“辛酸舐めた”錦戸亮の復活
2月23日、「不適切にもほどがある!」(TBS系、以下「ふてほど」)に錦戸亮(39)がゲストで登場し、大反響を巻き起こしている。
錦戸は2019年に当時の関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)を脱退し、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所。以来、ソロアーティストとして精力的に活動するも、地上波ドラマからは長らく遠ざかっていた。
昨年5月、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK BSプレミアム)で4年ぶりに地上波ドラマへ復帰すると、6月のTBS制作のNetflix配信ドラマ「離婚しようよ」ではダメ男役でありながら「色気がダダ漏れすぎ」と瞬く間に話題となった。
しかし同年10月には、錦戸にとって悔しい出来事もあった。「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、視聴者が選ぶTBSドラマランキング発表の際、19位だった14年の「ごめんね青春!」が、「満島ひかり主演『ごめんね青春!』」と紹介された。
クドカンファミリー健在
同作は錦戸にとってTBS系日曜劇場初出演にして初単独主演作だったが、存在がなかったかのような扱いに、錦戸自身がリアルタイムで「19位満島ひかり主演ごめんね青春!」と旧Twitter(現X)に投稿したほどだった。
そんな悔しさもバネに、23日のTBS系「ふてほど」に“重要な役柄”で約5年ぶりの民放ドラマ出演を果たした錦戸。同作脚本の宮藤官九郎(53)作品には、'08年「流星の絆」(TBS系)、前述の「ごめんね青春!」、「離婚しようよ」(大石静との共作)に出演しており、長年に渡り信頼関係を築いてきたからこその重用だろう。
レギュラー出演も決定
3月1日には同じく約5年ぶりとなる劇場映画出演となった日英合作の「コットンテール」公開が控え、4月には「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系)でこちらも約5年ぶりとなる民放ドラマレギュラー出演することが発表された。
錦戸出演のフジ系ドラマといえば、08年の「ラスト・フレンズ」で、恋人への歪んだ愛情から、壮絶なDVを繰り返す及川宗佑役で視聴者を震撼させたことも思い出される。
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