柄本時生と入来茉里がスピード離婚!
離婚も“スピーディー”だった――。2020年2月に結婚していた俳優・柄本時生(32)と女優・入来茉里(32)が離婚していたと、発売中の週刊文春が報じ、双方の事務所もそれぞれ事実だと認めた。2年4カ月のスピード離婚である。
2人の出会いは、08年のドラマ「私は一本の木に恋をした」の共演で、以来12年間、役者仲間として友人関係を育み、20年に柄本からプロポーズ。当時、交際“ゼロ日婚”として話題になったが、実は芸能界は交際“ゼロ日婚”が少なくない。たとえば、俳優の山本耕史(45)と元女優の堀北真希さん(33)。共演を重ねた山本からの熱心なアプローチで結婚した。
鈴木おさむと大島美幸は結婚20年
放送作家の鈴木おさむ(50)とお笑いトリオ「森三中」の大島美幸(42)も、飲み会で会う程度の知り合いだったが、今年結婚20年を迎えている。元AKB48の篠田麻里子(36)は、夫となる一般男性から初めて2人で食事をした際にプロポーズされたという。
一方、3年前に離婚していたことが発覚した、お笑いタレントの鳥居みゆき(41)は、長年ルームシェアしていた男友だちと“ついでに”入籍。結婚生活は12年だった。「メイプル超合金」の安藤なつ(41)は19年に交際3カ月でプロポーズされて入籍したものの、婚姻期間は2年も満たずにスッタモンダの離婚調停を経て別離……。
「交際ゼロ日婚は良く知らない者同士の方がうまくいきやすい」
柄本と入来の場合、12年来の友人でお互いを知っていたはずだが、結婚生活はあっけなく終わった。“交際ゼロ日”婚がうまくいくカップルとそうでないカップル、どこが違うのか。
結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸氏が言う。
「交際ゼロ日婚は良く知らない者同士の方がうまくいく傾向にあります。お見合い結婚に似ていて、初対面や1回目のデートでプロポーズに至るカップルは意外にいます。長年友人関係だと相手の優しさや楽しかった思い出が先行しますから、生活を始めてギャップに苦しんだり、幻滅しやすい。友人の時の彼(彼女)と夫婦になったら、お互い別物。
パーソナルな情報をほぼ知らない他人であれば、相手に期待がない状態で向き合えます。さらに1回目のデートまでにプロポーズに進むカップルは、初対面で膝を突き合わせて徹底的に語り合っています。
たとえば、親兄弟、仕事先、年収、今後の転職の意思、小学校から大学卒業まで学生時代に学費はどの程度出してもらったか。大学は第何希望に進学したかなど。たいていの人は長年培った性格やクセは直りません。育った環境や教育が関係しますから、その点をじっくり擦り合わせる必要があるのです」
相手の生き方に理解や共感ができるか
逆に理解できていれば交際期間は関係ない。元AKB48の篠田は、結婚後に〈(2人とも)玄米を食べて育ったことや、理想の家族像、将来像などの共通点が驚くほど多かった〉と語っている。確かに長年交際し、恋愛感情はあっても“上っ面”しか知らないカップルもいる。
「もちろん、境遇が似ていなくても問題はありません。ただ相手の生き方に理解や共感ができるかが大事。そのためには、デートより互いの家族と何度も会うことをお勧めしています。もともと友人だったカップルでも普段から、相手の悪いところを指摘し合えたり、親兄弟の問題を相談していたり、金銭感覚や借金があるなど生活に直結したプライベートな話を共有し、理解し合える仲であれば、良きパートナーになれます」(前出の植草美幸氏)
柄本と入来は“メシ友”としての相性はバッチリだったのだろう。
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