魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、ふだんは鬼嫁に嘆く夫たちが、たまたま遭遇したという“胸キュンなシーン”をご紹介します。
1:1年に1日だけ打算から“しおらしい態度”に
「うちのカミさんは、365日のうち364日は、鬼としか言えない。
だけど年に一度、妻の誕生日だけはしおらしい態度になるんです。その理由は、猫なで声を出して、俺に高価なプレゼントを買ってもらいたいから……。なんですけど、そんな打算的なところに、何故か可愛さを感じて、胸キュンしちゃう俺(笑)。
ふだん怖い顔や言葉しか出てこない妻だから、俺が可愛いと思えるハードルがめちゃ下がっているんでしょうね」(39歳男性/教育)
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おねだりのために可愛くなる鬼嫁…! そんな打算を「可愛い」と思ってもらえているうちは、どんなに鬼嫁でも、夫婦関係は安泰なのかもしれません。
2:インフルエンザで弱気になる鬼嫁
「結婚してからの3年というもの風邪ひとつひかなかった妻が、この前初めてインフルエンザになったんです。
そうしたら急に弱気になって、普段の鬼嫁っぽさが消え、まるで恋人時代のように僕に甘えてきて……。
普段は、バカだの甲斐性なしだのって毎日罵られてばかりでしたので、正直びっくりしましたけど、悪くないなって思ってしまいました。
まぁインフルエンザが治るとともに、いつもの鬼嫁に戻ってしまったんですけどね。不謹慎だけど、あんなに可愛くなるなら、たまには体調不良もいいかもって思いました」(36歳男性/スポーツ関係)
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体調を崩すと、弱気になる人も多いものです。鬼嫁とて例外ではなく、急に気弱になり夫に甘えたくなる女性もいるのでしょう。
3:ボスママの失脚とともに
「妻は、俺にだけでなく誰に対しても強気で、言いたいことはズケズケ言うタイプ。高齢出産だったので、娘のママ友仲間の間でも、年長者のボス的な位置づけになっていました。
ところが、とある出来事をきっかけに、妻が仲間うちからハブられる事態に。いきなりの四面楚歌で、さすがの妻もこたえたみたいです。
その時期は家でも毒が抜けていて、いわゆる普通の奥さんって感じのキャラに変わり、驚きました。ぶっちゃけ妻への気持ちが冷めまくっていたから、その変化のおかげで、気持ちを盛り返すこともできました。
だけどママ友問題が解決した今は、また毒にまみれた鬼嫁に戻ってますけどねぇ……」(46歳男性/飲食店経営)
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大きな悩みを抱えると、性格から毒々しさが消える女性も少なくありません。ふだんが「鬼嫁」だと、特別優しい妻になるわけでなく少し毒が抜けるだけでも、夫をキュンとさせるパターンもあるのですね。
まとめ
こんなふうに、鬼嫁たちがひょんな拍子に見せる姿に対し、思わず胸キュンする夫も。鬼嫁と円満に暮らせる夫ほど、こんな胸キュンポイントを見つける術にも長けているのかもしれませんね。
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