小学生のタブレット学習って便利!だけど思わぬ落とし穴が潜んでいた…

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-02-20 06:00
投稿日:2023-02-20 06:00

案の定破損! 実際にいくら請求された?

 昼休みに学校から一本の電話が掛かってきました。

「突然すみません。長男くんのタブレットの画面が割れているのですが、心当たりありませんか?」

「え! 心当たりはありません。とくに長男からも何も言われませんでした」

「そうですか……。長男くんとも話したのですが、おそらくランドセルの中でタブレットが教科書に押しつぶされて、画面が割れたのかもしれません。一度、こちらで修理に出します。もしかしたら修理代がかかる場合もありますので、ご了承ください」

 ……全然ご了承できませんが!?

 突然の申し出に焦った私は、電話を切ったあとすぐに小学生のタブレットトラブルについて調べました。なんでも、基本的には生徒が故意に壊した場合は「保護者負担」、生徒の過失の場合は「自治体が負担または保護者負担の場合もあり得る」という方針の自治体が多いようです。

 今回の場合は生徒の過失にあたります。よって、「自治体負担」なのか「保護者負担」なのかが分かりません。修理代は1万円~3万円前後、なんと本体が故障したら6万円の場合もあるそうです。思えば、あらかじめタブレットの使用承諾書を書いたときに注釈があったかも……。

 正直、そんなに高価なものを小学生に持たせないで欲しい……。

 自動車保険などに附帯する「個人賠償責任保険」がもしかしたら使える!? と思ったのですが、残念ながら「他人から借りた物、預かっている物に対する賠償は対象外」となっています。ドキドキしながら翌日の電話を待つことになりました。

 結果は……「自治体負担」!

 扱いに雑なところはあったものの、学校側がわざと壊したわけではないという判断で話を進めてくれました。本当に感謝しかありません。

今回はなんとかなったけど…

 今回は学校側の温情で修理代を請求されませんでしたが、小学生のお子さんを持つ家庭なら誰にでもあり得るシチュエーションです。

 小学生のタブレットトラブルはありふれており、調べてみるとトラブルになった場合に保障してもらえる「受託品賠償責任保険」という保険もありました。タブレット学習も一長一短。うまく活用できるように、あらかじめさまざまな対策をしておくほうが良いかもしれないなと思った出来事でした。

 ちなみに我が家ではタブレット破損の一件以降、 保護ケースを自費で購入。持ち運びは必ずケースに入れ、家での保管場所はリビングというルールを徹底しています。私の目の届く範囲でタブレットを扱わなければならないので、子どもたちへの抑止力になっているようです。

 みなさんも、小学生のタブレット破損には充分にお気を付けくださいね……!

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


二日酔いがきつい…! スナックママ流3つの予防法。意外な「あの食べ物」が効果的?
 みなさんは二日酔いになったこと、どのくらいあるでしょうか? 若い時は「二度とお酒は飲まない」と誓うくらいの二日酔いに週...
おすそ分けが楽しみにゃん♡ 猫島の港で漁師さんを待つご機嫌“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
レズビアンバーを初体験! 接客、ショータイムにドキドキ…そこは「秘密の楽園」だった
 レズビアンバー。名前は聞いたことがあっても、足を踏み入れたことがある人は、少ないのではないでしょうか。  店内ではど...
40女「神戸マラソン2024」走ったで!ランナーのポイ捨て、アカンやろ…
 11月17日に行われた「神戸マラソン2024」に参加してきました! 倍率2倍をくぐりぬけ、今回で3回目の出走です。
生きた化石のイチョウをかわいく楽しむ! 花屋が教えるイチョウの葉を使った簡単フラワーデザイン
 猫店長「サブ」率いる我がお花屋は、神奈川県の片田舎にあります。今時分から年末にかけて、配達途中にちょっぴり遠回りを...
女性の「更年期と老化の受け止め」に3パターン。休むのはわがまま? 更年期休暇も求む!
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
【備蓄の日】うまっ…!無印良品級の「レトルト専門店」でごちそうを見つけた♪ ストックしたいオススメ3つ
 東京都では、11月19日を「備蓄の日」としているそうです。「1年に1度は、びち(1)く(9)の確認」なのでこの機会に保...
「乾燥対策」に使うべきベスト・オブ・アロマオイルは?【フェロモンジャッジ調香師が解説】
 女性ホルモンのバランスがよく、フェロモンが溢れる女性の共通点に「肌のみずみずしさとツヤ」があります。これは、体の内側か...
「やば、出ちゃった…」の強い味方!『吸水ショーツ』日仏対決。実際の履き心地、吸水させてみたら…
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
芸術の秋、散歩の秋!「緑と道の美術展 in黒川2024」の楽しみ方
 今年で9回目となる野外で楽しむ美術展覧会「黒川黒山アートプロジェクト 緑と道の美術展 in黒川2024」が開催中です(...
Z世代界隈に多い!? 「静かな退職」を選ぶ心理と、先輩として上手な接し方
「仕事には熱を持って取り組むべし!」アラフォー世代以降はこのように思っている人が多いですよね。その一方で、Z世代の若者は...
ひろゆき氏に言いたい! 48歳まで処女だった私は、本当に魅力がなかったのか?
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんで...
3年ぶりのご登場! 超個性的なうし柄“たまたま”は今日も元気です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「姿」の部首は何? イメージにとらわれてはダメ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
週末だ、包丁も火も使わん!正義の炭水化物“爆速レシピ”5選【爆速レシピクリエイター・およねさんの自信作】
 SNSで話題の「爆速レシピクリエイター」およねさんが考案する《ひとり分の分量で》《最小限の工程で》《最低限の洗い物で》...
打倒、借りパク民!「貸したもの返して」催促LINEの“角が立たない”お手本はこれだよ~
 人に貸したものを返してくれなかった時、催促するのは気まずいと感じる人が多いですよね。  どうしたら角が立たない伝...