W不倫でも心の繋がりはある? 本気になった男女の恋愛の特徴

リタ・トーコ ライター
更新日:2019-11-01 06:00
投稿日:2019-11-01 06:00
 既婚者同士の恋愛である「W不倫」。最初は遊びのつもりだったのに、気づけばのめり込んでしまっていた……なんてことはよくある話。本気になった男女に見られる特徴を見ていきましょう。

W不倫でも心で繋がる男女の9個の特徴

 W不倫というと、世間一般的には後ろ指を指される関係。そもそも、法律上もNG……という前提は今回、置いておいて。さっそく、W不倫でも心で繋がる男女の特徴をチェックしていきましょう。

1. 連絡を頻繁に取ってしまう

 当たり前ですが、W不倫の男女にはお互いに家族があるため、家庭に帰れば、妻の顔、夫の顔に戻ります。

 しかし、本気のW不倫をしている男女は、家庭にいても「今、何しているかな?」と相手のことを想像して、連絡を頻繁に取ってしまいます。もちろん、家族にバレるリスクは上がりますが、理性が抑えられないほどに気になってしまうのが、本気度の高いW不倫の特徴なのです。

2. 将来の話をしても気まずくならない

 一般的な不倫の場合、将来の話はタブー!女性が「奥さんと別れて結婚して!」なんて言おうものなら、途端に逃げ出す男性も多いですよね。

 しかし、心の繋がりを持つW不倫の場合には、将来の話が自然と会話の中で出てきます。刹那的な関係だけではなく、この先も一緒に生きていきたい。「結婚」や「離婚」という概念に囚われず、変わらず2人でいる将来を想像できるからこそ、気まずくならずに話すことができるのです。

3. 相手を心配して守りたくなる

 たとえばパートナーに不倫の事実がバレたなど、なんらかの緊急事態が起こった時、自分の身を守って相手を切り捨てるというケースは多いです。

 でも、本気のW不倫中の男女は、普通の恋愛と同じように体調や仕事面、家庭面など、全てのことに対して相手を心配して守りたくなります。

 中には相手の幸せを守るために、自分から身を引いて別れを選択するというケースも。たとえ周りが見えていなくても、そこにはピュアな相手への思いしかありません。

4. 体を重ねるたびに心の満足も感じる

 W不倫にハマっていくカップルが多いのは、体の相性が良いことも要因として挙げられます。性欲を解消するだけの相手、いわゆる“体だけの関係”になりやすい理由でもありますね。

 しかし、お互いに本気になったW不倫の関係では、体を重ねるたびに心まで満ち足ります。性欲の強さ、性癖なども合ってしまうと「もう離れられない」と、惹かれ合ってしまうでしょう。

 不倫のセオリーによくありがちな、「体だけの関係ではないかをチェックする」なんて考えは要りません。好きだからこそ体を重ねたくなる、計算抜きで自然なことなのです。

5. いつも笑い合える

 W不倫の関係は、並んで歩くことにさえも気を遣ったり、誰にも相談できなかったりと、決して気楽なものではありません。気が休まらない思いをすることもあるでしょう。

 でも、一緒にいると、なぜだかいつも笑い合える。パートナーといるよりも穏やかでほっとした時間を過ごせて癒しを感じる。そんな風にお互いが思い合えるのも、本気の恋愛。このまま相手とずっといたいと思うのは、無理がないことなのかもしれませんね。

6. お金を出し渋らない

 不倫をする上で必要不可欠なのが「お金」。会うためには食事代、ホテル代など、費用がかさんでしまいます。

 特に男性は、どうでも良いと思っている相手に対しては、お金を使いたくない、安く済ませたいと考えることが多いよう。でも、相手を本気で思っている場合には、「この時を楽しみたい・楽しませたい」という気持ちが優先するため、お金を出し渋りません。

 女性も同じ。男性ばかりにお金を出させるのではなく、給料日前にはさっと割り勘を申し出るなどの行動に出ます。逆を返せば、相手の気持ちが本気かどうかを見極めるためのポイントにもなりますね。

7. 信じているから不安にならない

 不倫関係でよくあるのが、男性側が「妻とは別れる」と言いつつも、実は夫婦関係はうまくいっていてただの遊びだった……というパターン。また、人によっては、不倫相手が何人もいるようなケースもありますね。だからこそ、不倫関係で相手を信じ続けることは難しいのです。

 でも、本気で恋愛をするW不倫の場合には、週末、それぞれが家族と過ごしたとしても、「こんなことをしていたよ」なんて連絡を取り合ったり、会えない時間のことを共有し合います。それは、相手を心配させたくない故の優しさの表れでもあるでしょう。

 一般的なカップルよりも会える機会が少なくても、お互いの愛情を強く信じることができるため、不安やストレスを感じにくいのです。

8. 運命を信じたくなる

 W不倫の相手にハマればハマるほど、「こんな恋愛ははじめて」と、運命を信じたくなることも。「大の大人が運命論なんて!」と思うかもしれませんが、深く恋愛中の男女にとっては、1つ1つの共通点や出会ったタイミングの全てが運命に感じられるものなのです。

 世間から見れば十分な「不貞行為」なのですが、童心にかえって「純愛」を楽しめるのも本気のW不倫の特徴でしょう。

9. 離婚へ向けて動き出す

 不倫をする上で「本気」を証明する唯一の方法、それは「離婚」をするということ。しかし、ただでさえ不倫は結ばれにくいのに、ましてやW不倫の相手と結ばれるということは、とても難しいこと。だって、2つの家庭が壊れることでもあるのですから。

 それでも、この先に何が待ち受けていようとも相手を安心させてあげたい、堂々と一緒に過ごしたい、そんな気持ちから離婚へ向けて動き出す。これこそ、相手に本気だという気持ちの表れでしょう。

W不倫の心の繋がりは、2人で思い合った結果生まれるもの

 世間的には後ろ指を指される「W不倫」。不倫をされている妻や夫からしたら、この上なく身勝手だとしか言えませんが、男女の関係によっては心の繋がりを確かに感じられることもあるのです。

 それは、相手を「手に入れたい」という身勝手な気持ちではなく、相手の存在が愛おしい、どうすれば幸せにしてあげられるのかを真剣に思い合った結果、生まれるもの。

 しかし、その反面、W不倫は万が一の事態が起こった時のリスクが大きいということも忘れてはいけません。不倫という甘美な刺激に舞い上がっていませんか? 恋わずらいが解けて相手が去っていったとしても、後悔しませんか?

 誰のせいにもせずにお互いが心の繋がりを求め合えたのであれば、それは本物の恋、それこそ「運命」なのかもしれませんね。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ
イケオジが豹変!暴走する“勘違いおじさん”のリアル。「今日もキレイだね」大量に届くメッセージに戦慄…
 SNSで頻繁に話題にのぼる“勘違いおじさん”。自己評価がやたら高く「まだまだ俺は若い、イケる!」という勘違いのもと、だ...
浮気男に制裁! 街中で壮絶な修羅場…からのプロポーズにえっ? 怒涛の急展開に妊婦が下した決断
 出会いのきっかけとしていまや定番のマッチングアプリ。近年ではその出会いが結婚につながることも多いそうで、純粋な恋愛に活...
くらげ 2025-08-12 11:45 ラブ
浮気じゃないの!? 彼を疑った4人の末路。朝帰りで暴言→マジで仕事関係だった…
 好きな気持ちが強すぎて、彼氏の浮気を疑ってしまうときもあるでしょう。しかし、勘違いで責めれば彼氏に冷められるかもしれま...
恋バナ調査隊 2025-08-11 08:00 ラブ
駆け引き大失敗! 送って後悔したLINE3選。匂わせが「遊んでる女」認定で終わった
 好きな人の気を引くため、あるいは言ってほしい言葉を引き出すためにLINEで駆け引きする人もいるでしょう。でもその駆け引...
恋バナ調査隊 2025-08-10 08:00 ラブ
「俺ね、経営者なんですよ」慰謝料を拒否する夫のバカげたプライド。妻を“勝手に逃げだ”と非難する心理
「冷酷と激情のあいだvol.258〜女性編〜」では、5年前に離婚をした元夫から一方的に悪口を言われ続けている里香さん(仮...
並木まき 2025-08-09 11:45 ラブ
「5年前のことなのに!」友人からのDMにあ然…離婚した“モラハラ男”の執拗な攻撃にウンザリ
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-09 11:45 ラブ
離婚以上の報復を…ハイスぺ女医の「勘違い男」育成計画。“都合のいい女”に騙された20代夫の社会的な転落
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-08 11:45 ラブ
「養子希望」で彼と破局。婚活中は隠しておくべき?(39歳・メーカー勤務)
 39歳のメーカー勤務女性です。婚活中ですが、子供がほしいと思っています。仕事一筋で貯金もしていたので、経済的な余裕はあ...
植草美幸 2025-08-08 11:45 ラブ
「特等席を予約したから」50代女性が20代イケメンと花火デートに興じた夜。大人の余裕で落とした作戦
 夏のデートといえば花火大会。できれば素敵な男性と、大空を見上げて鑑賞したいものです。  そんななか、年下のイケメ...
内藤みか 2025-08-07 11:45 ラブ