家族よ感謝したまえ!死なない程度の生活水準で家事をこなす

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-01-17 18:31
投稿日:2023-01-09 06:00

口だけ挟む旦那はシャットアウト!

 実はこの家事システムを構築するまでに、ひでまるとのいざこざがたくさんありました。いざこざの中身(ひでまるの主張)を要約すると「家事は面倒くさいから誰かにやって欲しい! でも、余計なお金はかけたくない」ということです。

 まぁ、なんて他力本願&図々しいのでしょうか! 私には無償で家族のために動く万能ロボットになって欲しいようです。そんなん無理、自分でやれ!

 何度ケンカをしても平行線をたどり……。しかし、私は意地でもこのスタンスを崩しませんでした。

 だって、結局家事をするのは私です。なら私に家事のやり方を決める権限があるはず。それが嫌なら自分でお金をかけずに労力を割いて家族のために貢献してくれ。私はやらん。

「子どもたちも自分で片付けてる。家電もお金を出してくれないなら自力で働いて買う。料理もミールキットじゃなくて手料理がいいなら別にしよう。ただ、ひでまるの分はやらないので、ご自身でお願いします」

 そんな強情な態度に根負けしたのか、諦めたのか。ひでまるはイヤがりつつも私のやり方に合わせてくれるようになりました。

 便利家電も少しずつ買い揃えていき、昔よりも負担軽減をしながら家事ができています。もちろんひでまるのボーナスで(笑)。

自分の中の最低限を守ればOK

 家族のために自分を犠牲にする、身を粉にして働く時代はもう終わりでいいのではないでしょうか。

 私はどうしてもできないこと・やりたくないことがもっと楽になるなら、積極的に時間をお金で買うべきだと思います。その空いた時間を子どもと一緒に過ごす方がずっと良いです。

 また、子どもが小さければ、家事よりも子どもを優先しましょう。自分にとっての最低限を守ればOK。あなたが家事をできなくても、他の方法で代用できます。今はスマホさえあれば料理を届けてくれたり、家事代行も頼めたり、便利な世の中です。

 まずは自分が一番しんどい家事を考えてみましょう。

 その家事を軽減するためには何が必要なのか。便利な家電? それとも他の人の手助け? 全部ひとりで背負い込もうとせずに、たまには自分も優先させてあげましょう。

 例えば、週1回届く家族5人分のミールキット(2750円)を試してみるだけでも違うかもしれませんよ! その出費を補うために在宅ワークなどで働きだすのもひとつの手ですね。

 疲れ果てて無気力になる、我が子から目を離して後悔するくらいなら、家事なんてそこまで重要ではないと思いませんか?

 我が子と自分を守るためにも、あなたにとっての最適解を見つけていきましょう。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「この初老の女が私?」映像に映った“残酷な姿”に凍り付く。もう若くない…悟った女が辿りついた答え
 中堅出版社に勤める綾女は、管理職につくことを打診されて落ち込む。失意のうち向かった先は渋谷にある元恋人・崇が経営するバ...
「私、まだ終わってない」出世は現場からのリストラだ…50前、あがく女が縋った“男との復縁”という選択
 中堅出版社に勤める綾女。昇進の辞令があったものの、現場から離れる立場になったことに落ち込む。向かった先は渋谷にある元恋...
「年齢なんてただの数字!」45歳、気持ちはアラサー。変わり続ける渋谷で“迷走する女”が見た現実
 ひさしぶりに 来た渋谷は 少しだけ昔と 違ってみえる…。  なんて、思わず替え歌を口ずさんでしまうくらい、この街...
65歳童貞「高齢者は“中学生マインド”で生きろ!」僕が月10万円でもワイルドに暮らせるワケ
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夜職の女が店外で“カスハラ”する謎。「お客様は神様」に物申したい!
 接客業をやっていると、嫌でも態度の悪いお客に当たるもの。  これ自体は仕方がないので、諦めているのですが、中には...
今すぐ帰りたい~!義実家へ帰省時の“珍”失敗談4つ。夫との“ラブ時間”を見られて赤面…
 結婚すると、長期休みや年末年始に夫の実家に帰省する人が多いですよね。そして、夫の実家への帰省中に、夫の家族から引かれる...
社内忘年会って実は悪くない!?  狙いはイケメン、夕飯タダ…女たちの“ナナメ上”な楽しみ方4つ
 年末の恒例行事「忘年会」。仕事納め前のリフレッシュや、同僚との親睦を深める場…という建前はあるものの、実際のところはみ...
“にゃんたま”ホストクラブへようこそ!魅惑のハチワレグレイに堕ちちゃいそう♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「男の子って可愛いの!」義母vs実母の“孫マウント合戦”の果て…35歳女性が見た滑稽な対抗心
 幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
おばさんは美容医療より「医療」に夢中。肩こり、首こり、腰痛…不具合だらけの私が辿り着いた救済策
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
え、余ったお菓子を持ち帰り? 非常識すぎる「手土産」エピ6選。アレルギー食材は絶対アカンでしょ!
 友達とのパーティ、取引先への訪問時など意外と多い「手土産」が必要なシチュエーション。  そんなときあなたは、どん...
「謝りたい」ってどの口が! いじめっ子とまさかの再会、6人の攻防エピソード。反撃のチャンス到来!?
「謝りたい」ってどの口が! いじめっ子とまさかの再会、私のとった行動6つ。反撃のチャンス到来!?
30秒でピカピカ!? 噂の「洗面ボウルクリーナー」を試したら、あまりの結果に無言になった【ガチレビュー】
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
“にゃんたま”王者決定戦! プロレスの決め手はポロリ? 会場のボルテージも最高潮♪
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
御社は大丈夫? “忘年会”でやめてほしい5つの行動。上司の「話しかけろ」圧がめんどくさ!
 楽しく飲んで、笑って締めたい忘年会。でも、ちょっとした一言や行動で場が白けたり、翌日までモヤモヤが残ったりすることも…...
【漢字探し】「租(ソ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...