NHK朝ドラ「虎に翼」~第13週「女房は掃きだめから拾え?」#61
寅子(伊藤沙莉)は「特例判事補」になり仕事が増えて大忙し。多岐川(滝藤賢一)は家庭裁判所の存在を広く知ってもらうために「愛のコンサート」を開くと言い出し、出演歌手の交渉を寅子に任せる。
ある日、家庭裁判所の当番を担当した寅子の元にやってきた女性・元山すみれ(武田梨奈)の相談は、寅子のよく知る人物の家庭に関わるものだった。
【本日のツボ】
「コロンコロン」
※※以下、ネタバレあります※※
1949年4月、はる(石田ゆり子)の逝去から2カ月近くが経ち、猪爪家にも日常が戻ってきたようです。
「特例判事補」になり多忙な寅子と家を守る花江(森田望智)。もともと女学校からの親友ということもあるのでしょうが、理想的な共同生活を送っていて羨ましい限りです。
笹山のおいちゃん(田中要次)の寿司屋で住み込み修業することになった道男(和田庵)、先週で退場かと思いきや、猪爪家で夕食を食べていました。もう逃げてきたのかと心配になりましたが、そうではなく、遊びに来ていただけでほっ。
道男にも帰る家があって良かったです。「花江ちゃん」呼びは気になりましたが…。言われた花江も、子どもたちも笑っていたので良しとしましょう。
東京家庭裁判所では独立庁舎が完成。お披露目の席で多岐川が家庭裁判所の存在を広く知らせるために、「家裁広報月間」を設け、「愛のコンサート」を開くと発表しました。
寅子たちがコンサートの出演者を探すなか、調べていた名簿のなかに、懐かしい「コロンコロン」の名がありました。
「コロンコロン」レコードといえば、前作「ブギウギ」のヒロイン・福来スズ子の所属するレコード会社ではありませんか。これはひょっとして、ひょっとするかも!?
そういえば、寅子のモデル三淵嘉子も、「ブギウギ」福来スズ子のモデル笠置シヅ子も、同じ1914年(大正3年)生まれで、同時代に生きた2人ですから。
これまでも「梅丸少女歌劇団」や「東京ブギウギ」が劇中に登場しましたが、いよいよご本人登場! となるのではと期待が膨らみます。
オープニングのタイトルバックに《脚本協力 足立紳》と書かれていたのも引っかかります。なんだかズキズキワクワクしてきました。
エンタメ 新着一覧