更新日:2024-04-14 06:00
投稿日:2024-04-14 06:00
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
【今回の女ことば】美人局
「美人局」は何と読むのでしょうか?
びじんきょく? 春日局(かすがのつぼね)の読みで、びじんつぼね?
答えは「つつもたせ」です。
「難読語辞典」「当て字・当て読み 漢字表現辞典」(ともに第1版)にも載っていて、初見じゃなかなか読めませんよね(苦笑)。
美人局は「R指定」の意味もある
意味は、
1. 広辞苑(第7版)…「筒持たせ」の意か。もと博徒の語。美人局の文字は「武林旧事」などに見えて、中国の元の頃、娼妓を妾と偽って少年などをあざむいた犯罪を言ったことから。夫ある女が夫となれあいで他の男を姦通し、姦夫から金銭などをゆすり取ること。
2. 三省堂 国語辞典(第8版)…男が、妻または愛人に他の男を誘惑させたあと、その男に言いがかりをつけて金品をゆすりとること。
◇ ◇ ◇
「筒持たせ」はサイコロ賭博で「細工した筒」を用いて、イカサマをして騙す以外にR指定の意も(Creepy Nutsじゃないよ)。
「筒持たせ」で日本語源広辞典 第1版を引いてみると、「ツツ(筒)+持たせ」。情婦に相談ずくで、他の男性を誘惑させ、ツツ(陰茎)を持たせたところに踏み込んで、その男を脅すという詐欺行為。
う~む、ツツ(筒)違いで印象もだいぶ異なるフシギ…。
あなたはどちらの「ツツ」派ですか?
(日刊現代校閲/タダ美)
ライフスタイル 新着一覧
2025年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
2025年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
2025年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大きかった記事を再掲載します。こちらの記事初...
【連載第109回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽの...
踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
2025年も残すところあとわずか。年末恒例の「流行語大賞」も話題になっていますよね! しかし、次々に生まれる新しい言葉...
みなさんは、”仕事の話をしなくてもいい同性の先輩”ってどのくらいいますか?
たぶん大人になればなるほど、「いる...
世の中は“帰省”や“旅行”や“初詣デート”で盛り上がっているけれど、気づけば年末年始の予定はゼロ。でも、「予定がない=...
新年が近づき、そろそろ「お年玉」を意識し始めた人もいるでしょう。大人となった今、どうにかお年玉をあげずに済ませたい場面...
「2026年はこんな年にしたい」と、すでに抱負や目標を持っている人もいるはず。ただ中には、人には言えない内容もあるでしょ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「みーちゃんも試験うけて高級なおりこうさん学校いくよ」――保育園年長の娘が突然の“お受験宣言”。庶民的な家庭に生まれ、高...
思春期の子どもが、何かにつけ反抗的な態度を取る「反抗期」。そういうものだと頭では理解していても、親にとってはつらいもの...
これから年末の大掃除をしようとしている方! もしかしたら、見覚えのない謎アイテムやパートナーの隠し事を発見するかもしれ...
年末年始やお盆の帰省シーズン。久々の再会を楽しみにしている人がいる一方、頭を抱えがちなのが帰省にかかる「お金問題」です...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
















