欅坂46「僕たちの嘘と真実」がついに公開
欅坂46初のドキュメンタリー映画「僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46」が今月4日、公開される。来月7日には5年間の集大成となるベストアルバムをリリース予定だ。
またラストライブも来月12日、13日の2daysで国立代々木競技場第一体育館にて開催されることが決定している。これをもって“欅坂46”はその名に幕を閉じ、活動休止に入り、その後改名し再スタートを切る。
その前に、欅坂46が女性アイドルとして異端児的存在でありながら打ち立ててきた数々の偉大な功績を振り返りたい。
16年4月発売の「サイレントマジョリティー」は女性アーティストデビュー曲として初週最多売上げを記録し一躍その名を轟かせた。MVはこれまでに1.5億回再生を突破している。同曲を引っさげて同年末、NHK紅白歌合戦に初選出されて以来、4年連続で出場し続けてきた。
欅坂46のライブは記録と記憶に残したい!
アイドル、アーティストにとっての聖地でもある東京ドームにはデビューから3年超という異例のスピードでたどり着いたが、凄いのは早さだけではない。演出にこだわり抜いたライブには定評がある。
だからこそ、その映像作品は1作目から3作目まで全て10万枚超えセールスを記録し、毎年の女性アーティスト年間記録1位、2位を争っている。先月発売された「欅共和国2019」DVD&Blu-ray Disc(以下BD)も「オリコン週間DVDランキング」および「オリコン週間BDランキング」でそれぞれ初登場1位。DVDとBDを合計した「ミュージックDVD・BDランキング」でも1位になり、自身が持つ歴代1位記録である「1st音楽映像作品から連続3部門同時1位」を4作に伸ばしている。
またデビュー年から女性アイドルとしては当時異例だったロックフェスにも頻繁に招待された。「アイドルは好きではないけれど、欅坂46なら見てみたい」という観衆も多く、日本主要フェスのメインステージ収容キャパである6万人に対し、入場規制がかかるほどだった。
ベストアルバムの収録曲に俄然注目集まる
前述の10月7日に発売されるベストアルバムは、欅坂46として17年に発売された1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」に続く、2枚目にしてラストアルバムとなる。
全タイプで計44曲がCDに、未公開だったライブ映像をまとめた特典映像も初回仕様限定盤付属のBlu-rayに収録されることになった。
タイトル、収録内容等の詳細は後日発表とされているが、これまで発売されたCDに未収録の楽曲が今回のベストアルバムに収録されるかがファンの注目を集めている。
欅坂46出演のCMソングで使用された「砂塵」、「10月のプールに飛び込んだ」、欅坂46名義で配信した平手友梨奈(19、今年1月脱退)最後のソロ曲「角を曲がる」、長濱ねる(21、昨年7月卒業)が卒業イベントでのみ生歌唱した「立ち止まる手前で」。他にも幻となった(デジタルの配信シングルではなく)9th“CD”シングル候補だったものなど未発表音源もあるはずだ。それらを欅坂46集大成として手元に残るベストアルバムで収録して欲しい(先月発売となった欅坂46としてのラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」もCDではなく配信限定シングルだったが、ベストアルバムの宣材画像に同曲ジャケット写真が入っているので、こちらはおそらく収録されるだろう)。
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