「表現の自由」を盾に擁護される風潮
どういうことか。
「女性キャラクターは現実に存在しないため、当然“女性本人”の意思は反映されません。すべては制作サイドの意向次第となるためか、実際にはセクハラにあたるようなものを企業が発信するケースが多々あります。
例えば、2018年に開催された『ジャンプフェスタ2019』においては、女性キャラクターの等身大お尻が「楽しみ方はあなた次第」「優しくさわってね」という文言と一緒に展示され、痴漢を助長するのではないかと問題視されました。
また、2024年4月には大手企業、コーエーテクモゲームスが発売するゲーム『ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~』(販売はキューズQ)のフィギュアが問題に。16歳の女性キャラクターが、着替え中の下着姿を見られ頬を赤らめる姿が造形化されて、批判が起こったことも」(アニメライター/以下同)
他にも、こういった女性キャラクターの性的な描写に絡む問題は何度も起こっている。その度に批判の声は上がるものの、ファンは「表現の自由」だとし、むしろ擁護する人も多いのだという。
「これまで間島さんの発言が容認されてきたのも、間島さんが危うい発言を繰り返してしまうのも、そういった業界の風潮に慣れてしまったせいなのかもしれません」
他、声優にも飛び火する可能性
他にも「セクハラ発言」が売りとなっている男性声優は多い。
2024年2月には声優・中村悠一(44)のセクハラ発言が「文春オンライン」によって報じられたが、《いつものこと》《ゲーム内の発言だから》と波風は立たなかった。しかし、今回の間島氏の騒動を受け、中村氏の言動に危機感を覚えているファンもいるようだ。
この騒動を受け、間島氏は6月24日に該当のポストを削除。当日に投稿された謝罪文によると「同じことを繰り返さないよう反省に努める」ということだ。
6月22日には声優の古谷徹(70)が降板を発表したばかり。これ以上の炎上騒動で仕事に影響をきたさないよう、きちんと意識をアップデートしてほしい。
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