採卵当日は絶飲絶食であの内診台へ…
採卵当日、朝起きてからは絶飲絶食。予約時間の10分前にはクリニックに到着するようにとの指示でした。
到着後、受付を済ませ、ベッドに案内されると手術用の患者着に着替えます。
時間になると、手術室へ。手術台は普段の検診の際に乗るおなじみの内診台で、麻酔を点滴されるとすぐに意識が遠いていきます……。
次に目を覚ましたときにはベッドの上でした。生理痛のようなズーンとした痛みを下腹部に感じ、頭は朦朧としています。
卵子を無事凍結!
しばらくすると医師が来て、採れた卵子の個数を教えてくれました。12個を採卵、うち凍結できたのは成熟した10個。採卵した卵子から凍結できる卵子は成熟卵子のみのため、基本的には未成熟や過熟のものは破棄となってしまいます。
採卵の成功率は年齢が関係しており、20代などで採卵すれば成熟卵子として9割ほど凍結できるといわれていますが、30代後半になると成熟卵子の確率はぐんと下がるようです。「卵子凍結をするなら若いに越したことはない」という医師の言葉は確率論からきているのですね。
手術は無事に30分ほどで終わり、その後はそのまましばらく寝かせてもらいました。ところが、1時間後ぐらいに起きると気分が悪くなり吐き気が……。麻酔が体に合わなかったようです。
気分が落ち着くまで再び寝かせてもらい、お昼すぎに帰宅しました。
医者からは採卵をした当日は運動などはせず、安静に過ごすこと。そして、入浴はシャワーのみと言われました。
帰宅後、お腹の痛みはほとんど無かったので休憩を取りつつ仕事をしていましたが、気分が良くない状態が続きました。
採卵日の仕事は入れないほうがベター
採卵後の体調には個人差があります。すぐに仕事に行く方もいるようですが、不安な方は念の為、予定を入れないことをおすすめします。デスクワークは大丈夫かもしれませんが、外回りや人と会う予定は避ける方が無難だと思います。
ようやく、卵子凍結の一連の流れを終えることができました! もともと10個以上の凍結を希望していたので、10個凍結できたことは十分満足です。
将来への安心材料となりました。
もちろん、将来的に結婚して自然妊娠することを希望していますが、もし万が一、自然妊娠ができなかったら……。
あるいは1人目は自然妊娠できても、2人目3人目ができなかった時に、今回採った卵子が役立ってくれることを期待しています。
次回に続きます。
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