【ポイント2】濃い締め色は卒業! あえてモーブブラウンやグレージュで締める
大人の目もとは、年齢とともにぼやけやすいもの。だからこそ、大人世代はつい「なんとなく」で、黒やブラウンのアイライナーを手に取りがちです。
確かに黒やブラウンははっきりとしたインパクトを出しやすい色ですが、柔らかさとは対極の印象を醸す場合もしばしば…。
そこで使いたいのが、モーブブラウンやグレージュといった“曖昧カラー”です。
「黒以外の色は締まらないのでは?」との不安はご無用。上向きマスカラと合わせれば、確実に締まりますし立体感も出せます。
黒やブラウンを使ったアイメイクに慣れていると最初は物足りなく感じるかもしれませんが、目もとに抜け感とやさしさが生まれ、今っぽい柔らかメイクに仕上がります◎。
わかりやすいようアイシャドウは塗らずに、アイライナーとマスカラのみ。ケイト『レアフィットジェルペンシルN』の<GY-5 アッシュグレージュ>を使用。
【ポイント3】眉色は迷ったら、明るく! 髪色と合わなくてもOK
少し前までは「眉色は髪色に合わせる」がセオリーでした。
しかし最近では眉コスメのカラーバリエーションもかなり豊富になっているため、髪色よりもやや明るい色を使ったほうが柔らかく見せやすい時代に。
特に大人世代が眉を髪色に合わせようとするあまりに、暗い色味を選びがち。
しかし実は暗い眉色と髪色では表情が硬く見え、柔らかさから遠ざかる原因にもなっています。
思い切って、髪色は無視!今までよりも明るいトーンを選んでみてください。
最初は髪色よりもワントーン明るい色にするだけでも、驚くほど軽やかで柔らかい雰囲気になりますよ。
思い切ってここまで明るい色を選ぶのもアリ。サナ ニューボーン『パーフェクトアイブロウ』<04 グレージュブラウン>です。
大人のメイクは「今の自分を楽しむため」に見直しを
年齢を重ねるほどメイクのアップデートは億劫に感じやすく、流行を追うよりも慣れたメイクを続けたくなるもの。
けれど「今の自分」の魅力を最大限に引き出すならば、ほんの少しだけ今っぽさを取り入れるメイクが効果的です。
高市早苗さんがメイクによって柔らかい印象になったように、手法を大きく変えなくても、色のトーンやカラーを見直せば、表情や気持ちも軽やかに。ぜひメイクのチカラで、今の自分をもっと楽しんでみませんか?
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