「普通の男」＝「年収500万円の星野源似」問題も再燃
歌手の星野源（43）に対する“臆測”投稿が世間の注目を集めた件。インフルエンサーに拡散されたアナウンサーとの不倫疑惑は、妻で女優のガッキーこと新垣結衣（35）が、星野がパーソナリティを務めるラジオ番組に生出演し、夫婦で否定する騒ぎになった。
で、もう一つ世間から掘り起こされたのが「普通の男」=「年収500万円の星野源似」問題。これは婚活女性が、条件としてあげる「普通の男」の代名詞として星野源が当てはまるというものだ。
実際の星野は人気歌手で桁違いに稼いでいるが、一般男性で星野似で身長165cm以上（星野源は公称168cm）、60～80kg、学歴は日東駒専以上、年収500万円以上が「普通の男」とされた。
“臆測”投稿が流れた当初、星野が国民的女優のガッキーを裏切ったと信じたネットユーザーたちが《美人の妻がいながら普通の男なのに！》などと反応したものだから、「普通の男」問題が再燃したのだが…。
ダサくなろうと思えばダサくもなれるタイプ
恋愛コンサルタントの小森華代氏が言う。
「星野源さんは芸能人のなかではとりわけ目立つ容姿ではありません。飛び抜けたイケメンではないし、個性的すぎるわけでもない。薄顔でダサくなろうと思えばダサくもなれるタイプです。
それに対し、誰が見ても“満場一致”で可愛すぎたり、イケメンすぎる顔は良い意味でダサくもなれず、結婚後も常に夫の浮気を心配することになる。可愛すぎたりイケメンすぎる男性は“所帯染みた”雰囲気になれませんからね」
ホリが深かったり、目鼻立ちのはっきりとした派手顔や、醸し出す雰囲気がダダ漏れのタイプも、「わたし、遊ばれてる？」といった不安な心理が働きやすい。だからこそ、婚活ではちょうどいい見た目として星野似が好まれたという。
『普通の男=吉沢亮』の深層
しかし、だ。それはガッキーと結婚した2021年当時の価値観。世間はコロナ禍を経験し、婚活女性たちにはリアルな出会いがなく恋愛ベタに。さらに推し活ブームと相まって、普通の男の容姿にある変化が起きているという。
「20代の若い世代からアラフォー以上の女性まで、婚活女性たちの話を聞いていると『普通の男=吉沢亮』の傾向が見られます。吉沢さんは国宝級イケメンランキングの常連なのに、です。ただこの現象はタイプだけど手が届かない理想のイケメンを“自分の中の普通”に思い込む行為。成就すれば嬉しいし、ダメでもそもそも高望みの相手なので、メンタルは落ちない。背景には振られるのが怖いという心理が働いています」（前出の小森華代氏）
旧ジャニーズ系の可愛いタイプもイマドキの普通の男候補にあがりやすいんだとか。逆をいえば、星野源似の“ワンチャン付き合えるかも？”と思っていた見た目の男性に振られた場合、女性たちのショックは計り知れない。
「優しい」は隠れ蓑？
ちなみに「婚活でうまくいかない女性たちに話を聞いてみると、優しくてリーダーシップがある、優しくて博学、優しくてお金がある、など『優しい』を理想の高さを隠すために使っている印象」だと小森氏は続けた。
何の疑いもなく「優しい」を隠れ蓑にしていませんか？
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