財源は彼女? 実はヒモ…“自称IT起業家”の知られざる生態

しめサバ子 マルチポテンシャライトライター
更新日:2019-05-09 13:54
投稿日:2019-04-26 06:00
煌びやかな世界に生きるIT企業家たちの中には…(写真:iStock)
煌びやかな世界に生きるIT企業家たちの中には… (写真:iStock)

 華やかなイメージと、西麻布、六本木、恵比寿、銀座といった繁華街でシャンパンを嗜み、遂には有名女優との交際というニュースで世間をザワつかせるそんな存在、それがIT起業家。

 世の中を変えるイノベーションを生み出す一方で、そんな煌びやかなイメージを持つ一種のパワーワードになったIT起業家ですが、一皮むけばそこは魑魅魍魎の世界。

 ご存知でしょうか?起業家の中にもさまざまなタイプが存在し、中には寄生虫のごとく、その豪華絢爛ライフの財源が事業収益どころか、彼女という名のエンジェル投資家から調達している「ヒモ起業家」の事例があることを。 

 この記事ではそんな自称起業家の闇に迫ります。あなたの周りにいる起業家も当てはまる、かも。

特徴1. まるでホストのようなコミュニケーションスキル

ラグジュアリーかつムーディな雰囲気は起業家の十八番(写真:iStock)
ラグジュアリーかつムーディな雰囲気は起業家の十八番 (写真:iStock)

 ヒモ起業家は多くの場合、非常に高いコミュニケーション力というスキルを所持しています。

 女性をとことん惹きつけて惚れさせる、まさに起業家の仮面をかぶったホスト。

 とくに「起業家」との接点に免疫がない女性は、難なく引き込まれてしまうかもしれません。

 そのまるでホストなエピソードを紹介いたします。

「え、こんなの初めて……」女性を喜ばせ楽しませるゾーン展開

「じゃあ乾杯は泡で」起業家の乾杯は泡=シャンパンがステータス。

(と言いつつ実は安いスパークリングな時もある)

 ラグジュアリーかつムーディな雰囲気を伴ったバブリースタイルに、多くの女性はテンションの高揚を抑えることはできないでしょう。

 草食男子全盛のこの時代に、あえて時代に逆行しまくるヒモ起業家は、「こんな人初めて……」と女性の好奇心と自尊心を刺激し、自分のペースに女性を誘って行きます。

 綺麗な蝶々を貪る夜の蟻地獄はこうやって幕を開けて行くのです。

途切れない会話、無限の引き出し

 起業家は多彩な知識をもち、多くの人と接点を持っています。どんな話題にも迅速に対応し、最適な言葉を用いてその場のメンバーのモチベーションを天空の彼方に誘うことなど朝飯前です。

 その流暢な会話は、途切れることを知りません。

 女子が「私、刺激的なことが好きで~」などと言おうものなら、起業家は「あ、それなら知り合いからサーカスのチケットをもらえるよ」と自身のコネを披露しつつ、”仲良くなればいいことあるかも?”的な今後の期待を膨らませることにも余念がありません。

 どんなボールも打ち損ねないその姿は、まさに夜のイチロー。

 豊富な知識で楽しませながら、頼りがいを感じさせつつも「へー、×××ちゃんはそんなことも知ってるんだ。今度もっと教えてよ、二人で」と素直な一面を覗かせ、ちゃっかり個別アポを取り付ける。

 女性をスマートに囲い込む、それが起業家スタイル。

特徴2. なぜか結構メディアに出ている

記事の掲載日に気をつけて(写真:iStock)
記事の掲載日に気をつけて (写真:iStock)

 起業家たるもの、話題になってなんぼ。彼らの名前をググってみたりすると、結構いい感じの媒体に載ってたりするから不思議なものです。

初対面の女性も信用させる「メディア露出」

 会社名は知っていなくても、メディアに出ていたとなった途端、「えー、すごい!」と好感度が高まってしまうことはありませんか?

 色めく女性。起業家はなぜかろくろを回しがちですが、このろくろを回した姿に魅力を感じてしまったあなた、要注意です。(注:両手の平を内側に向けて、胸の前に広げているポーズ。陶芸のろくろを回している格好に似ているところからこう揶揄される)

結構いいことを言っている……

 当然ですが、ビジネスについては結構真剣に語っているのです。

 業界の課題や、自身のコンプレックス、なぜ起業したのか、どんな想いで目指す世界観を実現し、いかにしてそこにたどり着くのか、などなど。

 ダテに起業家を名乗っているわけではない、真摯な一面がそこにはあります。

でも結構昔の露出だったりする。

 しかし、よく注意してほしい点があります。それは記事の掲載日。

 結婚でも起業でも、スタートは華々しく、話題になりやすいものですが、それが健全にずっと続いていくかは別の話。結婚式の翌年にはイグジットしている夫婦も少なくないのです。

 メディア掲載が何年も前だと、実質稼働していない、もはや存在していない会社の可能性もあるので、記事の賞味期限には気をつけましょう。

特徴3. 酒の席での立ち回り

自称起業家は飲み上手の飲ませ上手(写真:iStock)
自称起業家は飲み上手の飲ませ上手 (写真:iStock)

 起業家のオフラインの戦闘力は前述の通りです。

 とくにその才を体感できるのは飲み会の場、そこは彼らのフィールド。

 酒という名の黒魔法の使い手である彼らは、あの手この手で女性を天国へ誘います。

飲み上手の飲ませ上手

 まず、彼らはとてもよく飲みます。

 シャンパンのテキーラ割りとか飲む勢いで飲みます。

 そして、場を盛り上げ、飲めないと言っていた人間にも気付いたらアルコールをぶち込むことにかけては、天賦の才を有しています。

 六本木や西麻布の会員制バーやホームパーティーでの事件発生率が、異常に高いこともうなずけます。いかに楽しい時間を過ごさせるか?に対してのコミットの結果でしょう。

常に最先端!コールやゲームの仕入れに余念無し

 盛り上げる手段の研究にもその情熱は注がれます。

 聞いたことのないコールやゲームを繰り出し、一緒にいる人を飽きさせない創意工夫は流石の一言です。

たまに見せる計算された優しさ

 自称起業家は盛り上げるだけが能ではありません。狙いをつけた女子に、絶妙なタイミングでそっと水を差し出す優しさも忘れないのです。

「大丈夫?あんまり無理しないでね」と、散々飲ませた本人が気遣うという、まるでアメとムチ。

 こうして楽しく飲んだ揚げ句、気づいたら家やホテルにご一緒しているという展開が散見されるのですから、ヒモ起業家恐るべしなのです。

ATM化されないためのヒモ起業家の見分け方

「彼女」という名の「ATM」(写真:iStock)
「彼女」という名の「ATM」 (写真:iStock)

 ヒモ起業家の対女性戦闘力は前述の通り。

 そうして網にかかった女性は、自称起業家とのCV(コンバージョン)を経て、自称起業家の家にも通うようになり、やがて「彼女」の称号を授かります。

 ここからが真の地獄のはじまりです。

 彼女になるまではフルおごりだった外食が徐々に割り勘や赤提灯にシフトし、イケてるこなれた服や靴も実は一通りしかないことが露呈しはじめたころ、お金の工面の相談が始まるのです。

 自称起業家「今ちょっと事業がしんどいフェーズで、ここを乗り越えたらもう少しよくなるけど、俺のこと、理解して支えてくれると助かるよ」などと自身の夢、ビジョンを熱意を持って語るその姿に、気づいたら7桁ものお金を渡しているという事例も耳にします。

 そんな彼らを見分けるポイントは主に3つです。

対外的露出の仕方

 前述の通り、実は稼働していない会社の代表という可能性もあります。

 どんなメディアにいつ出たのかだけでなく、最近の仕事の話を聞いてみるのもいいでしょう。

 ベンチャー界隈の経歴詐称は後を絶たず、会社名のHPを調べてみて、代表の名前が違う、資本金が書いてない、電話がつながらない、これらも赤信号ですので要注意です。

住んでいる家の名義や設備

 自称起業家の中には、家すら自分の名義でなかったりする事例も。

 事業が難航する中で家を失って、実は知人の家を転貸している、なんてことも。

彼女にしがち

 ヒモ起業家という名のホストは、頼って依存させる術に長けています。そのため、関係を持った女性を「お前しかいないんだ」と言わんばかりに彼女にしがち。

 そしてそんな彼女が複数いがち。

 すぐ彼女になってしまったなら、自分以外の彼女の存在も疑ってみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

ヒモ起業家には毅然とした態度で(写真:iStock)
ヒモ起業家には毅然とした態度で (写真:iStock)

 いかがだったでしょうか。ヒモ起業家の生態や特徴、その見分け方について触れましたが、その華やかな響きを活用して夜な夜な活動している輩は多く存在していることでしょう。

 上記の特徴に当てはまるような起業家に遭遇した際は、この記事のことを思い出してほしいと切に願います。

しめサバ子
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主に恋愛・性に絡むネタを執筆。ライター業以外にも法務や税務、イベント企画、プログラミング、起業、ひいては寿司を握るなど、興味を持ったことに手当たり次第に挑む。休日はシメサバ作りをこよなく愛する。
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