吉高由里子が紫式部に扮する愛の物語
NHKは11日、2024年に放送予定の大河ドラマについて、タイトルは「光る君へ」で、主人公の紫式部を吉高由里子(33)が務めることを発表した。脚本は大河ドラマ「功名が辻」で知られる大石静氏が担当する。
女性が主人公となるのは、柴咲コウ(40)主演の「おんな城主 直虎」以来7年ぶりだが、今回は平安時代を舞台に紫式部の著作「源氏物語」が登場するとみられ、新たな女性ファンを取り込むチャンスとなりそうだ。
現在放送中の小栗旬(39)主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」や23年放送の松本潤(38)主演の「どうする家康」のように、これまでの作品は戦国時代が中心で、迫力のある戦シーンが大きな見どころとなるが、平安貴族の世界では十二単などの衣装や小道具が見どころになる。コラムニストの桧山珠美氏が言う。
イケメン俳優わんさか出演の期待
「平安時代なら、衣装など女性ファンも楽しめるでしょう。そして、紫式部といえば『源氏物語』を欠かすことはできません。光源氏は架空のキャラクターですが、そのモデルは実在の人物とされています。作中には、光源氏とライバル頭中将などイケメンたちが出てきますから、実写で誰が起用されるかが見ものです。NHKといえばイケメン平安貴公子との同居生活を描いた恋愛ドラマ『いいね!光源氏くん』シリーズが話題になりましたし、女性ニーズに合ったいいところに目を付けたと思いますね」
「花子とアン」再び?
光源氏くんで、光源氏を演じた千葉雄大(33)や頭中将を演じた桐山漣(37)の“再演”も予想される中、桧山氏が期待するのは?
「吉高さんが主人公ですから、20~30代のジャニーズや若手イケメン俳優が多数登場すると考えます。なかでも、吉高さんが主人公の花子を演じ、好評を博した朝ドラ『花子とアン』(14年度前期)で花子の義弟役だった町田啓太さん(31)が起用されるのでは? 夫の英治を演じた鈴木亮平さん(39)もキーとなる役柄で登場してもおかしくありません。最近はイメージが良かったドラマの“再共演”にファンが沸くケースがあるので注目しています」
“恋仲”歴のある柄本佑や重岡大毅も?
ちなみに、役者と脚本家の“再タッグ”も知られた話である。吉高がこれまで出演したドラマで「光る君へ」の脚本を手がける大石氏の作品といえば、「知らなくていいコト」(日本テレビ系)。同ドラマで吉高と“恋仲”となった柄本佑(35)やジャニーズWEST・重岡大毅(29)もお声がかかるかも……?
「平安時代なら戦のシーンなどの大がかりなセットやエキストラの必要もないので、製作費を抑えられるメリットがある」(制作会社関係者)という内輪話も聞こえてくるが、憂鬱になりがちな日曜夜である。
何はともあれ、心躍るドラマをお願いします!
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