ハンドクリームで保湿しても「ヌメヌメするだけで、ちっともしっとりしない……」「クリームを塗った後は、キーボードや書類を触れない!」などと、ちょっとした不満も。
時短美容家の並木まきが、ガサガサ手もとをヌメヌメにせずに保湿する時短テクをお話します。
ガサガサの手にハンドクリームをしても無意味!?
冬は、湿度の低下などにより、そもそも手が乾きがち。それに加えて、手洗いやアルコール消毒によって、手の油分を奪っていると、ガサガサが加速しても無理はありません。
そんなとき、ハンドクリームを塗って保湿を狙う人も多いけれど、油分の多いハンドクリームを乾いた手に塗っても、思ったようにしっとりせずに困ったことはありませんか?
ハンドクリームには油分が多く含まれ、塗ることにより肌の水分を閉じ込める保湿効果が期待できますが、そもそもカラカラに乾いている手にクリームを塗っても、手の水分が不足しているとヌメヌメ感だけが残ってしまい、しっとり感を感じにくい場合も……。
時短で“ヌメつかないしっとりハンド”にお手入れ
そこで試してみたいのは、手もとの重点保湿ケア。顔のお手入れに使っている化粧水や美容液を、乾いた手に与えましょう。
私のオススメは「とろみのある化粧水」や、肌本来の再生力を促してくれる「幹細胞美容液」。
手の乾燥にも、顔が乾燥したときのお手入れと同じように、丁寧な保湿を心がけると、しっとりとした手もとを取り戻しやすいでしょう。
ハンドクリームによる保湿と異なり、お手入れ後にヌメヌメしにくいのもポイント。
すぐに家事や仕事に取り掛かりたいときでも、ヌメヌメを気にせずお手入れがかないます。
おやすみ前はハンドクリームを重ね塗り
こちらは私が今、手もとの保湿ケアに使っている化粧水と美容液。「パーフェクトワン SPリッチモイストローション」(画像左)は、濃厚なとろみがある化粧水で、カラカラに乾いた手の甲や指先も、しっとりを実感。
「リッツ モイスト エッセンス」(画像右)は植物幹細胞由来成分をリッチに配合した美容液。プチプラなので、惜しげなく使え、乾いた肌にもすっとなじませやすいところが気に入っています。
感染症対策には、手洗いやアルコール消毒が欠かせません。しかしそのせいで、ガサガサの手もとが加速すればガッカリしちゃうのも女心。きちんと対策しつつ、しっとりした手をキープできれば、理想ですよね。
おやすみ前などには、水分をしっかり与えた手にハンドクリームを重ねれば、よりしっかりとした保湿ケアにもつながるでしょう。
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