1500万円以上が離婚したい率は40%!
その気になる調査とは「第6回 離婚したくなる亭主の仕事調査」。良いですね〜、このダイレクトなネーミング。
さて、こちらはリスクモンスターと言うリスクコンサルティング会社によって実施された調査ですが、その結果がなかなか示唆に富んだものになっておりますので、解説させていただきます。
まず多くの奥様方は夫の仕事に対して「不満」を感じており、その割合は47.2%と全体のほぼ半数に。不満はあるものの、仕事が理由で「離婚したい」とまで思っている人は9.2%であることから、不満を持ちながらも我慢している方が多いことがわかりますよね。
しかしながら、年収1500万円以上の夫を持つ奥様方に目を見ると仰天。40%が夫の仕事に不満を抱いており、かつ夫の仕事が原因で離婚したいと思っている方も40%に上るという衝撃の事実。
つまり、年収1500万円以上の旦那の仕事に不満がある奥様は“全員が離婚したいと思っている”という驚きの結果がそこにはあったのです。
しかも、この40%と言う数値。年収300万円以下でも15.8%ですから、まさに驚異的というほかありません。
どうした年収1500万円以上!高額納税者の面目はどこに行ってしまったのでしょうか?
なぜこんな結果に?その理由とは
さらにデータを見ていきますと、年収1500万円以上の夫をもつ奥様方の50%は「それでも給料が低い」と感じており、給料の金額そのものにも不満があるという結果に。
「1500万円もあって何が足りないんだろう……」と思う方もいらっしゃると思いますが、この年収ゾーンの方の特徴は、「交際費」の支出がどうしても多くなってしまうところ。
収入に対して「人脈」を維持するコストが高いため、意外と使えるお金も少なくなってしまうのです。また、趣味や生活レベルも高値安定してしまい、車や時計などの贅沢品にもお金をかけてしまいがちです。
さらに言えば、夫の「残業が多い」と不満を感じている奥様方は100%に達しています。
これらのことから導かれる結論は次の2つ。
・人間関係や贅沢品の支出も増えるため、結果的に家庭に落ちるお金が少ない。
・残業が多く家事などを手伝わない夫の場合、妻の満足度は下がってしまう。
お金はあればあるほど良いと思われがちですが、年収の高い男性には、長期的に見てこうした“落とし穴”があるようですね。
つまるところ、結婚というものは「お金」と「時間」という2つの資源をどう男女間で分け合うか、というものでもあり、両方のバランスが取れている状態が一番幸せなのかもしれません。
まとめ
結婚するなら高収入の男性が良い、と思う方は多いかもしれませんが、結婚した方の満足度は意外と低いようです。
しっかり現実を見て、結婚相手を選ぶ際には、冷静な判断基準を持つようにしましょうね。
※参照元:リスクモンスター株式会社『第6回 離婚したくなる亭主の仕事』(PDF)
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