乾燥シーズン到来!美容ジャーナリスト注目の新作・顔&頭皮スキンケア4選

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2023-12-11 06:00
投稿日:2023-12-11 06:00
 気温もぐっと下がって、いよいよ本格的な乾燥シーズンに突入。季節がわりに注目したいのが新作スキンケアですが、今年の秋冬もパワフルな保湿ケアが続々登場していますよ。
 近年のトレンドは、ホリスティックな保湿ケア。ココロとカラダ、双方を健やかにすることでよりパワフルにお肌の自己防衛力を高めてくれるようなコンセプトのアイテムが目立ちます。
 美容ジャーナリストが注目する、2023年冬のスキンケアアイテムをご紹介します!

1. 資生堂「ベネフィーク」超・個性的な“赤いつぶつぶ”が可愛いブースター

 今年なんと51年目(!)を迎える資生堂の「ベネフィーク」から、個性的なレッドボトルのブースターが誕生しました。

 新コンセプトは「肌・からだ・心、すべては美につながっている。この一瞬から、一生揺るがない美しさへ。」――。

 日頃から様々に生じる肌悩みに対して「対処的」に回復させるのではなく、「美しさの根本に働きかける」ように、肌コンディションを底上げするメッセージが込められているとか。

 ベネフィークは、「血管・リンパ・神経系・自律神経・免疫系・ホルモン」から形成される“心身ネットワーク”に着目した研究を進めてきたそうで心身ネットワークの発想は近年の美容トレンドのメインストリームであると、ブランド発表会に登壇した美容エディターの松本千登世さんも注目しています。

自分自身が“揺らがない”

「ストレスフルな時代が続いてきた中、コロナ禍を迎え、これまでの生活そのものが当たり前ではないと気づき、その変化に揺らいだことで、とにかく自分自身が“揺らがない私”になることが大きな美容のムードになったと感じます。

 悩みや不調が肌に出たら、それを一つひとつ解決するのではなく、根本から見つけ、対応する。言葉でいうと、トレンドである『ウェルネス』にあたるのではないでしょうか」(松本さん)

「肌・からだ・心」を整えることは、ただ肌がきれいになるだけでなく、心身共に、そして社会生活においても健康的な自分が手に入るということ。

 スキンケアタイムは、心地良い香りや感触のアイテムを選び、癒されながら自分と向き合う時間にし、「肌・からだ・心」をいたわる。そんなトータルでの「ウェルネスビューティ」にますます注目が集まりそう。

 それでは今季注目のスキンケア4選、見ていきましょう!

資生堂「ベネフィーク セラム」

 化粧水の前に使うベネフィークの導入セラム。第一印象、ボトルの中に見える透明ジェルと赤い粒が興味をそそります。

 実はこの赤い粒には美容成分が詰まっていて、透明ジェルを肌に塗ると、なじんでいくにつれ、赤い粒の美容成分がはじけて、徐々に浸透していきます。

 角層細胞の一つひとつをふっくらとうるおし、隠れ乾燥まで防いでくれながらもうるおいが長時間持続。大地のナツメエキス・ケイヒエキス・オタネニンジンエキス・グリセリン、さらに香気成分にも大地の天然精油・オレンジエレメントが使われており、スキンケアの最中に豊かな香りに包まれます。

 とろみがあるのに、べたつかない。そして、お肌はしっとり。心地よい使用感です。

2. クレンジングも摩擦知らず! オイル保湿成分たっぷりのNEcCO(ネッコ)のクレンジング

 メイク落としで思わず肌をゴシゴシ…こんな摩擦も乾燥シーズンには命取り!?

 肌にやさしいクレンジングはなかなかメイクが落ちないし…なんて悩んでいた方に朗報です。

 オーガニックな保湿成分たっぷりで優しい洗い心地、なににメイクがバリ落ち!! な新作クレンジングに大注目です。

 ネッコは、4種のユーグレナと×発酵美肌成分を配合した「根っから美しいひと。」へ導くバイオナチュラル・スキンケアブランド。

 ユーグレナは藻の一種で、藻由来の成分は肌免疫にアプローチして、肌本来の“自ら再生しようとするチカラ”をサポートする成分として近年美容マニアの間でじわじわ話題になっています。

 ミルクとオイルでしっかり優しくオフするこのクレンジングミルクオイルは、トリートメント成分が80%配合されている、贅沢な仕様です。

 摩擦レスの秘密は、“うるおいクッションオイル”と名付けられただけある、クッション性の高いオイルの製法。オイルと洗浄成分を一度凍らせて解凍する!というひと手間で、クッション性が生まれる層。お肌にやさしいのにしっかりマスカラも落ちる感動を味わえます。

 洗いあがりは適度なうるおいが肌に残ってつっぱりません。

 100%天然由来の精油を贅沢にブレンドしたオレンジベルガモット&ゼラニウムウッドの香りも、深い安らぎを与えてくれます。アロマテラピーの原理で心も開放してくれるという、ホリスティックなブランドです。

3. 2023年の話題をさらった“注射器型”で、乾燥肌にダイレクトにアプローチ

 2022年に世界初の美容成分、タマゴ由来の細胞培養エキス「CELLAMENTR®︎」を配合した美容液で注目を浴びた「CONC(コンク)」から、革新的なノック注入型マイクロニードル美容液「CONCリンクル インジェクション」が登場しています。

 注射器型(インジェクション)スタイルは、近年登場したスキンケア容器の新騎手の中でもいちばんの注目株かもしれません。

 年齢を重ねるうちに気になりはじめる目尻や口元などのエイジングサイン。医療用マイクロニードルから着想を得たという革新的なノック注入型のマイクロニードルが直接角層中に美容成分を届け、ハリ・弾力を与えてくれます。

 CELLAMENTの機能を活かす独自のユーグレナエキス2種や使用実感を得やすい次世代型レチノール、ハリが満ちる3種のヒアルロン酸など、美容成分の宝箱。

 個性的なインジェクション型は、自宅で最新美容医療を受けているような感覚に。とはいえ、針は長さ200μm(マイクロメートル)、太さ100μmの極細針なので、痛みとは一切無縁です。

4. 頭皮の乾燥・かゆみだってケアしなきゃ! 頭皮のデイリー保湿アイテムもマスト

 顔だけでなく、頭皮だって乾燥します。こちらのアイテムは、育毛剤でありながら、うるおいを保ち、頭皮環境を整えてくれる頭皮のデイリーケアのために生まれたコスメ。

 また頭皮にうるおいを与え、頭皮の環境を整えて、保湿しながらもフケの原因となる細菌の繁殖を防いでくれます。

 もちろん育毛ケアとしても頼もしく、7つの有効成分が毛髪の成長を促し、太く強い髪に導いてくれます。

 そして素晴らしいのが、有効成分がすべて植物由来である点。劇的な育毛成分などには、実は肌に負担の大きいものもあるのですが、肌や身体にやさしく、でもしっかりと育毛をサポートしてくれるのは、特筆すべき特長です。

 同製品のメディア発表会に登壇した毛髪診断士の齊藤あきさんも、「育毛ケアに必要な7つもの有効成分が、プロの目から見ても実にバランスよく配合されています。

ノンジェンダーな香り

 特に毛母細胞活性、血行促進、抗アレルギー作用などがあるタマサキツヅラフジアルカロイドという成分は、男女ともにおすすめできる注目の育毛成分。「それを配合している点がさすが」と褒めていましたよ。

 使い心地はとてもさっぱり。そしてノンジェンダーなシトラスムスクの香りで、気持ちもほぐれます。

 また、よくあるスカルプケア製品のような「見るからに育毛剤」というボトルでない、スタイリッシュなデザインも嬉しいポイント。洗面台に置いていても恥ずかしくない!

  ◇  ◇  ◇

 お肌パリッパリな真冬に備えて、自分のココロもカラダも潤おしてくれるスキンケアアイテムに出会えますように!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


対策は万全に!「水虫」に感染しやすい人の特徴って? 気温15度以上は要注意【医療従事者監修】
 夏になると、水虫になる人が増えるといわれています。「自分は大丈夫」と思っていても、プールや温泉などで知らない間に感染し...
物価高の今こそ「節約美容」を! プチプラでも満足度“1万円越え”のアイテム3つ【美容家厳選】
 長引く物価高の影響で、日々の美容にもこれまで以上に「コスパ」や「お得感」を求める声が高まっています。  節約しつつも...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
性交痛がつらい…それって更年期のせいかも。医療関係者が教える“40代の悩み”対策は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ツヤ肌メイクの“やりがち”NG3選。なんか脂っぽい…の原因はこれ! 成功するコツは?
 ツヤ肌メイクの、ちょうどいいツヤ感って意外と難しい…。やりすぎるとただのテカリに見えたり、毛穴が目立ったり。控えめすぎ...
日焼け対策、怠ってない? アウトドアガチ勢が実践すべき“美肌”を死守する3大ケア
 春と夏はポカポカと気持ちいい外の空気を吸いながら、アウトドアスポーツをしたくなる季節です。でも、「日焼けが気になる」と...
UV対策してる? 美容家が選ぶ春のおすすめ5選。大人の垢ぬけ顔にはこのチークが優勝!
 コクハク編集部では時短美容家の並木まきさん厳選アイテムを多く紹介してきました。  今回は、その中から選りすぐりのアイ...
毛穴にいい?「あの洗顔法」の真相を医師が解説。向いてる肌質もあるけれど…【美容のウソ・ホント】
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
救急箱の中身、チェックしてる? 「いざ」の時に役立つ“常備薬”の選び方【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
乳液なしは「老け顔」を加速する!? 40代は“プチこってり”がキーワード。美容家の厳選アイテム3つ
 40代も半ばを過ぎると、気になるのが顔の“老いた雰囲気”。過去の自分と比べてギャップにがっかりなんてことも。  今の...
「寝ながら運動」で美ボディになれるってマジか! 激しいダイエットなしで痩せるコツ【インストラクター監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代のツヤメイクは暑苦しさNG!2000円以下で買える「夏までヘビロテできる」優秀アイテム3選
 今年は春から日差しの強い日も多く、初夏のような陽気も増えています。というわけで、そろそろメイクも衣替え!  春から夏...
モテる以前にマナーだよ!「みっともない」認定されてしまう男性の特徴6つ
 ルッキズムに厳しい昨今、男性のルックスにだって難癖付けることはできません。でも…悲しいかな、どうしても「生理的に受け付...
「五月病」になるのは5月だけじゃない!イライラ、不眠、意欲減退…なりやすい人の特徴や放置のリスク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
プチプラと侮るなかれ! 40代後半美容家がガチで使って惚れた神アイテム3点【2025春・スキンケア編】
 優秀アイテムがたくさんあるプチプラコスメ。ですが、40代以上の世代には「ちょっと物足りない…」アイテムもチラホラ。 ...
一晩に何度起きたら頻尿ですか?【医療従事者解説】頻尿のセルフチェック&トイレによる寝不足改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...