電マでオナニーをしながらフェラチオ
――オナニーしながらフェラチオをねだった。その後をお聞かせください。
「はい、オナニーを見られる行為が、あんなにも女の興奮を掻き立てるとは思いませんでした。しかも、セクシーランジェリーを身に着けて……。だから、夫にも一緒に気持ちよくなって欲しくて……いえ、彼のモノを咥(くわ)えたい衝動に駆られて、思わず口走ってしまったんです。
すると、ベッドで仰向けになってオナニーをする私の横で夫がひざ立ちになりました。
ペニスは徐々に私の口元に接近してきて……勃起こそしていませんが、これまでの経験から、口に含むと少なからず反応することは知っています。
その時も、クリトリスに電マの激しい振動を受けながら、根元を握って差し出されたペニスを頬張りました。
――ううっ。
彼が低く唸りました。
私は、電マの刺激の快楽も相まって、いつも以上に強く吸引してしまったと思います。舌を絡め、上あごで圧を加えると、口内のペニスがわずかに硬さを増しました。
ねっとりと舌を絡め、甘噛みをし、口内でずれないように、電マを持っていない左手でペニスの胴部を支え持ったんです」
勃起はなくても幸せ
――続けてください。
「私は右手の電マでクリトリスを刺激しながらも、懸命に舌を絡めましたね。尿道口から塩気のある先走りの汁が吹き出して、いっそう高揚してしまって……。彼も手で私の乳房を揉みしめ、わき腹やヒップを撫でまわしてきました。
――M子……いやらしいよ……すごく綺麗だ。
そう呟きながら、腰を前後に軽く振って……。
彼の「オス」を頬張り、体を撫でまわされている行為はいっそう私を昂(たかぶ)らせました。
勃起はしませんが、それでも私は幸せでした。挿入などしなくても、いえ、挿入という行為がないからこそ、心のつながりが揺るぎないものになっていると確信しましたね。
私たちは確実に愛し合っているという実感に包まれて、その日も私は絶頂を迎えたんです」
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