フリーランスママなら楽チンの誤解…付き添い通院で両立できず契約終了

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-05-29 06:00
投稿日:2023-05-29 06:00
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザーを経て「ひでまる」と再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らすアラサーです。
 3人の子どもを抱えながら働くって、思っていたよりも大変! 本連載は子育てをしながらバタバタと過ぎていく毎日の中で、私が感じたことやちょっとした事件(笑)を「働くママのリアル」を通してお伝えします。

子どもの対応と仕事は両立できるのか?

退院後、家族で散歩に出かけた時の1枚です(写真:tumugi)
退院後、家族で散歩に出かけた時の1枚です (写真:tumugi)

 みなさん今日もママ業お疲れ様です! 前回はコロナ前後の付き添い入院についてお話しました。コロナ前では子どもの入院に親が付き添うのが当たり前だったのが、コロナ禍では一変して面会謝絶になったり、入院中にコロコロと指示が変わったり。病院側も保護者側もやきもきする日々を送っていました。

 2023年5月8日から感染症法上の位置づけが「5類感染症」に変更され、私の周りでも少しずつ緩和されはじめたような気がしています。

 おかげさまであれから末っ子も回復し、無事退院しました。原因不明とされていましたが、医師いわく「副鼻腔炎」が悪化して顔面痛が出たのだろうとのことです。いきなり片側顔面麻痺のような症状が出たので、脳の病気も心配していましたが、原因がわかり安心しました。

 これで毎日の病院通いもやっと終わりと思いきや、実は長男の「ペルテス病」のリハビリにも2週間に1回ほど、定期的に通っています。

 病院へは片道1時間かかり、車を所有していないので電車やバスを乗り継いで通う日々。手術後は多くて週に2回、そこから週に1回とだんだんとリハビリ回数が減っていき、術後半年経ってようやく2週間に1回のペースに落ち着きました。

 しかし、私は仕事をしているワーキングマザー……通称「ワーママ」です。そして、フリーランスでもあります。フリーランスは自由なイメージがありましたが、いざやってみると仕事をしながらのリハビリ通いは思っていたよりも大変でした。

 今回はそんな、ワーママをしながら子どものリハビリに付き合うには? についてお話します。

手術成功の喜びも束の間、リハビリ通いが決定

手術は成功したけれど、その先も長い…(写真:iStock)
手術は成功したけれど、その先も長い… (写真:iStock)

 1回目の手術は、骨を切ってボルトで固定をする手術。2回目は、そのボルトを摘出する手術。3回目である今回の手術は、骨盤の骨を切り出し、その骨を使って股関節に棚(膝関節の内側に存在するひだ)を形成する手術です。

 医師からは2時間半くらいの手術時間と言われましたが、いくら待っていても呼ばれず……。待っている間は落ち着かず、廊下をウロウロするしかありません。結果的に、4時間越えの大手術でした。

 もちろん手術は成功。「処置を丁寧にしてたら、余計に時間がかかっちゃった。ごめんね」と笑いながら手術の説明をしてくれた医師には、感謝しかありません。

 まだ麻酔でうつらうつらしている我が子を見て一安心したものの、峠は越えただけでまだまだ問題は山積みです。このままうまく棚が安定してくれることを願います。

 そして、手術から1週間後に痛みも落ち着いてきたので、リハビリを開始。リハビリもうまくなり、経過も良好で3週間で退院が決定しました。

 しばらくの間は、車椅子と松葉杖を使いながらの生活です。さらに、週に2回リハビリに通う必要があります。手術が成功したのは嬉しいものの、週に2回のリハビリはワーママにとっては死活問題です。夫は仕事優先のため、私しか動けません。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ルポ:ギャラ飲み額はトップ級の30分1.35万円!看護師の夢と新たな野望
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
これが330円? 3COINSジェルネイルの凄さよ!物価高の今にありがたい
 3COINS(スリーコインズ)で「UV LEDネイルライト」が330円で買えると知り、おうちでジェルネイルデビューをし...
甘えっこ“たまたま”の「マズル、シッポ、にゃんたま」3点セット♪
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ハーブ育てるなら一択!虫よけ・若返りにローズマリー、ほっぽらかしで◎
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の片田舎にあります。4月とはいえ1日の寒暖差はすさまじく、朝晩はストーブ、日中...
不倫バレ。“妻の奈津と申します”に戦慄→“なに無視してんだよ”で眠れない
 あなたはこれまでに、緊張感がハンパないLINEのやりとりをした経験があるでしょうか?  今回は、不倫相手の妻や先...
「フェロモン診断」調香師が選ぶ GW旅行の疲れを癒すおすすめの香り
 もうすぐゴールデンウィーク、今年は旅行や帰省の予定を立てている人も多いのでは?  飛行機や電車での移動、長時間の...
新学期早々ピンチ! 子供の「学校に行きたくない」の最適解は?
 子供が「学校行きたくない」と言い出したら、親としてはとても不安になりますよね。理由は、いじめや人間関係、勉強の遅れや体...
黄・紫・桜♪
 春の三原色を見つました。
陽だまりでゴロゴロ♡ お日様パワーを吸収する“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第71回「はふはふぴたっ」
【連載第71回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
美人局の語源に「筒」と「陰茎」
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
結婚式前夜、娘の門出を祝う「親として最後の教え」の内容に涙腺崩壊!
 入学や卒業、就職による1人暮らしなど、門出は1つの節目。嬉しい反面、どこか寂しさや不安を感じる瞬間でもありますよね。 ...
占い好きな成功者と占い好きな非成功者の違い…占いライターで一攫千金も
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
豊洲の人生勝ち組妻でも幸せじゃない?彼女が裕福と引き換えに諦めた事
 独身時代は都心に暮らしていたが、結婚を機に武蔵境に暮らし始めた千佳。しかし、郊外のこの地を愛せない。そんな時、中学の同...
「夫の駐在時にね…」なぜあのコが?田舎の同級生“玉の輿婚”に心ざわつく
 独身時代は都心に暮らし、華やかな生活をしていた千佳。しかし、結婚を機に都内から離れ、武蔵境に住み始めた。しかし、妥協し...
メガバン妻が悟ったリーマンの限界値 吉祥寺より2駅下った中古マンション
 武蔵野の自然を携えそびえる瀟洒な白亜の建物は、まるでこの場所がヨーロッパの一都市であるかのような錯覚を与えてくれる。 ...