2025年ブレーク確実! 注目の若手女優「7人の美女」を一挙紹介
【月島琉衣】期待の次期エース候補
2025年にブレークが予想される注目の女優やアイドルを「タレントパワーランキングWEB」(アーキテクト)などで取材や分析を手がける女優・男優評論家の高倉文紀氏が厳選。23年の「2024年ブレークする7人の美女」でピックアップした高石あかりは、その約11カ月後に2025年後期NHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロインに決定。予想がズバリ的中した。今回の7人も、次世代を担う逸材揃いだ。
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人気女優への登竜門のひとつになっているのが、日本テレビが年末年始に放送する「全国高校サッカー選手権大会」の“応援マネージャー”。過去には堀北真希、新垣結衣、川口春奈、広瀬すず、永野芽郁らが本格ブレーク前に起用されたが、今回選ばれたのは月島琉衣(16)。2024年、小学館漫画賞少年向け部門に輝いた山本崇一朗の人気作品を実写ドラマ化した「からかい上手の高木さん」(TBS系)の主役に大抜擢された。
初恋少女役がよく似合う、可憐で親しみやすい存在感が魅力的。北川景子、小松菜奈、本田翼、新木優子、永野芽郁ら多くの人気女優を擁するスターダストプロモーションの次期エース候補として期待が高い。
【平澤宏々路】初々しさで大注目
CM出演社数ランキングで2年連続1位となった川口春奈が所属する研音の若手で注目したいのが、2024年秋クールの「高杉さん家のおべんとう」(中京テレビ・日テレ系)で連ドラ初ヒロインを演じた平澤宏々路(17)。
子役出身で、11年のNHK大河ドラマ「江」に上白石萌音が演じた和の幼少時代役、14年には「おそろし~三島屋変調百物語」(NHK BS)で波瑠が演じた主人公の幼少期役で出演したことも。
演技キャリアは豊富だが、初々しさとみずみずしさがあり、淡い水彩画のような雰囲気が印象的。公開中の天海祐希主演映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」にも出演している。
【林芽亜里】同世代女子からも人気
2024年秋の「初めましてこんにちは、離婚してください」(MBSほか)で連ドラ初主演を果たした林芽亜里(19)は、瞳の表情で感情の変化を表現するのがうまく、恋愛ドラマが似合う次世代ヒロインとして要注目。
雑誌「non-no」の専属モデルとしても活躍中で、同世代女子の支持が高い。
浜辺美波と同じく石川県出身で、北陸の清冽な水の流れに育まれた、ピュアな魅力が持ち味。
【早瀬憩】可憐な存在感
早瀬憩(17)は、2024年6月に公開された映画「違国日記」で新垣結衣のめいでダブル主演して脚光を浴びた。
映画の完成披露舞台挨拶で緊張をほぐすように新垣から声をかけられるシーンをテレビなどで見て、可憐な存在感が気になった人が多いはず。
NHK朝ドラ「虎に翼」にも土居志央梨が演じたヒロインの親友・よねの少女期役で出演した。素朴さの内に秘める芯の強さが大物感を感じさせ、デビュー当時のガッキーを彷彿させる癒やしの魅力を持っている。
【塚本恋乃葉】運動神経もバツグン
フレッシュな新星としては、深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみらを輩出してきた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で2023年にグランプリを受賞した塚本恋乃葉(20)も今から名前を覚えておきたい。
24年に永谷園「レンジのススメ」のCMでデビューして、7月クールの連ドラ「素晴らしき哉、先生!」(朝日放送・テレビ朝日系)に生徒役でレギュラー出演。事務所の大先輩・綾瀬はるかと同じ広島県出身で、父親は元広島東洋カープの投手で引退後に競輪選手としても活躍した。
高校までバレーボール部で活躍して国体候補にもなったという、父親譲りの運動神経の良さがいろんな場面で生かされそう。
【鎮西寿々歌】「FRUITS ZIPPER」メンバー
アイドルでは、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズなどを手がけてきたアソビシステムが世界を視野に「かわいい」を発信するグループとして生まれ、「わたしの一番かわいいところ」がTikTokで人気を集めて15億回再生を突破したFRUITS ZIPPERのメンバー、鎮西寿々歌(26)に注目。
グループ加入前に「天才てれびくんMAX」や「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」(ともにNHK Eテレ)にレギュラー出演するなど、豊富な芸能キャリアを持つ実力派。
現在は「沼にハマってきいてみた」(同)のリポーターなどでソロでも活躍しているが、NHK朝ドラ「べっぴんさん」で集団就職によって百貨店で働く事務員を演じるなど演技経験もあるので、2025年は女優としても期待したい。
【森田望智】遅咲きの個性派
最近は30代で連ドラ初主演した松本まりか、松本若菜、2025年1月クールの「私の知らない私」(読売テレビ・日テレ系)でドラマ初単独主演する小野花梨のように20代後半のアラサーで本格ブレークする遅咲きの女優も増えている。
そうしたアラサー勢で注目したいのが、森田望智(28)。芸能活動をスタートさせたのは2011年。19年にNetflixで配信された「全裸監督」で黒木香をモデルとするヒロインを体当たりで演じ、脚光を浴びた。
24年はNHK朝ドラ「虎に翼」に伊藤沙莉が演じたヒロインの親友役で出演。ヒロインの兄と結婚したことによって嫁姑問題が発生するとともに、主人公との関係性も変化する重要な役を力強く演じた。また、高視聴率を記録した秋クールの「ザ・トラベルナース」(テレ朝系)では、元地下アイドルのインフルエンサーナース“ユズッコ”を怪演した。
彼女にしかできない役を持つ個性派だ。連ドラ主演は23年に関東ローカルの深夜帯で経験済みだが、いまやゴールデンプライム帯ドラマでの初主演に近い距離にいる女優に浮上した。
(高倉文紀/女優・男優評論家)
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