GACKTは“陰謀論匂わせ”の常習者…中居引退に「裏が…」、新型コロナを「世界的な仕掛け」と指摘
中居正広(52)の引退に関して陰謀論を匂わせるようなGACKTの投稿が物議を醸している。
GACKTは24日、中居の芸能界引退を報じた記事を引用する形で「これ、裏があるとしか思えないんだがな」と、自身のXに投稿した。具体的にどんな裏があるのかには言及せずに、「中居の引退には何らかの陰謀があるのでは?」と匂わせるかのような投稿をしたGACKT。実はGACKTが陰謀論を匂わせる投稿や発言をしたのは今回が初めてではない。
2021年5月14日、動画配信サイト「17LIVE(イチナナ)」のライブ配信で「ちょっとコロナよくないすか? もう風邪ですよ、これ」「世界的な仕掛けがありますよね。誰が得してるかって話なんですけど、どの国が儲かっているか考えてみてください」と、こちらも具体的な明言はないものの、新型コロナウイルスに関する陰謀論を匂わせる発言をしている。
GACKTといえば21年11月に週刊文春がGACKTと不倫をした女性の夫からの告発記事が掲載したが、ダンマリを貫いた。その一方で陰謀論を匂わせる無責任な発言や投稿を重ねるGACKTに対し、《自分も同様の心当たりがあるから週刊誌に嗅ぎつけられた時の為に「裏がある」ってストーリー作っておいて世間に印象付けておきたいのかな?って思えました》と逆に、GACKTの今回の投稿に裏があると感じたという声も散見された。
■匂わせるような投稿が《誹謗中傷を誘発する》と物議
「GACKTさんは旧ジャニーズ性加害報道時にスポンサーがCM契約などを見直した際、『【ファン】の愛情を軽視しすぎ そんな企業はあとで必ず大きくそのツケが回ってくる 今回の対応は気持ち悪いの一言に尽きる この日本の乗っかり風潮がマジで不気味すぎる、まったく』と投稿するなど、過去にも度々、日本のメディアや企業のあり方に苦言を呈してきましたが、いつも明確な解決策を提示することなく、基本的には言いっ放しの無責任な批判が多い印象です」(芸能ライター)
過去の投稿のように、個人の見解を投稿するのはある程度自由と見る向きもあったが、中居が引退したことでトラブルの相手とされる被害女性のインスタには中傷コメントが相次いでいる。そんな中で何の根拠もなく影響力のある人間が「裏がある」と匂わせる投稿をすること自体が、《さらなる憶測や誹謗中傷を助長する無駄に世論を煽る無責任な投稿》とGACKTを批判する声も出ている。
「詳細が中居さん本人から語られていないものの、中居さんご自身もトラブルがあったことは認めており、引退も中居さん自らが決めたことです。GACKTさんが匂わせる『裏』が、中居さんをフジテレビがスケープゴートにしたということであるなら、そういった具体的な指摘をするべきです。それ以外の裏があるのであれば、それは一体何なのか。そこを言及せずに意味深な投稿をするだけでは、便乗、炎上商法と言われても仕方がないのではないでしょうか」(同)
GACKTは単に陰謀論が好きなだけかもしれないが、今回は被害を訴えている女性がいる。陰謀論で大衆を煽ることで、特定の人物への誹謗中傷につながるリスクを、GACKT側もしっかり考慮しなくてはならないだろう。
◇ ◇ ◇
GACKTは陰謀論を匂わせるだけでなく、仮想通貨のトラブルに関わったとして騒ぎになったこともある。自身の影響力の大きさについて改めて考えた方が良さそうだ。■関連記事【あわせて読む】GACKT「翔んで埼玉」続編公開目前 “ガクトコイン”トラブル再炎上…大損投資家から怒りの声…も一緒にどうぞ。
エンタメ 新着一覧