口だけ挟む旦那はシャットアウト!
実はこの家事システムを構築するまでに、ひでまるとのいざこざがたくさんありました。いざこざの中身(ひでまるの主張)を要約すると「家事は面倒くさいから誰かにやって欲しい! でも、余計なお金はかけたくない」ということです。
まぁ、なんて他力本願&図々しいのでしょうか! 私には無償で家族のために動く万能ロボットになって欲しいようです。そんなん無理、自分でやれ!
何度ケンカをしても平行線をたどり……。しかし、私は意地でもこのスタンスを崩しませんでした。
だって、結局家事をするのは私です。なら私に家事のやり方を決める権限があるはず。それが嫌なら自分でお金をかけずに労力を割いて家族のために貢献してくれ。私はやらん。
「子どもたちも自分で片付けてる。家電もお金を出してくれないなら自力で働いて買う。料理もミールキットじゃなくて手料理がいいなら別にしよう。ただ、ひでまるの分はやらないので、ご自身でお願いします」
そんな強情な態度に根負けしたのか、諦めたのか。ひでまるはイヤがりつつも私のやり方に合わせてくれるようになりました。
便利家電も少しずつ買い揃えていき、昔よりも負担軽減をしながら家事ができています。もちろんひでまるのボーナスで(笑)。
自分の中の最低限を守ればOK
家族のために自分を犠牲にする、身を粉にして働く時代はもう終わりでいいのではないでしょうか。
私はどうしてもできないこと・やりたくないことがもっと楽になるなら、積極的に時間をお金で買うべきだと思います。その空いた時間を子どもと一緒に過ごす方がずっと良いです。
また、子どもが小さければ、家事よりも子どもを優先しましょう。自分にとっての最低限を守ればOK。あなたが家事をできなくても、他の方法で代用できます。今はスマホさえあれば料理を届けてくれたり、家事代行も頼めたり、便利な世の中です。
まずは自分が一番しんどい家事を考えてみましょう。
その家事を軽減するためには何が必要なのか。便利な家電? それとも他の人の手助け? 全部ひとりで背負い込もうとせずに、たまには自分も優先させてあげましょう。
例えば、週1回届く家族5人分のミールキット(2750円)を試してみるだけでも違うかもしれませんよ! その出費を補うために在宅ワークなどで働きだすのもひとつの手ですね。
疲れ果てて無気力になる、我が子から目を離して後悔するくらいなら、家事なんてそこまで重要ではないと思いませんか?
我が子と自分を守るためにも、あなたにとっての最適解を見つけていきましょう。
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