イライラしたらどうすればよい?対処法&避けるべきNG行動

コクハク編集部
更新日:2020-11-10 06:00
投稿日:2020-11-10 06:00
 人間関係や職場環境、家庭内問題など、日常生活の中でイライラしてしまう原因は人それぞれ。上手に感情をコントロールすることができず、悩んでいる人も多いでしょう。そこで今回は、イライラしてしまった時の5つの対処法と、絶対に避けるべきNG行動をご紹介します。自分のイライラと上手に付き合って、ストレスのない充実した日々を送りましょう♪

イライラした時の5つの対処法

 イライラは何の前触れもなく、急に湧き上がってくる感情。このような感情をどう対処したらよいのかわからず、悩んだ経験がある人も多いはず。まずはじめに、イライラしてしまった時の5つの対処法を見ていきましょう。ぜひ、自分にできることから始めてみてくださいね。

1. 自分に合ったリラックス方法を見つける

 忙しい毎日を送っているとどうしても心に余裕がなくなってしまい、些細なことでもイライラしてしまいがち。これを我慢するとストレスが溜まり、さらにイライラが増幅されてしまうこともありますよね。

 ストレスはできるだけ蓄積しないように、「その日のイライラはその日のうち」に解決することが肝心。そのために、お風呂上がりにゆっくりストレッチをしたり、お気に入りのハーブティーを飲んだりと、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。あなたが大好きだと思うことに時間を使うことで、きっとイライラも上手に消化できるはずですよ。

【あわせて読みたい】おうちで楽しくストレス発散!おすすめ気分転換アイデア4つ

2. 人には人、自分には自分のルールがあることを理解する

 自分のルールや価値観というのは、なかなか変えることができないものです。しかし、当たり前ですが、ほかの人は自分と意外と違う意見を持っているもの。このことを忘れてしまうと、つい自分の意見に賛同してもらえなかった時や否定された時に、イライラしてしまうのです。

 大切なのは、相手の意見を尊重して「理解しよう」と思うことです。人と自分の意見は違うと思えるようになれば、自然とイライラしなくなりますよ。

3. 自分がどんな時にイライラするのかを把握する

 自分がどんな時に、何に対してイライラしやすいのかを把握することも、大事な対処法のひとつ。事前にわかれば、上手く回避することもできるでしょう。

 ただし、忙しい時にイライラする原因を追及するとストレスに感じる場合もあるため、時間に余裕のある時にメモなどに書き出してみると良いでしょう。

4. 信頼できる友人に愚痴を聞いてもらう

 イライラは、一人で悩んでいてもなかなか解決できません。どうしてもイライラを解消できない時は、信頼できる友人に愚痴を聞いてもらうのも一案です。

 誰かに対してイライラしている場合は、たとえ解決しないとしても話を聞いてもらえるだけでスッキリするでしょう。

5. 自立神経を整えて自分をコントロールする

 イライラが続くと自律神経に影響して、体の中のさまざまな部分に不調をもたらすと言われています。「イライラは精神的なもの」と考えている人も多いと思いますが、心因性ストレスは長引くと体の不調につながることもあるのです。

 そうならないためにも、規則正しい生活や質の良い睡眠、栄養バランスの良い食生活で、普段から自立神経を整えておくことも、イライラしないポイントでしょう。

イライラした時に絶対に避けるべき4つのNG行動

「ストレス解消」という言葉を良く耳にしますが、方法を間違えてしまうと逆効果になってしまうこともあります。続いては、イライラした時に絶対に避けるべきNG行動を見ていきましょう。

1. 自分を責める

 イライラしていると、「こんなことでイライラしている自分はダメな人間だなぁ……」と自分を責めてしまうことがあります。

 しかし、自分を責めても何も解決しません。かえって精神的に不安定になってしまい、イライラを解消するどころか逆効果に。自分を責めてしまいそうになったら、まずは考えることをやめて気分転換をすることに専念しましょう。

2. 人や物に八つ当たりする

 いくらイライラしたとしても、周囲の人に強い口調で文句を言ったり、物に八つ当たりするのは絶対にやめましょう。

 周囲との関係性も悪くなり、あなた自身の信用度も下がってしまう可能性があるので要注意です。感情が爆発しそうになったら、まずその場から離れ、深呼吸をして冷静になりましょう。

3. 暴飲暴食する

 ストレスが溜まりすぎるとお酒を飲んだり、好きな物を好きなだけ食べたくなってしまいがちですが、結果的に何の解決にもなりません。

 翌日、胃もたれや二日酔いで気分が悪くなってしまうなど、健康面から見ても良くないため、暴飲暴食以外のストレス解消法を見つけておくことが大切です。

4. イライラする原因の人と話し合いをする

 物事に対しての考え方は人それぞれ。ルールや価値観があるため、残念ながら絶対に共感し合えない人間も存在します。しかし、「話せばわかるかも?」と、無理にイライラの原因を作っている相手と話し合うのはNG。合わない相手とは、ある程度の距離を持って接するのもトラブルを回避するポイントでしょう。

イライラの対処法をマスターしてストレスフリーの毎日を♡

 イライラする気持ちは、思わぬ瞬間に前触れもなくやってきます。イライラすることに悩んだり、自己嫌悪になって自分を責めたりしてしまう人もいると思いますが、解決するためには、自分を責めないことが一番大切。

 忙しい毎日の中、ついイライラしてしまう時もあるかもしれませんが、できることなら笑顔でハッピーに過ごしたいですよね。イライラの対処法をしっかりマスターして、ストレスフリーの充実した毎日を送ってくださいね♡

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


「ぴかるです」と言うたび笑われた…偏見だらけの社会でも“自分の名前”で生きる。22歳大学生の決意
 キラキラネーム、シワシワネームなど年代によって“名前”の傾向が異なります。名前が“社会的ラベル”になる現代では、名前を...
「プレゼント渡さないで」って知らんがな!ママ友クリスマスでの最悪エピ4つ。ミスるとぼっち確定?
 クリスマスまであと一カ月。これからママ友とクリスマスイベントをする予定がある方は、トラブル回避のために必見! 今回は、...
美少年から国宝級“にゃんたま”まで!もふもふ9連発は「可愛い奇跡」がいっぱい♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年10月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずか...
神様ありがとう…!ふわふわ“にゃんたま”が可愛すぎて感謝するレベル。猫は人類を癒す
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第107回「復活のアフロ!」
【連載第107回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「橋(キョウ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「誰よりも頑張っていた」に号泣…心に響いた恩師の言葉4つ。叱咤も温かい言葉も忘れない
 学生だったあの日も、遥か昔…。アラサー・アラフォーになると思い出は徐々に薄れていきますよね。でも、心に響いた温かい言葉...
可愛すぎやろ! 母のLINEに“キュン”連発♡ トーク画面はメモ帳じゃないってば
 自分を育ててくれたお母さんを「すごい」「敵わない!」と、尊敬している人も多いでしょう。でもたまに見られる可愛い姿にクス...
それ、実は「マネハラ」です。身近にある“お金”のハラスメント。飲み会への強制、プレゼント代徴収もアウト!?
 お金にまつわるあらゆるハラスメントを指す「マネーハラスメント=マネハラ」をご存じですか? 実は身近なところで遭遇する機...
「お受験したい」6歳娘の言葉にアタフタ。“公立で十分”は親の勝手な思い込みですか?
 それは、現・小学1年生である我が娘・ミオリ(みーちゃん)が保育園年長の夏であった。彼女は突然、母である私にたずねてきた...
エモすぎ注意!平成女児グッズ、何が好きだった?シール帳にロケット鉛筆…あの頃の思い出エピ【流行語大賞ノミネート】
 2025年の新語・流行語にノミネートされた「平成女児」というキーワード。平成時代に女児だった人たちがが大好きだった文化...
神聖なる“にゃんたま”様、願いを叶えて…!「世界中のネコ様が幸福でありますように」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
それ“和牛”違いですよ! コントのような「おばさん」二人の会話に更年期の私が救われたわけ
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
失敗ばかりの「ミモザの鉢植え」、成功の秘訣は“マニュアル外”の育て方にあり? 4年目で気づいたコツ
 晩秋の風がひんやりと肌を撫でるころ、ワタクシの中でそわそわし始める植物がございます。それはずばり、ミモザちゃん。 ...
一生ついて行きます! 職場にいた“理想の女上司”エピソード集「とにかく帰っていい」の言葉に泣いた…
 あなたにとって「理想的な女上司」とはどんな人物ですか? 漠然としたイメージ、あるいは具体的な条件などはあるでしょうか。...
LINEの誤爆で思い出す、中学時代の“ある事件”。女子同士の「手紙回し」にあった残酷な一面
 あの頃の手紙は、今のSNSより不器用で、でもずっと真剣だった。速さに追われる時代に、言葉を選ぶ“間”の大切さを思い出さ...