アラフォーは美脚の前に「美足」を目指す!<前>美足とは? 歩き方3カ条

コクハク編集部
更新日:2024-03-20 06:00
投稿日:2024-03-20 06:00

アラフォー女性、今春は美足に注目!

 春めいてきた今日この頃。厚手の靴下や80デニール以上のタイツを履き、足元の防寒対策に気が抜けない季節とは、ようやくおさらばできそうですね。

 ですが、肌の露出が多めになると気になるのは、そのフォルム。脚全体を細く、そして、美しく見せたいと思うのもまたサガですが、ちょっと待って。

 この春は美脚を目指す前に健康の礎となる、足首から下の部分の「足」を鍛えてみませんか?


 ※本稿は、Dr.ネイル爪革命『一生きれいが続く 素足美人プログラム』の一部を抜粋・編集したものです。

「美足」意識していますか?

 突然ですが、質問です。

 あなたは、ご自身の足や爪に自信がありますか? 本記事をお読みになっていただいたということは、きっと足や爪になにかしらの悩みや不安をお持ちなのではないかと思います。

「かかとがガサガサしやすい」という人もいれば、「足の形も爪の色もひどくて、人前で裸足になりたくない…」と落ち込んでいる人もいるかもしれません。

 でも、安心してください。 

 あなたの足だけが特別というわけではありません。 

 足の悩みを持つ人は、老若男女、国籍などにかかわらずたくさんいます。足のトラブルは、情報が少ないこともあり、「放っておけば治る」と思っている人が本当にたくさんいます。

 ですが、放っておくとQOL(生活の質)は低いままですし、残念ながら、逆に悪化する場合がほとんどです。

 本記事には、多くの人が抱える足・爪の悩みを解決するために、絶対に知っておくべき知識とノウハウを詰め込みました。とはいっても、難しいことはなにひとつありません。

 理解しやすく手軽なので、すぐに試しやすいものばかりです。ぜひ本記事をきっかけに、「素足美人」になるためのプログラムを習慣化してください。

足は雑菌がたまりやすい!

 美足の大原則となるのが、「清潔さ」。足はさまざまな菌と触れ合う機会が多く、繁殖しやすい場所であるため、丁寧に洗わないと臭いや汚れの原因になります。

 足の雑菌を落とすためにしていただくことは、とてもシンプルです。

 それは、毎日しっかり洗うこと。できれば湯舟に浸かり、足の皮膚や爪をふやかしてから洗うといいでしょう。

 皮膚がやわらかくなれば、古い角質はやさしい力で落とせるようになり、指の間や爪の脇・裏側などの細かい場所の雑菌も流れやすくなります。

洗うときは足を浮かせた状態で

 
 忙しい毎日ではシャワーで済ませてしまうことも多いと思いますが、シャワーだけでは汚れや角質、雑菌は落としきるのは難しい…。洗うときは、椅子などに座り、足を浮かせた状態で洗ってください。
 立ったままや足を床に置いたままだと、足に力が入りがちで、細かい汚れまで行き届きません。足は専用のブラシで洗ってもいいですし、体専用のタオルでも問題ありません。

 皮膚がやわらかくなっていれば、手でこするだけでも十分落ちます。ただし、爪のまわりは、毛足の長いブラシで洗ってください。

指の間だけでなく、足全体を綺麗にすることが大切

 意外と忘れがちなのが、指の甲側とくるぶしの下です。指の間は臭いがたまる場所だと考えてよく洗う方も多いと思いますが、実は、甲側が洗い切れていないケースが多々あります。

 甲側は、足裏と比べて汚れていないイメージがあるかもしれませんが、足裏と同じく靴の中に収まる場所なので、しっかり洗いましょう。

顔と同じように、くるぶしも優しく洗おう

 くるぶしの下は、視界に入りづらいこともあり、垢がたまりやすいので注意しましょう。ときどき、「何度もゴシゴシしていいですか?」という質問を受けますが、力を入れすぎるのは危険です。

 力を入れればきれいになるとつい思いがちですが、必要な角質層まで落としてしまうと、乾燥の原因や肌荒れの原因となるので注意が必要です。 

 もちろん不要な角質や雑菌は臭いのもとになりますので、ないに越したことはありませんが、必要な角質層もあることを忘れないでください。

 角質層は、皮膚を守るために大切な役割がありますので、たまってしまった垢や汚れ、滞った角質だけを少しずつ取っていきましょう。

 顔も「撫でるようにやさしく洗う」のがよいとされているのと同じく、足を洗う際も、皮膚が顔より厚いからといって力を入れすぎてはいけません。

 皮膚に負担がかからないほうがいいのは、足も顔も一緒です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


ボサ、ツル、ハミ、ポロリ…。セクシー下着&アンダーヘア処理の赤っ恥失敗談7選
 恋をした女性なら、一度はセクシー下着やアンダーヘアの処理に興味を持った経験があるはず。もちろん、彼氏や夫に喜ばれて大成...
生理期間は短縮できるの?【薬剤師監修】生理を早く終わらせたい、生理周期をズラしたい、生理の不快感ムリ!
 旅行や大切なイベントと生理が重なってしまい、憂鬱な気持ちになった経験を持つ女性は多いでしょう。そんなとき「生理が早く終...
40代以上「お疲れ顔」の原因は? 面倒でも時間がなくても「2つの工程だけ」は省略してはいけない
 40代後半くらいから、きちんとメイクもしているし、スキンケアにも気を配っているのに「疲れてる?」と聞かれてしまう頻度が...
お悩み:浮気していないのに性器がかゆい!【薬剤師監修】婚約破棄危機30代女性への処方箋
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
日常遣いのコスメ・美容費を節約したら…40代女に襲いかかった2つの悲劇
 長引く物価高の影響で、数年前とは比べものにならないほどの「節約生活」を強いられている、大人世代も増えているよう。  ...
んー強烈ッ!100年の恋も冷める彼氏の体臭、我慢するしかないの?【薬剤師が解説】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
Over40のイマイチまつげは「プチプラマスカラ」で解決! 美容家がガチンコ愛用の優秀アイテム2選
 40代、50代と年代が上がるにつれて避けて通れないのが、まつ毛のお悩み。  若かりし頃と比べると、細くなったり短くな...
えっ、フェイスマスクは毎日しない方がいいの?【美容のウソ・ホント】医師3人の意外な回答/専門家監修
 SNSやYouTubeにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマ...
「まぶたのたるみ」原因と予防法。おでこのシワにボトックスが不向きな人は注意【目元の美容専門医師が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、...
VIO脱毛“つるつる”の後悔5選。ハードルまたいだけど「全部なくす」のは早すぎた?
 VIO脱毛は、ほかの部位と比べてハードルが高いと感じますよね。その一方で、毛を全部なくす「ハイジニーナ」にして、「やり...
30代でもう更年期?【薬剤師監修】原因不明のイライラモヤモヤ…「プレ更年期」の症状と軽減方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
聞こえづらさの“元凶”はあのイヤホン!? 【薬剤師監修】老化以外に考えられる意外な原因の正体
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代の“愛されボディ”ってなに? 自分をもっと好きになるための美習慣&エクササイズ
 40代になると、どうしても筋肉量が落ちてきたり、たるみが気になったりと20代と同じにはいきません。  でも、40代な...
40代の“好印象デート”はスニーカーorヒール、どっちが正解? 賢い選び方と注意点
 40代女性がデートをする時、スニーカーとヒール、どちらが男性から好印象を抱いてもらえるのでしょうか?「デートといえばヒ...
あー、「髪のうねり」で見た目も不満も爆発寸前! 薬剤師が紹介する毎日の簡単ヘアケア&セットテク
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...