参政党「さや」塩入清香氏を追いかけ回す芸能マスコミの価値基準 “魔性”の歌手時代のナゾが明らかに
参政党の「さや」こと参院議員の塩入清香氏(43)が、芸能マスコミから高い注目度を集め続けている。先の参院選で約67万票を獲得し激戦の東京選挙区を2位で当選、参政党旋風のシンボルとして注目を集めたが、「女性自身」はWEBアンケートツールを通じて「参院選で当選した女性議員の中で、期待できる議員」とのアンケート調査を20~60代の男女500人に実施したところ、塩入氏はそこでも2位にランクインしたと2日に報じた。第1位は蓮舫氏(57)、第3位は橋本聖子氏(60)だった。
塩入氏は国会議員として、まだ何も実績のない新人だが、今月1日に初登院する様子を伝えた参政党公式YouTubeチャンネルは約1万3000人もの視聴者を集めたという。コメント欄には「さやさん頑張って」「笑顔がステキ」「美しい」などの声が集まり、スーパーチャット(投げ銭)も寄せられたとして、こちらも話題なのである。
塩入氏は選挙中、本名すら明かさず「シンガー・ソングキャスター」との肩書で通し、ナゾに包まれていた。NEWSポストセブンもその素性を取材し、塩入氏が歌手としてステージに立っていた横浜のジャズバーのママを直撃したとして、2日にこんなコメントを伝えた。
「ファンサービスが丁寧だった。そこがやっぱり人気の理由だったと思いますよ。私のなかでは『魔性の人』って感じね」
■清楚なイメージと、権力志向のアンビバレンツ
塩入氏を取材する女性誌芸能デスクは「やはり魅力があり、タレント性が高いのでしょう」とこう言う。
「芸能界から政界入りした三原じゅん子氏や今井絵理子氏と比べると、知名度もキャリアも及びません。ですが同じタレント議員としてみると、その注目度はすでに同等かそれ以上のものがありますね。22歳年上の音楽家、塩入俊哉氏との結婚には略奪婚疑惑が報じられ、スキャンダルの洗礼も受けています。参政党の神谷宗幣代表ではありませんけど、叩かれれば叩かれるほど、人気を集めていくような面もあります。すでにテレビなどから、番組出演のオファーがいくつも舞い込んでいるのではないでしょうか」
選挙中には私見として「核武装は最も安上がり」と発言したことをめぐり、国会での言動でも大いに注目を集めている。
「HPには『清の会(さやのかい)』とあって、企業や特定団体からの支援を受けず、個人からの寄付を募っています。今回の参院選でさや氏のファンになり、入会者が相次いでいる可能性もあります。清楚な雰囲気と、権力志向のギャップがいいというファンもいます」(同)
塩入氏が今後どんな実績を挙げていくのか、芸能界での「一発屋」のように、大勢のなかに埋もれていくのか。どちらにしても要注目だ。
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「核武装」という発言からにじみ出るエキセントリックが隠せない。関連記事【もっと読む】参政党議員「初登院」に漂った異様な雰囲気…さや氏「核武装」に対しゼロ回答で現場は大混乱…では、初登院におけるさや氏の悪目立ちぶりについて伝えている。
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