好きかわからない…ケースごとの8つの原因&“好き度”診断

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-06-18 06:02
投稿日:2020-06-18 06:00
 しばらく前までは恋焦がれていた相手なのに、「本当に好きなのかわからない」と思ったり、長くお付き合いをしていた相手にドキドキしなくなり、別れを考えた方が良いのか悩んでしまう女性は多いでしょう。
 今回はそんな「好きかわからない」という曖昧な気持ちの原因や、今の自分の“好き度”を診断していきましょう!

好きかどうかわからないのはなぜ? ケースごとの8つの原因

 相手を好きかどうかわからなくなる場合、「付き合う前」なのか「付き合った後」なのかの2ケースに分かれます。まずは、それぞれのケースごとに、“好きかわからなくなる”原因をご紹介します。

【付き合う前】原因1:自分が恋愛モードじゃない

「恋愛なんてなくても毎日が楽しい!」とプライベートが充実している時や、「仕事が忙しくて恋愛どころじゃない」というような時に出会いがあった場合、「好きかわからない」と思う女性もいるでしょう。

 これは、心のどこかで「恋愛をセーブしよう」と思っているから。恋愛モードに飛び込めたら、どっぷり恋愛を楽しめる可能性はあります。

【付き合う前】原因2:今までと違うタイプの人だから

「好きになった人がタイプ」という女性もいますが、多くの方は「こんな人と付き合いたい」「こんな人が好み」など、自分の好きなタイプがあるでしょう。

 そのため、今、気になる人のルックスや性格などがこれまでの好きなタイプと違う場合、「この人を好きなのかな?」と、戸惑う女性は多いようです。

【付き合う前】原因3:ドキドキしないから

 “恋愛=ドキドキするもの”と思っている方は多いですが、心があまり揺れない、ドキドキしない恋愛が訪れた時、「好きじゃないのかも?」と悩んでしまうことはあるでしょう。

 しかし、大人になるにつれて、考え方が落ち着いてきたり、恋愛に対する比重が少なくなる方は多くいます。単に「ドキドキしない」というのではなく、あたたかい気持ちや安心感を覚えるようであれば、それは恋の1つの形なのかもしれません。

【付き合う前】原因4:嫌な部分が見えたから

 相手の嫌な部分を見つけた時、自分の好きな気持ちに自信がなくなることもあります。この気持ちが続くようであれば、それは相手に対してどこかしら冷めてしまった可能性があるでしょう。

 そんな気持ちに蓋をして恋愛を進める方もいますが、価値観など根本的な部分が嫌なのであれば、将来の別れの原因となることも。注意が必要です。

付き合った後、気持ちに変化が…

【付き合った後】原因1:マンネリ化して家族のようだから

 付き合って数年経って起こりやすいのが、マンネリ化。カップルの関係が良くも悪くも「落ち着いてきた」ということですが、配慮がなくなり、家族のようになると「このままでいいのかな」と思う女性は多いです。

 また、常に異性にドキドキ感を求める方にとっても、物足りなさから「好きかわからない」という気持ちが芽生えることもあるでしょう。

【付き合った後】原因2:ほかの異性に興味があるから

 ほかの異性に興味を持った時、女性は今まで一緒にいた彼のことを「好きかわからない」と思いがちです。特に彼とマンネリ気味の場合には、新しく出てきた異性の存在が眩しく見えてしまうでしょう。

 しばらく様子を見て彼の良さに再注目できたら良いですが、気持ちが戻らないのであれば、次の恋に向かった方が良い場合もあります。

【付き合った後】原因3:良さがわからなくなったから

 付き合った当初は、彼の良いところばかりに目がいき、ときめいてしまうものですよね。しかし、長く一緒にいるとだんだんと嫌なところが目につき、「この人の何が好きだったんだっけ?」と、思うケースは多いです。

 でも、その嫌な部分を受け入れられるほど好きな気持ちが勝った時、それは恋から愛へと一歩進んだサインなのかもしれません。

【付き合った後】原因4:会いたいと思わないから

 次のデートを楽しみにできなくなった時、「たいして好きじゃないのかも?」と感じる女性は多いでしょう。会わなくても、良い関係を持続できるのであれば良いものの、彼が会いたがっているのに自分が会いたいと思わない場合には、彼への気持ちが薄れてきていることが考えられるでしょう。

自分が相手を好きかわからない時に確かめたい4つの診断

 もしも、自分が相手のことを「好きかわからない」と思ったら、すぐに決断を出さずにじっくり考えることも大切です。そこで、これからご紹介する4つの診断を試してみてください。

1. 楽しいことがあった時に共有したい?

 たとえば、美味しいお店を見つけた時、感動する映画を見た時、「一緒に行きたいな」「教えたいな」と思うでしょうか? もちろん、家族間や友達同士でもこのような感情は起こり得ますが、一緒にいない時にこんな風に思える相手は滅多にいないでしょう。

 ふとした時に彼のことを思い出してしまう、喜んでもらいたいと思う、これは彼のことを好きな証拠だと思います。

2. 会う時には最大限のおしゃれをする?

 女性は気になる相手と会う時、おしゃれをして出かけます。おしゃれは自分のためでもありますが、恋愛中であれば「どんな風に見られるのか」を意識して、頭のてっぺんから爪先までのコーディネートを整え、今の自分を最大限よく見せようと努力するでしょう。

 これは、異性として相手を見ているから。特に下着にまで気を使って出かけるのであれば、その相手に好意を抱いている可能性が高いと思います。

3. ほかの女性といるところを想像すると嫉妬する?

 好きになると、誰しも独占欲や嫉妬心が湧くものでしょう。彼がほかの女性といるところを想像してみると、モヤモヤしたり、はっきりと「嫌だ!」という感情が湧くのであれば、彼のことを好きだったり、固執だったりと、何らかの感情があるということ。

 もしも、「どうでも良い」「気にならない」というだけであれば、たいして好きではないのかもしれません。

4. いなくなったらどう思う?

 相手を好きかどうかわからないと思ったら、早々に別れてしまう女性も多いです。でも、実際のところ、後悔をしたり、次の恋を見つけても長続きしないこともよくあるよう。

「今、彼がいなくなったら?」と考えた時に、「すっきりしそう!」「別の女性と付き合ってくれたらいいのに」なんて思うのであれば本当の恋の終わりなのかもしれませんが、少しでも寂しいという感情があるのであれば、大切に思う気持ちが残っているからでしょう。

好きかわからない時は自分の気持ちととことん向き合って!

「女心と秋の空」なんて言いますが、恋愛感情は移ろいやすいものです。昨日まで思い焦がれていたのに、今日はなんとなく気持ちが落ち着いている、なんてこともよくありますよね。

 でも、「好きかわからない」という気持ちは、恋愛の醍醐味でもあります。どっちかわからない「グレー」の時期には自分の気持ちととことん向き合って、彼について考えてみると良いでしょう。頭ではなく、心が彼を求めていると感じられれば、それがなにより信頼できる事実だと思います。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


なぜ刺激的な小説を書きたがる? 作家が見た女性の二極化する意識変化。“満足”の先にあるもの
 女性の性を描く小説賞が複数募集されるなど、今や刺激的なシーンを含む小説を女性が書いて投稿することは珍しくなくなっていま...
内藤みか 2025-06-26 11:50 ラブ
社内恋愛で破局…失恋後の「NG行為」と乗り越えるためのマインド。目で追っちゃダメ!
 職場の人に告白して振られたり、別れたりしたらとにかく気まずいですよね。失恋後も仕事相手として接したり、顔を合わせるのつ...
恋バナ調査隊 2025-06-26 08:00 ラブ
「私、他に好きな人がいるのに結婚しました」5人の女性が語る複雑な事情
 結婚といえば、多くの女性が「最愛の人とするもの」と考えるはず。でも世の中には“他に好きな人がいるけど結婚した”なんて女...
恋バナ調査隊 2025-06-25 07:50 ラブ
夫とメンエス嬢のエグい不倫。そのとき妻がとった驚きの行動「相手の“職場”に入店したんですが…」
「妻の妊娠中に夫が不倫した」という話、残念なことによく聞きますよね。10年近く経った今でも、第一子の妊娠中にされた夫の不...
くらげ 2025-06-25 17:54 ラブ
“既婚者おじ”の誘いにドン引き… 篠崎愛似の20代女子に「騙されないか心配だよ…」と囁く50代の男
 いまだ世間の注目を集めている田中圭と永野芽郁の不倫疑惑。流出した写真やLINEからは、人気絶頂の25歳清純派女優の永野...
はつ 2025-06-23 10:11 ラブ
「介護の問題があるでしょう?」実家も義実家も勘弁…同居を断固拒否する44歳夫の心配ごと
「冷酷と激情のあいだvol.251〜女性編〜」では、自身の実家と夫の実家の双方から二世帯住宅を建てる提案を受けた妻・律子...
並木まき 2025-06-21 06:00 ラブ
家にいるのは私なのに…親と同居したい41歳妻、反対する夫に苦悩「もう何が正解かわかりません」
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-06-21 06:00 ラブ
夫婦の会話がなくなる10の理由。予兆があったら要注意! あなたたちの原因はどれ?
 夫婦の会話がなくなったことに不満や寂しさを抱えている人もいるはず。中には会話を増やそうと、無理して話題を作ったりパート...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
失恋確定!?「なんか用だった?」にガックリ…彼からの“塩対応”LINE6つ
 LINEには別れや失恋の予兆が見られるものです。今回は、女性たちが「ヤバい、この恋終わるかも」と悟ったLINEをご紹介...
恋バナ調査隊 2025-06-21 06:00 ラブ
元不倫相手からの連絡に揺らぐ女…いい人風“下心オジサン”から七夕の夜に届いた言葉【なぜ禁断の恋をするのか?】
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-06-20 10:25 ラブ
夫「肌にはこの成分が…」ってうるせ~! 美意識高い系男子に振り回される妻のホンネ
 男性も美意識が高まってきている時代。ですが、アラフォー妻のなかには、夫の美意識の変化に戸惑っている人もいる様子。 ...
恋バナ調査隊 2025-06-20 06:00 ラブ
独りはイヤ、でも彼氏はいらない…そして「彼女」を探すようになった女性たちのココロの中
 近ごろ「彼氏はいらない」「結婚もしなくていい」という女性が増えてきました。  生涯未婚率も上昇しているなか、新た...
内藤みか 2025-06-19 06:00 ラブ
「おもしれー女」を目指しちゃダメ! 恋愛“こじらせ”男女がやっちまった恥ずかしい言動
 今回はこじらせ女性とこじらせ男性の恋愛あるあるを5つ、ご紹介します。あなたは「ないわ〜」と感じますか? それとも「ピュ...
恋バナ調査隊 2025-06-19 06:00 ラブ
夜は疲れてる…令和の男女は性欲よりも“睡眠欲”を優先したい。でも、それでいいの?
 「とにかく寝たい」  正社員の総合職として働きはじめてから、夜の時間に求めるものは“睡眠”一択になりました。 ...
豆木メイ 2025-06-17 06:00 ラブ
「真っ赤なTバック」をあげて疎遠に…男たちが“勘違い”されたプレゼント5選
 今回は“勘違いされてしまったプレゼント”をテーマに、男性の体験談をご紹介! 意中の男性や彼氏からなにかプレゼントされた...
恋バナ調査隊 2025-06-17 06:00 ラブ
「妊娠中の不倫は時効でしょ」…って何それ!? “モラハラ不倫”息子をかばい続ける義母【身内のありえない発言】
 嫁と姑の付き合い方が見直され、昔ほどフィーチャーされにくくなった「嫁姑問題」。ですが、実際はトラブルが発生しているもの...
くらげ 2025-06-16 17:48 ラブ