部のある付属校などに合格したドキュメントは応援の声も集まって話題となり、同年、ジャガー横田ファミリーチャンネルを開設。チャンネル登録者数は3.7万人を超える人気ぶりだ(11日時点)。
多くの視聴者が新しい投稿を楽しみにする中、今回の高校受験の様子も報告してきたが、くしくも不合格の報告が繰り返されることとなり、〈親が自分の不合格のことをSNSで公開してたらめっちゃ嫌だなぁ。。〉〈てか親も自分の子が5回落ちましたってよく世界中に発信できるよなーって〉〈息子さん、番組で晒されて気の毒〉などと厳しい声が散見される事態になっている。
子育て世代の共感がポイント
芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「ファミリータレントの場合、子育て世代の共感が得られることで、番組出演や出版などの仕事にも繋がります。ジャガーさん一家は中学受験時に親子で目標に向かう姿が好感を持たれていました。今回、高校受験で不合格を公表するにあたり、なぜ個人情報である結果を明らかにするのかを説明した上で、親として子供が結果を出なかった時にどう接すればよいのかを紹介するなど、視聴者も参考にできる内容を意識した投稿だったら、新たなファンを獲得できたかもしれません。仮に今回の投稿が大維志くんの意思で配信されたものだとしても、彼はまだ15歳。視聴者などから見たら、“子供をダシにして話題を作っている”“かわいそう”と受け取られてしまう可能性もあるわけで、もったいないですよね」
懸命に努力を重ねてきても、不合格となり、現実の受け止め方に迷う子供は多いだろう。ジャガー親子にとって最善の道が見つかればいいが……。
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